チンアナゴの天敵|海の捕食者等チンアナゴを食べる生き物はいるの?

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砂からにょきっと顔を出し、ゆらゆらと漂う姿が可愛いチンアナゴ。

そんな彼らにも天敵はいるのでしょうか?

実は自然界では、人間以外にも狙ってくる生き物が存在します。

この記事では、海の中でチンアナゴを襲う可能性のある捕食者や、彼らがどのように身を守っているのかを詳しく解説します。

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目次

本当にチンアナゴに天敵はいる?

チンアナゴはなにか怖いことやびっくりすることがあるとすぐに砂の中に潜り込んで隠れます。

水族館だと、例えば子供が水槽をどんどんと叩いたり、急に近くでのぞき込まれると砂の中にするすると入って隠れていました。

まるでモグラたたきのような動きです。

モグラはモグラたたきのような動きをしないので、チンアナゴたたきに変えて作ったほうがよっぽどいいじゃないかと思うくらいの動きです。

話がそれましたが、このような行動をとることから、実際の海では敵が現れたときは砂の中にかくれて、攻撃されないようにしているのではと考えられます。

しかし、これを書いているときに思ったのですが、これはチンアナゴ的にはある意味で“想定内の敵”で“天敵”ではないような気がします。

チンアナゴと同じ水槽に大きい魚を入れてみた結果!

チンアナゴの“敵”は大きな肉食性の魚類などと思います。

ふわっとしたニュアンスで書いたのははっきりと襲ったところを見た経験がないからです。

昔チンアナゴと同じ水槽にルックダウンという魚を入れたことがあります。

見てもらえればわかりますがチンアナゴからすればなかなかに大きい魚です。

肉食性の魚ですが、よく水中で泳ぐ魚で、普段は底にいるチンアナゴとはすみわけができるだろうと思って入れてみたのですが、チンアナゴは全く砂から顔を出さなくなりました(笑)

チンアナゴの警戒心はなかなかのもので、少しでも怖い相手がいると姿を現しません

彼らはきちんと相手を見極めていて、同じ程度のサイズ感の魚を入れたときはそんなに気にせず姿を見せていました。

チンアナゴの天敵で具体的にどんな生き物がいる?

最大の天敵は人間?

なにかあれば砂の中に隠れる、という行動を徹底しているチンアナゴにはどんな天敵がいるのか?

正直思いつくのは人間くらいです。

水族館や観賞魚業界用で海から採集されます。

はっきりと書けませんが、チンアナゴの穴に潜る修正にも対応した捕まえ方がきちんと確立されています。

実際に海でチンアナゴを狙う生き物

野生下では、チンアナゴが生息する砂地の周辺に生息する一部の捕食者が、彼らを餌として狙うことがあります。

代表的なのは以下のような生物です。

  • 大型のハタやスズキ類
    チンアナゴが砂から顔を出しているタイミングを見計らい、素早く接近して丸呑みにします。

  • ウツボ類
    細長い体で砂の中や岩陰を探るのが得意で、穴ごとチンアナゴを引きずり出すことがあります。

  • タコ類
    長い腕を砂の穴に突っ込み、逃げる前に捕まえることがあります。

  • 大型の回遊魚(カツオやマグロの仲間)
    群れで泳ぐチンアナゴを一網打尽にすることは稀ですが、開けた砂地で餌を探しているときに捕食されることがあります。

これらの捕食者はスピードや腕力、穴掘り能力を活かして、砂に潜る前にチンアナゴを捕まえます。

ただし、チンアナゴも視野が広く警戒心が強いため、捕食成功率はそれほど高くありません。

寄生虫やイルカ

あと他の天敵で強いて言うなら砂の中とか関係なく体にくっついてくる寄生虫とか、砂の中でも掘り起こせるイルカとかがもしかしたらで掘ったりしているかもしれません。


でも海で寄生虫が原因で死ぬってかなり稀な気がするし、イルカもわざわざそこまで身がないチンアナゴを狙いもしなさそうだしなぁという印象です。

なにか対チンアナゴの能力を持った捕食者がいるならぜひ具体名が知りたいです。

チンアナゴはそもそも食べることに適さない!

チンアナゴはそもそも食べることには適さない生き物です。

まず、身が細いのでそんなに食べる量がないですね。

たまーにしっかりした肉付きの体のチンアナゴがいるので、空揚げとかにしたらうまそうだなという気はしますが(笑)

でも捕まえるのは大変だし、その労力を考えると収支は赤字です。

あと毒があるでしょう。

チンアナゴはウナギの仲間に属する魚ですがウナギやアナゴには毒があります。

加熱処理すれば毒はなくなりますが、そんなことできるのは人間くらいです。

ほとんどの生き物が食べることには向いてない生き物です。

まとめ

チンアナゴは警戒心が非常に強く、天敵が近づけばすぐに砂に潜って身を守ります。

人間による採集はもちろん、大型魚やウツボ、タコなど自然界の捕食者にも狙われることがあります。

ただし、細い体で食用には向かないため、多くの生き物にとっては効率の悪い獲物です。

水族館や海で見かけたときは、ぜひ「食べる」ではなく「観察する」ことで彼らの魅力を楽しみましょう。

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