ミニチュアシュナウザーの餌の量は?1日の目安と子犬の月齢・体重別に解説

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ミニチュアシュナウザーを飼い始めると、「1日にどれくらい餌をあげればいいの?」「3ヶ月や6ヶ月では何g?」と迷うことがありますよね。

結論からいうと、ミニチュアシュナウザーの餌の量は、犬種だけで一律に○gと決めることはできません。

同じ体重でも、月齢、避妊・去勢の有無、活動量、体型などによって必要なエネルギー量が変わります。また、ドッグフードも商品によって100gあたりのカロリーが異なるためです。犬の必要エネルギー量には個体差があり、計算式から求めた数字もスタート地点として考える必要があります。

そこでこの記事では、ミニチュアシュナウザーの1日の餌の量について、3ヶ月~12ヶ月の月齢別・体重別の目安から、必要カロリーとグラム数の計算方法まで解説します。

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目次

ミニチュアシュナウザーの1日の餌の量はどれくらい?

ミニチュアシュナウザーの餌の量を考えるとき、「1日100g」など特定のグラム数だけを見るのはおすすめできません。

なぜなら、同じ100gでもドッグフードによって摂取するカロリーが違うからです。

まず確認したいのは、

  • 愛犬の現在の体重
  • 月齢・年齢
  • 避妊・去勢の有無
  • 活動量
  • 現在の体型
  • フードの給与量
  • フードのカロリー

です。

基本は、現在使用しているフードの給与量を確認し、愛犬の体重や体型の変化を見ながら調整することです。

フードの給与量はあくまで一般的な目安であり、体重とBCS(ボディ・コンディション・スコア)を確認しながら過不足を防ぐことが大切です。

餌の量はフードのパッケージも確認する

ネットで「ミニチュアシュナウザー5kgなら○g」といった情報を見つけても、その数字を別のフードにそのまま当てはめないようにしましょう。

たとえば、100gで350kcalのフードと400kcalのフードでは、同じ100gを与えても摂取カロリーが違います。

そのため、まずは購入したドッグフードのパッケージに記載されている給与量とカロリーを確認してください。

そこから愛犬の体重や体型、活動量などに合わせて調整していきます。

ミニチュアシュナウザーの餌の量【3ヶ月~12ヶ月の月齢別】

子犬の餌の量で特に迷いやすいのが、3ヶ月~6ヶ月頃ではないでしょうか。

子犬は成長のために多くのエネルギーを必要とするため、成犬と同じ基準で餌の量を決めることはできません。

健康な子犬について、一般的なエネルギー計算の出発点は4ヶ月未満で3×RER、4ヶ月以降で2×RERとされています。ただし、これはミニチュアシュナウザー専用の固定値ではなく、実際の成長や体型を見ながら調整するための目安です。

3ヶ月のミニチュアシュナウザーの餌の量

3ヶ月頃はまだ成長の途中です。

この時期は「体重○kgだから成犬と同じ○g」と考えるのではなく、子犬用フードの給与量を確認することが重要です。

同じ3ヶ月でも体重や成長速度には個体差があります。

定期的に体重を測り、痩せすぎたり太りすぎたりしていないか確認しながら与えましょう。

4ヶ月のミニチュアシュナウザーの餌の量

4ヶ月頃も身体が大きく成長する時期です。

体重が増えているからといって、以前と同じグラム数を固定して与え続けるのではなく、現在の体重と使用しているフードの給与量を定期的に確認しましょう。

また、一般的な必要エネルギーの係数も4ヶ月前後を境に変わります。

5ヶ月のミニチュアシュナウザーの餌の量

5ヶ月頃も、基本的な考え方は同じです。

現在の体重を測り、子犬用フードの給与量を確認します。

「先月100gだったから今月も100g」と固定するのではなく、成長に合わせて見直しましょう。

6ヶ月のミニチュアシュナウザーの餌の量

6ヶ月になると体つきもかなりしっかりしてきますが、まだ成長期です。

そのため、成犬になったと考えて急に食事量を減らすのではなく、使用している子犬用フードの給与量と現在の体重・体型を確認することが大切です。

特に成長期は必要な栄養を十分に摂取することが重要なので、「太らせたくない」という理由だけで自己判断による大幅な食事制限をするのは避けましょう。

7ヶ月~12ヶ月の餌の量

7ヶ月以降も成長状態を確認しながら食事を調整します。

成犬用フードへ切り替える時期については、単純に「○ヶ月になったから」と決めるのではなく、使用しているフードの対象年齢や愛犬の成長状態を確認してください。

フードを変更するときも、商品ごとにカロリーが違うため、以前のフードと同じグラム数をそのまま与えるとは限りません。

ミニチュアシュナウザーの餌の量【体重別】

「月齢ではなく、現在の体重から餌の量を知りたい」という方も多いでしょう。

ここでは例として、健康な避妊・去勢済みの成犬を想定し、RER×1.6で1日に必要なエネルギー量を計算します。RERは「70×体重kgの0.75乗」で求められます。

