プラティの餌の頻度や量はどの位?餌の種類など餌について紹介!

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プラティは飼育が容易で初心者にも人気の観賞魚ですが、餌の与え方を間違えると体調不良や水質悪化を招きます。

本記事では「プラティにどのくらいの餌の量を与えればよいか」「1日の頻度は何回がベストか」「おすすめの餌は何か」について解説し、さらに水草を食べるかどうかも紹介します。

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目次

プラティの餌の頻度と量

プラティの餌の与え方

プラティの餌の頻度は1日1回~2回、決まった時間に与えましょう。

2回与える際は朝と夜、時間を空けて与えます。

プラティの餌の量は5分間で食べきれる量を与えましょう。

量は少ないかな、位が丁度良いです。

魚が肥満になるという話はあまり聞きませんが、魚も食べ過ぎは良くありません。

便秘や消化不良、様々な病気の原因になります。

餌をやった翌日のフンを確認!

健康なプラティは餌を食べた翌日にフンをします。

フンが出ていなかったりいつもと違うフンをしていたら、1週間ほど絶食をしてから餌やりを再開させましょう。

再開させる際は与えていた量よりも少なく与えます。

消化不良を起こしたまま餌を与え続けると、そこから病気につながりますので、プラティの様子を見ながら餌を与えてください。

餌の与え過ぎはNG

餌の与え過ぎはプラティの体だけではなく、水槽にも良くありません。

食べきれなかった餌は食べ残しとして水槽に残り、汚れとして蓄積されていきます。

毎日食べきれない量を与えてしまうと水がどんどん汚れ、プラティの不調や病気につながります。

人間と違い魚は水の中で暮らしています。水は私たちの吸っている空気と同じようなものと考えてください。

その為食べ残しをなるべく出さず、水を汚さないように餌の量は少なめで良いのです。

ただ極端に少ないのも良くありません。日頃プラティの様子を観察してみて、明らかに痩せてしまっている場合は餌の量を見直しましょう。

痩せている魚はお腹の部分を見てみると判断しやすいです。

わかりやすくお腹がへこんでいたら餌が不足しているサインなので、少量から餌を増やして与えてみましょう。


プラティの稚魚の餌について

ヨークサックを持たずに孵化する

稚魚の孵化と言えばヨークサックを保持して生まれることが多いのですが、プラティの場合は少し事情が異なります。

ヨークサックとは、魚や両生類の卵にある「栄養袋」のことで、卵黄が詰まった袋を指します。ふ化したばかりの稚魚はまだ餌を食べられないため、このヨークサックに蓄えられた栄養を吸収しながら成長します。ヨークサックがある間は泳ぎも未熟で、自力で餌を探すことはできません。数日かけて栄養を使い切り、袋がなくなると外部からの餌が必要となります。

プラティは卵胎生メダカ(グッピーやモーリーと同じ仲間)なので、卵からふ化してヨークサックを抱えたまま生まれるわけではありません

卵胎生魚の場合、卵は親の体内で育ち、孵化した稚魚がそのまま母体から泳ぎ出てきます。

つまり、孵化直後にヨークサックを抱えている段階は体内で済ませており、水槽に出てきたときにはすでにヨークサックを吸収し終えて、自力で餌を食べられる状態になっています。

したがって、プラティの稚魚は産まれたその日から人工餌の粉末やブラインシュリンプを食べることが可能です。

稚魚の餌の種類

プラティは卵胎生メダカの仲間なので、産まれた瞬間から自力で泳ぎ、すぐに餌を食べられるようになります。

稚魚に最も適しているのはブラインシュリンプ(孵化させたアルテミア)で、栄養価が高く消化もしやすいため成長が早くなります。

他にも市販の「稚魚用パウダータイプの人工餌」や「すり潰したフレークフード」も利用できます。

植物性の成分を含む餌を混ぜてあげると、消化の負担を減らしつつバランス良く育てられます。

稚魚の餌の量

稚魚はまだ胃袋が小さく、一度に多くを食べられません。

そのため、成魚のように「5分間で食べきれる量」を基準にするのではなく、一口で食べられる大きさの餌を少量ずつ与えるのが基本です。

食べ残しは水質悪化につながるので、与えすぎないよう注意が必要です。

稚魚の餌の頻度

成魚は1日1〜2回で十分ですが、稚魚は成長のために代謝が活発なので1日3〜5回の少量給餌が理想です。

例えば朝・昼・夕方・夜に分けて与えると、空腹で弱ってしまうことを防げます。

仕事や学校で回数を確保できない場合は、朝と夕方に必ず与え、可能であれば自動給餌器を使うと安心です。

プラティの餌を与えるタイミングの工夫

餌の頻度や量を守ることは大切ですが、与える“タイミング”を工夫するとさらに健康維持につながります。

例えば、照明を点けてから30分ほど経ったあとに餌を与えると、プラティの体が活動モードになっていて消化がスムーズです。

逆に夜遅く消灯直前に与えてしまうと、寝ている間に消化が滞りやすく、水質悪化の原因にもなります。

また、水換えの直後は環境の変化で食欲が落ちることもあるため、様子を見ながら通常より少なめに与えると安心です。

こうしたちょっとした工夫で、プラティの健康を長く守ることができます。

プラティの餌の種類のおすすめは?

プラティは雑食性で何でも食べます。

人口餌がメインになると思いますが、その際プラティが食べやすい浮遊性で粒状の餌が良いでしょう。

金魚やグッピーの餌と同じ形ですね。

他の餌でももちろん食べてくれますが、食べづらい分水槽内にバラバラになってしまいます。

プレコ用の沈下性タブレット餌がそうですね。

プレコの場合はもちろん良いのですが、プラティの場合つついて溶けてボロボロになって水を汚します。

その為おすすめは粒の餌。

プラティが1口で食べてくれるのであまり水を汚しません。

ブラインシュリンプなどのプランクトンももちろん食べてくれます。

プラティの稚魚の場合は是非ブラインシュリンプで育ててあげるのがおすすめです。

プラティは水草を食べる?

プラティは水草も食べます。

雑食性のプラティは植物性の餌も好み、生えたての苔なども食べることがあります。

(エビやコリドラスの様な除去効果は期待できませんが)

やわらかい水草や新芽などを食べますが、きちんと餌を与えていれば食害まではいかないので大丈夫です。

おやつ程度に水槽に水草を入れておくとよいですね。

食べられたくないという方は固い水草を入れて置けば食べられません。

まとめ

プラティの餌は「1日1~2回」「5分で食べきれる量」を意識し、人工飼料を中心にバランスよく与えるのが基本です。

水草も食べますが、しっかり餌を与えていれば大きな問題はありません。

飼育のコツは食べ残しを残さず水を清潔に保つこと。

餌やりの工夫を続けることで、元気なプラティの姿を長く楽しめます。他の記事では病気予防や混泳のコツも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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