ボールパイソンとは、ニシキヘビの一種です。
ニシキヘビと聞くと、「毒がある蛇なのでは…?」なんて思っちゃいませんか?
ボールパイソンって危険なヘビなんじゃ…?
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
そんな事はありません!怖がらなくても大丈夫!
実は、ボールパイソンには、毒がありません。
初心者でも飼いやすいヘビの一種なので、初めてのペットにお迎えする人も多いくらい人気がある種類なんです!!
でも、毒性はなくてもやっぱり怖い!
他の蛇とどう違うの?
ということで、ボールパイソンの危険性・注意すべき点についてお話します。
ボールパイソンに毒性はあるの?危険性について
*意外?!野生のニシキヘビは日本に住んでいません
実は、ボールパイソンは日本では野生で見かけることができない種類の蛇なんです。
ペットで飼育している場合を除くと、動物園に行かないと見れないくらいで、意外と見かけることがないんですね。
そういう意味では、突然危険にさらされる心配がないので、必要以上にボールパイソンを怖がる必要は全然ありません。
*ニシキヘビにも色々!思ってたより小さい個体
写真で見ると太めの体格で大きく見えるかと思いますが、実はその全長、大きくても180㎝くらいにしかならないのです!
2メートル以下です。
しかも、ペットとして飼っている個体は大きくなりにくいらしく、120㎝くらいにしかならない子も多いのだとか!
さらに、ボールパイソンはその名の由来通り、ボールのように丸っこくなって過ごすので
実際の長さよりも全然小さく見えると思います。
くるくるの状態だと30㎝強くらいでしょうか。
体重が4キロくらいになるので、ちょいとずっしり来るかもしれませんがハンドリングができる大きさなので、手(腕)の上で丸くなってくれる姿はなかなかかわいらしい所があります。
ニシキヘビだから大きいよね?人間も食べちゃうのでは?蛇に怖いイメージがあるとついついそう思っちゃうかもしれません。
パイソンという言葉のイメージから、映画で見るようなすごい大蛇を想像するかもしれませんが、それは勘違い!
パイソンの日本語訳がニシキヘビというだけで、大蛇ではありません。
因みに私は漫画ワンピースに出てきた技名の中にパイソンを大蛇と意訳しているのを見て最初勘違いしてました(笑)
ということでボールパイソンは
・大きすぎず小さすぎない大きさの
・ペット飼育が主流の個体
です。
ボールパイソンに接する際の注意点について
*小柄な方とはいえヘビは蛇。噛まれると痛い。
先述の通り、人を食べられるような大きさでは全然ありませんが噛みつく可能性はあります。
ボールパイソンは比較的おとなしく、わりかし鈍くさい方の種類なのであまり心配はいりませんが、唯一ご飯の時だけは要注意です。
勢いあまって餌を通り越して手に来てしまったりエサと手を勘違いしてしまって、手を餌だと思ってガブリといかれてしまう事があります。
蛇は基本的に目が悪いので、舌をちろちろして温度を感知しエサを認識します。
温度があって、動くものを追います。
なので、食べさせたいエサは温かくして近づけてちょこちょこ動かすと食いついてくれるんですが、温度があって動くもの。そう。人の手もそうなのです。
腹ペコの蛇に不必要に手を近づけてチョロチョロ動かしてると、美味しそうなご飯だと思われて食いついちゃいます。
ぎゅっと巻き付かれると、力が強いのでなかなか剥がしにくいと思われます。
美味しそうな顔をしているので大変名残惜しい所ではありますが、人間的には血塗れ大惨事になっちゃいますので、熱い抱擁にドキッとしたくなっても手は与えないように気を付けてください(笑)
ご飯をあげる時は長いピンセットを使うようにして、ハンドリングは蛇が腹ペコじゃないときにしましょう。
よほどの事がなければあんまり噛まれる事はありません。
ボールパイソンは、わりと長生き
寿命、どのくらいだと思いますか?
犬猫で15年前後。
コーンスネークやほかの飼育下爬虫類でも比較的そのくらいの子が多いですがなんとボールパイソン、20年以上になることも珍しくありません。
とっても長生きなのです。ペットと少しでも長く一緒にいたい人!ボールパイソンがオススメです(笑)
同時に、長く一緒にいられる人じゃないと飼えないので、買う前によく考えないとならないですね。
気を付けましょう。
ボールパイソンの毒性は?蛇の魅力と注意点【まとめ】
ということで、今回はボールパイソンの毒性と危険性、注意点についてのお話でした。
飼育可能なペットとして比較的メジャーな種類なので、毒性なし・危険性低・長く飼えてハンドリングもできて可愛い!!という大変魅力的なボールパイソンちゃんですが、噛まれると痛いので餌をあげる時は要注意です。
蛇に限らずどんな動物でもそうですが、ちゃんと最後までお世話ができるかどうかはよく考えてから飼いましょうね!