体重RERの概算1日のエネルギー量の計算例
4kg約198kcal約317kcal
5kg約234kcal約374kcal
6kg約268kcal約429kcal
7kg約301kcal約481kcal
8kg約333kcal約533kcal

ただし、これは「ミニチュアシュナウザーなら必ずこのカロリー」という表ではありません。

避妊・去勢していない健康な成犬では1.8×RER、肥満傾向では1.4×RERなど異なる係数が用いられます。また、同じ体重でも必要エネルギー量には大きな個体差があります。

さらに、この表は「カロリー」の目安であって「フードのグラム数」ではありません。

実際の餌の量は、次の計算で求めます。

ミニチュアシュナウザーに必要なカロリーと餌の量の計算方法

愛犬に必要な餌の量をもう少し具体的に知りたい場合は、RERから計算してみましょう。

まずRER(安静時エネルギー要求量)を求める

RERの代表的な計算式は次の通りです。

RER(kcal/日)=70×体重(kg)の0.75乗

また、体重2~45kgでは、

RER(kcal/日)=30×体重(kg)+70

という簡易式も使用できます。

たとえば体重5kgなら、簡易式では
30×5+70=220kcal
となります。

ただし、RERはそのまま「1日に食べさせるカロリー」という意味ではありません。

RERから1日に必要なエネルギー量を考える

RERを求めたら、ライフステージなどに応じた係数を使って1日のエネルギー量の目安を考えます。

健康な犬については、一般的な出発点として、

状態目安
4ヶ月未満の子犬RER×3.0
4ヶ月以降の子犬RER×2.0
避妊・去勢していない健康な成犬RER×1.8
避妊・去勢済みの健康な成犬RER×1.6
肥満傾向の犬RER×1.4

などが用いられます。

ただし、これはあくまで開始時の目安です。

犬の必要エネルギー量は、活動量・年齢・体組成・環境などでも変化します。同じ体重でも計算値より多く必要な犬、少なくて済む犬がいます。

必要カロリーから1日の餌のグラム数を計算する

次に、与えているフードのカロリーを確認します。

たとえば、1日に必要なエネルギー量が400kcalで、使用しているドッグフードが100gあたり400kcalだった場合、

400÷400×100=100g

となります。

つまり、この例では1日の餌の量は100gがスタート地点になります。

一方、同じ400kcalが必要でも、100gあたり350kcalのフードなら、

400÷350×100=約114g

です。

必要カロリーが同じ犬でも、フードが変われば必要なグラム数も変わるということです。

ミニチュアシュナウザーの餌は1日何回?

餌の「1日量」と「1回量」を混同しないことも重要です。

1日120g必要だからといって、必ず一度に120g与えるわけではありません。

子犬は1日の餌を複数回に分ける

子犬は成長段階や使用しているフードに合わせ、1日の総量を複数回に分けて与えます。

たとえば1日120gを3回与えるのであれば、1回40gが目安です。

ただし、適切な回数は月齢や個体の状態などでも変わるため、フードメーカーの表示や獣医師からの指示がある場合はそちらを確認してください。

成犬は生活リズムに合わせて与える

成犬になったら、決めた1日の総量を生活リズムに合わせて分けて与えます。

大切なのは、家族それぞれが餌を追加してしまい、結果として1日の総量が増えないようにすることです。

おやつを与える場合も、その分のカロリーを忘れないようにしましょう。

WSAVAでは、おやつは1日の総摂取カロリーの約10%以内にすることを目安としています。

シニア犬は体調や食欲に合わせて調整する

年齢を重ねると活動量や体調などが変化することがあります。

若い頃と同じ量をずっと固定するのではなく、体重や体型、食欲などを確認してください。

急に食欲が落ちた、体重が減ってきたなど気になる変化がある場合には、「年を取ったから」と決めつけず獣医師へ相談しましょう。

餌の量が合っているか確認する方法

計算式やフードの給与量は便利ですが、それだけで適量を決定することはできません。

最終的には、実際の愛犬の体重と体型を見ながら調整することが重要です。

体重だけでなく体型も確認する

体重とあわせて確認したいのがBCS(ボディ・コンディション・スコア)です。

BCSは、犬を見たり触ったりして脂肪のつき具合を評価する方法です。9段階評価では、犬の理想的な範囲は4~5とされています。

同じ「7kg」でも、その犬にとって適正な体重なのか、太り気味なのかは違います。

「平均体重だから大丈夫」ではなく、その子の体型を見ることが大切です。

便・食欲・体重の変化もチェックする

普段から、

  • 体重が急激に増減していないか
  • 食べ残しが続いていないか
  • 異常に食欲が増減していないか
  • 便の状態に変化がないか
  • 体型が変わっていないか

などを確認しておきましょう。

フードの給与量や計算結果をスタート地点にして、実際の状態を見ながら調整していくのが基本です。

避妊・去勢後は餌の量を見直す?

