ミドリガメを外で飼うリスクやデメリット!室内飼育の方が良い?
また、デメリットとしても鑑賞に不向き、電源の確保がしづらい、こまめな水替えが必要というデメリットがあります。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
そのため、ミドリガメを飼育する際には室内飼育の方が良いかと思います。
ここでは、ミドリガメを外で飼うメリット・リスク・デメリット、室内飼育のメリット・デメリットをまとめています。
ぜひとも参考にされてみてください。
Contents
ミドリガメを外で飼うリスクやデメリットは?
ミドリガメを飼う場所は、屋内・屋外どちらでもよいとされていますが、ミドリガメを外で飼うには、当然リスクやデメリットがあります。
*ミドリガメを外で飼うリスク
・急な温度変化に対応が出来ない
・夏は熱中症、冬は凍死するリスクがある
・カラスや猫に襲われてしまう可能性が高い
*ミドリガメを外で飼うデメリット
・電源の確保がしづらい
・電源の確保が出来ない場合、こまめな水替えが必要
ミドリガメを冬眠させないのであれば、冬の間の保温器具が必要になりますので、外で飼っていると電源を確保しづらく、保温を行いにくいです。
また、雨風や紫外線にさらされるため、水槽の劣化も早く、急な気候の変化に対応することができません。
また、外にはミドリガメの天敵であるカラスや猫がいるため、体の小さな幼体などは注意が必要です。
ミドリガメを外で飼うメリットは?
それではミドリガメを外で飼育するメリットをご説明します。
・紫外線ランプを用意しなくてもいい
・水漏れなどのトラブル被害が少ない
・排水溝などが近くにあれば水替えが楽
ミドリガメを外で飼育するメリットは、何より紫外線の用意や日照時間のコントロールが必要ないことです。
コストや手間の削減になりますね。
紫外線ランプを使うより、自然光を使っての日光浴のほうが紫外線を効率的に吸収させてあげることができます。
また、ミドリガメを冬眠させたい場合、自然と冬眠の準備に入ることができ、失敗が少なくなります。
ミドリガメを室内飼育するメリット・デメリットは?
それでは、室内でミドリガメを飼育するメリットとデメリットをご説明します。
*ミドリガメを室内で飼育するメリット
・室内で様子を鑑賞、観察することが出来る
・気候変化も少なく対応しやすいためミドリガメに快適な環境を作れる
・天敵を気にしなくても良い
*ミドリガメを室内で飼育するデメリット
・冬眠させないなら保温器具一式が必要
・ニオイがこもる
ミドリガメの室内飼育のメリットは、温度にしても天敵にしても心配なく飼育することが出来るということです。
その点もあり、幼体も安心して飼うことができます。
保温器具や扇風機、エアコンを使えばミドリガメにとって1番最適な環境を維持してあげることができます。
筆者は、以上の点もあってミドリガメの飼育は室内でしたほうが良いと思っています。
ミドリガメを屋外で飼うのに最適な場所は?
ミドリガメを屋外で飼育する場合、どのような場所が適しているのでしょうか?
ミドリガメの屋外飼育には、以下のような場所が適しているといわれています。
*床面が水平な場所
床面が水平でないと、ミドリガメのストレスになります。また、水槽が滑落や転倒してしまう恐れがあります。
さらに、水槽を水平でない所に設置してしまうと、水槽の床面に圧力が均等にかからないたえ、一か所に負荷がかかり、破損してしまう場合があります。
特に、ガラス水槽や空くリス水槽だと、水槽が歪みやすく破損や水漏れの原因になります。
*水槽の重さに耐えられる安定した場所
こちらも水平な場所を選び理由と同じく、トラブルの原因になってしまいます。
水槽を設置するときには、水や器具が入って重くなることを考慮しておきましょう。
*直射日光があまり当たらない場所
直射日光が長時間当たる場所であると、水槽の劣化が早まってしまったり、苔やぬめりが出やすくなってしまいます。
また、夏場には高温になるため、ミドリガメが熱中症になってしまうので注意しましょう。
*電源がある場所
ミドリガメの飼育には、
・フィルター
・ヒーター
・扇風機
・エアポンプ
など様々な器具が必要になってくるため、電源が近くにある場所の方が便利です。
その際には、水はねによる電源の劣化や漏電、ショートには十分に気を付けましょう。
実際にアクアリウムをしていた方の水槽から少しずつ延長コードに水がかかり劣化し、火事になったというツイートを見たことがあります。
簡単な水はね防止カバーを使ったり、水漏れがしていないかどうかを確認するようにしましょう。
*高所には置かない
高所に置くと、屋外でも室内でも地震などに対応することが出来ません。
もしどうしても高所に置かないといけない場合は、耐震対策をしっかりとしておきましょう。
ミドリガメを外で飼うリスクやデメリットは?【まとめ】
どちらの飼育方法にもメリットとデメリットはあります。
飼い主にも事情があるかと思うので、飼い主の良い方を選ぶと良いと思いますが、どちらにせよミドリガメにとって良い環境を作ってあげることが必要になります。
特に、真夏の熱中症対策と、真冬に冬眠をしない場合の保温対策をしてあげるようにしましょう。
また、外で飼う場合には天敵と温度の対策はしっかりとするようにしましょう。
両者ともにミドリガメにとっては死活問題になります。蓋で密封をすると温度や酸素の関係上よろしくないので、目の細かい網などで蓋をしてあげるようにしましょう。