グリーンイグアナの飼育方法!大きさや寿命・適切な温度とエサについて解説!

スポンサーリンク

グリーンイグアナは、その美しい緑色の体と穏やかな性格から、エキゾチックなペットとして人気を集めています。

しかし、その飼育には特有の知識と準備が必要です。

本記事では、グリーンイグアナの基本的な性格や飼育方法、寿命を延ばすためのケア方法、さらに飼育にかかる費用まで、幅広く解説します。

初めて飼育を検討している方から、既に飼育中の方まで、すべての愛好家に役立つ情報をお届けします。

グリーンイグアナと豊かな暮らしを楽しむためのヒントを、ぜひ参考にしてください!

スポンサーリンク


目次

グリーンイグアナの飼育は難しい?

グリーンイグアナの飼育方法は、基本的に昼行性爬虫類と変わりはありません。

しかし、アダルト個体になると180~200㎝まで成長するため、放し飼いを考慮する必要がでてきます。

グリーンイグアナのような大型の爬虫類を飼育する場合には環境を整える費用もそれなりに上がります。

そのため「飼育は難しい?」という疑問を持たれている方を良く見かけますが、結論から言えばなかなか簡単に飼育が出来る爬虫類ではありません。

グリーンイグアナの魅力と飼育を始める前に知っておきたいこと

グリーンイグアナとはどんな生き物か?その特徴と魅力

グリーンイグアナは、鮮やかな緑色の体と堂々とした姿が特徴の大型爬虫類です。

南米から中米の熱帯雨林を原産地とし、自然界では樹上で生活することが多い生き物です。

そのため、長い尾や力強い足を持ち、木の枝をしっかり掴む力や最大で全長2メートル近くに成長することもあり、その迫力ある見た目から「リビングの王様」としても親しまれています。

一方で、性格は穏やかで、環境に慣れると飼い主にも愛着を示すことがあります。

この特徴と美しさが、ペットとしての人気を高めています。

さらに、飼育環境が整っていれば比較的長寿であり、10年以上飼育することが可能です。

グリーンイグアナは、飼育者に対して観察や学びの機会を提供する、魅力的なエキゾチックペットと言えるでしょう。

飼育初心者が感じる不安と課題を解消する方法

グリーンイグアナを飼育する際、初心者が抱える主な不安は、

  • 適切な環境を用意できるか
  • 寿命や健康を維持できるか
  • 費用がどのくらいかかるのか

の3点です。

しかし、これらの課題は事前に十分な知識を身につけ、適切な準備をすることで解消できます。

例えば、飼育環境に関しては、専用の大型ケージを準備し、温度や湿度を適切に管理することが重要です。

また、食事の面では、新鮮な野菜や果物を中心としたバランスの良いメニューを提供することで健康を維持できます。

費用についての不安には、初期費用とランニングコストを分けて考えると良いでしょう。

最初の設備投資はやや高額になるものの、継続的なケアにかかる費用は比較的安定しています。

さらに、飼育に関する具体的な疑問が出た場合は、専門書や信頼できるオンライン情報を活用したり、爬虫類専門のショップや獣医に相談することがおすすめです。

事前の準備と学びが、安心してグリーンイグアナの飼育を始める鍵となります。

グリーンイグアナの飼育方法!

それではグリーンイグアナの飼育方法についてご説明していきます。

飼育ケージ

べビーのころには手に乗るサイズのグリーンイグアナですが、成長が早く1年ほどで全長60㎝までに成長し、最大で180㎝~2m程度になります。

60㎝になるまでは幅60~120㎝の爬虫類用ケージや水槽で対応することが出来なくはないですが、その都度買い替えるとコストが増しますし、イグアナは立体活動をするので高さも必要です。

そのため、初めから花屋さんなどに置いてあるようなガラス温室を用意してあげると良いと思います。

ガラス温室のサイズが幅1.2m×高さ1.5m×奥行0.40m程度であれば、全長が1m程度までは飼育が可能になります。

1mを超えるとガラス温室でも狭く感じるため、それ以上の大きさのケージを用意する必要がありますが、最終的には室内での放し飼いが理想と言われています。

温度管理

グリーンイグアナは変温動物なので自分の体温を自分で管理することができません。

そのため、低温には弱く、飼育する際には温度管理がマストになります。

放し飼いをする場合でも、ガラス温室を用意する場合でも、温度は日中28℃~35℃、夜間は25~28℃程度に設定します。

グリーンイグアナは温度の高い場所で体を暖めて消化を促すため、室内またはガラス温室内40℃程度のバスキングスポットを設置する必要があります。

これを1年中キープしなければならないため、放し飼いをする場合はエアコン管理が必須になります。

ガラス温室を使用する場合も、冬場にケージ内の温度が28℃まで上がらない場合はエアコンで管理する必要が出てきます。

バスキングスポットは、自然界でも他の生き物よりも高い目線の所を好む習性があります。

そのため、ガラス温室内の一番高い場所か、放し飼いの場合だと棚の上などに上がれるようにスロープなどを付けてあげて、高い場所にバスキングスポットを作ってあげるとグリーンイグアナが安心して体を暖めることが出来ます。

このとき、バスキングスポットの電球に個体が手の届く距離になる場合は、電球にヤケド防止の網を付けてあげたほうが良いでしょう。

湿度管理

湿度は50〜70%を目指し、乾燥を防ぐために定期的なミストや水皿の設置がおすすめです。

湿度が不足すると、皮膚トラブルや脱皮不全の原因となるため、デジタル湿度計を使って管理しましょう。

紫外線照射

昼行性の爬虫類は紫外線を浴びることで骨を作っていくため、グリーンイグアナの飼育には紫外線ライトが必須になります。

そのため、必ずバスキングスポットやケージ内に紫外線ライトを設置しましょう。

グリーンイグアナには紫外線の波長が300nmが必須ですので、1つで足りない場合は2つ以上設置するようにしましょう。

天気が良い日は外で日光浴をさせる必要もあると思います。

日光浴をさせる場合は脱走は絶対に禁忌ですので、確実に脱走できないケージやサークルを使うか、グリーンイグアナ用のリードを使用すると良いと思います。

環境設備

グリーンイグアナをガラス温室で飼育すると言っても、運動量の問題やガラス温室の手狭さなどの問題が出てくるため、室内に放す時間が必要になります。

グリーンイグアナは基本的に樹上生活をするので室内に設置している棚やテレビ台、カウンターなどにはどうしても上がりたがります。

室内の棚などになにか物を置いているとグリーンイグアナは「物を避けて進む」という考えはないので、避けずにガンガン進んでいきます

物が落下すると人にとっても危ないですし、イグアナが引っかかってしまって個体のケガにも繋がりますので、なるべく棚の上に物を置かないようにしましょう。

食事

グリーンイグアナは草食になります。

小松菜やチンゲン菜など葉物野菜を中心に、イグアナフードも混ぜながらバランス良く与えるようにしましょう。

また、グリーンイグアナは食事の彩りが良いと食いつきが良くなります。

そのため、外皮をとったカボチャやニンジンを混ぜて与えると良いと思います。

基本的には食事から水分を摂取しますが、水を経口摂取することもあります。そのため、水入れを用意してあげる必要があります。

参考になるyoutuberさんの動画があったので共有します。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次