避妊・去勢をした場合は、それまでと同じ餌の量を固定するのではなく、必要量をあらためて確認してみましょう。

一般的なエネルギー計算でも、健康な未避妊・未去勢の成犬は1.8×RER、避妊・去勢済みの成犬は1.6×RERが開始時の目安とされています。

ただし、「手術をしたら餌を必ず○%減らす」と一律に考える必要はありません。

体重とBCSを定期的に確認し、その子が適正な体型を維持できる量へ調整しましょう。

ミニチュアシュナウザーの年齢別の餌の与え方

必要な栄養やエネルギー量は、ライフステージによって変わります。

子犬期

子犬期は身体を作る大切な成長期です。

成犬と比べて体重あたりで多くのエネルギーを必要とするため、成長期に対応した総合栄養食を選び、その商品の給与量を確認しましょう。健康な子犬の必要エネルギーの計算でも、成犬より高い係数が用いられています。

体重が増える時期なので、定期的に量を見直すことも重要です。

成犬期

成犬期では、健康的な体型を維持できる食事量を意識します。

運動量が多い犬と少ない犬では、同じ体重でも必要なエネルギー量が同じとは限りません。

パッケージの給与量や計算式だけでなく、実際の体型を見て調整しましょう。

シニア期

シニア期は活動量や筋肉量、健康状態などが変化することがあります。

単純に「高齢犬だから餌を減らす」と決めるのではなく、現在の体重・BCS・筋肉の状態・健康状態などを確認して食事を考えることが大切です。

持病がある場合や体重が大きく変化した場合には、獣医師に食事内容や適量を相談してください。

ミニチュアシュナウザーのドッグフードの選び方

ドッグフードを選ぶ際には、原材料名だけで良し悪しを判断するのではなく、愛犬に必要な栄養を摂取できる製品か確認しましょう。

特にチェックしたいのは、

  • 犬用の総合栄養食か
  • 子犬・成犬など対象ライフステージが合っているか
  • 100gあたり、または1食あたりのカロリー
  • 給与量の目安
  • 愛犬が無理なく食べられるか

などです。

また、原材料表示では、単に「ミール」「副産物」といった名称だけで品質を決めつけることはできません。原材料は重量順に表示されますが、水分量などによって順位の見え方も変わるため、原材料一覧の先頭だけでフード全体の栄養価を判断するのは難しいとされています。

餌の量を管理するという意味でも、カロリー表示を確認しやすいフードは便利です。

ミニチュアシュナウザーの1ヶ月の餌代はいくら?

餌代は、選ぶドッグフードと1日の給与量によって大きく変わります。

簡単に計算するなら、

1日の餌の量(g)×30日

で、1ヶ月に必要なフード量を求められます。

たとえば1日100gなら、
100g×30日=3,000g
なので、1ヶ月に約3kg必要です。

1kg2,000円のフードなら単純計算で約6,000円、1kg3,000円なら約9,000円になります。

実際には内容量による単価の違いや価格変動もあるため、「シュナウザーの餌代は月○円」と固定して考えるより、愛犬の1日量と購入しているフードの価格から計算すると分かりやすいでしょう。

ミニチュアシュナウザーの餌の量【まとめ】

ミニチュアシュナウザーの餌の量は、犬種だけを基準に「1日○g」と決められるものではありません。

月齢、体重、避妊・去勢の有無、活動量、体型、そして使用するドッグフードのカロリーによって変わります。

まずはフードの給与量を確認し、より詳しく知りたい場合にはRERなどから必要エネルギー量を計算します。

そこからフードのカロリーを使って1日のグラム数を求め、実際の体重やBCSを確認しながら、その子に合った量へ調整していくことが大切です。

特に3ヶ月~6ヶ月頃の子犬は成長の途中なので、成犬と同じ基準で考えず、子犬用フードの表示と成長状態を確認しましょう。

また、避妊・去勢後やシニア期などライフステージが変化したときも、餌の量を見直すタイミングになります。

計算上の数字だけにこだわらず、愛犬の体重・体型・食欲・便などを普段から観察し、気になる体重変化や健康上の問題がある場合には獣医師へ相談してください。

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