チンアナゴの餌は何がおすすめ?頻度・与え方・食べない時の対処法も解説!

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砂から顔を出すユニークな姿で人気のチンアナゴ。

実は家庭でも飼育できますが、健康に育てるには餌の選び方や与え方が重要です。

この記事ではおすすめの餌や与える頻度、効率的に食べさせる方法、食べない時の原因と対処法まで詳しく紹介します。

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目次

チンアナゴの餌は動物プランクトン

チンアナゴは動物プランクトンを食べます。

イメージはミジンコです。

実際でいうと動物プランクトンと一言でいっても無数に種類いるのですが大まかなイメージはそれくらいで大丈夫です。

実際に飼育で与えるとなるともちろん動物プランクトンを準備する必要があります。

これは観賞魚用に市販で冷凍された動物プランクトンが販売されているので、それを使うとよいです。

冷凍ブラインシュリンプとか冷凍ホワイトシュリンプと検索かければ販売しているメーカーさんも表示されます。

飼育しているチンアナゴの数にもより使い勝手が変わりますが、カミハタさんから出ている冷凍プランクトンシリーズは安定した品質でおすすめです。

動物性プランクトン以外の代替・補助餌

チンアナゴは本来、動物性プランクトンを主食としますが、飼育下ではそれ以外の餌も補助的に与えることができます。

工夫次第で栄養バランスを整えられ、餌のバリエーションが広がります。

  1. 人工飼料(細かい粒タイプ)
    海水魚用の極小ペレットやパウダータイプの餌は、スポイトで水流に乗せると食べる場合があります。
    冷凍プランクトンに比べると保存性が高く、水質悪化もしにくいのが利点。
    最初は警戒して食べないことが多いので、冷凍プランクトンに混ぜて慣らす方法が有効。

  2. 液状タイプのサンゴ用餌(マリンスノー系)
    サンゴや小型魚向けに販売されている液状フードには、微細な栄養粒子が多く含まれます。
    粒径が非常に細かく、チンアナゴの摂食スタイルに合いやすい。
    あくまで補助餌として使用し、メインは動物性プランクトンにするのがおすすめ。

  3. 細かく刻んだ冷凍魚介類
    オキアミ、イカ、エビなどを解凍後に細かく刻み、スポイトで与える方法。
    食べ残しやすいので量は控えめに。
    栄養バランスは良いが、水質悪化しやすいのが難点

チンアナゴの餌の頻度は3回以上与えるのがおすすめ!

チンアナゴは1日に3回~4回くらい餌を与えるのがおすすめです。

というのもチンアナゴって基本的には砂でにょきにょきでるあの生活スタイルを形成したら、そんなに長距離の移動はせず、潮の流れに乗ってくる動物プランクトンを食べるという生活をおくります。

つまり狩猟型というより、定期的に来る餌をベルトコンベア方式で受け身に食べている生活を送っているということになります

チンアナゴも一応、肉食動物ではありますが、ここはわかりやすくライオンと比較します。

ライオンはチャンスがやってきて、かつそのチャンスをつかめる自分の腕がない限り餌にはありつけません。

そのため獲物を捕らえれば、遠慮せずがっつり食べるスタイルです。

そしてまた飢えを耐えながら次のチャンスを伺うわけです。

しかしチンアナゴの場合は違います。

というのも、環境さえ安定していれば、彼らの場合、餌の動物プランクトンは定期的に潮の流れに乗って運ばれてきて安定して食べられるからです。

そのため一回の食事量はそんなに多い必要は無いけど、1日に複数回食べる生活の方が彼らの生活スタイルにはあっています。

私は朝昼夕と電気を消す前の夜の時間帯の計4回与えていました。

チンアナゴの餌の与え方と工夫

チンアナゴは砂から体をほとんど出さないため、動き回る魚のように餌を追いかけてくれません。

水槽全体に餌をばらまくと、一部はフィルターに吸い込まれたり、底に沈んで無駄になってしまいます。

そのため、冷凍プランクトンを解凍してスポイトやターゲットフィーダーを使い、チンアナゴの口元付近にゆっくり流すのが効果的です。

強く水流を当てると砂に潜ってしまうことがあるので、やさしく水流に乗せて運ぶのがポイントです。

また、夜間に活発になる個体もいるため、照明を落とした薄暗い状態で与えると食いつきが良くなる場合があります。

数回の給餌を少量ずつ行うことで、全ての個体が平等に餌を食べられる環境を作れます。

チンアナゴが餌を食べないときってある?

病気

チンアナゴが餌を食べなくなることはあります。まず一つが病気です。

寄生虫などに攻撃されてテンションが下がったチンアナゴはエサを食べなくなることがあります。

症状としてはエサが目の前に来てもボーっとしていて無反応だったり、体表が荒れて変色するような症状がでたりとかです。

この場合は寄生虫の種類を調べて適した薬を入れていく必要があります。

他の魚が怖い

あと他の理由で餌を食べないといわれると、チンアナゴと別の種類の魚を混泳させていてその魚が怖くて穴から出たくないとかです。

ちなみにチンアナゴ同士でケンカしたり、似た種類のニシキアナゴとかもケンカしていたりすることがありますが、ケンカが理由で餌を食べなくなるということは無いです。

もちろんケンカに敗れた個体は気が弱くなり少し控えめにこそなりますが、生死に関わるほど餌を食べなくなる事態はなかったです。

チンアナゴは複数で飼うと餌やりが面白い!

チンアナゴを飼育するときは複数匹、少なくとも5匹くらいで飼育してみると餌やりに面白さがでてきます。

というのも一匹一匹の個性がでるのがエサやりの時だからです。

一匹だけで飼育していると、比較しても見られないのでそんなに個性が見えにくいです。

とにかく餌をうまいこと見つけてバクバク食べる個体、気が強い個体の陰で控えめに食べる個体など様々です。

チンアナゴを飼育するときはぜひ餌やりも楽しんでみてください。

まとめ

チンアナゴは動物プランクトンを主食とし、1日3〜4回の少量給餌が理想です。

スポイトを使い口元へ優しく流すことで無駄なく与えられます。

もし食べない場合は病気や混泳魚の影響も疑いましょう。

正しい餌選びと与え方で、元気な姿を長く楽しめます。

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