
ネコザメは「猫のような顔つき」が特徴的で人気のある小型サメです。
しかし実際に飼育を考えると「どこで買えるの?価格は?卵も売っているの?」と気になる方も多いでしょう。
この記事では、ネコザメの販売状況や価格相場、卵の入手方法に加えて、購入前に必ず知っておくべき飼育環境の注意点まで詳しく解説します。
ネコザメはそもそもどこで生体販売されているのか?

ネコザメは、サメの中では市場でよく見かけるサメではありますが、そもそもサメを飼う人はそんなにいませんよね(笑)
そのため熱帯魚屋さんに買いに行ってもおいてないことが多いです。
購入経路としてはネット通販か、海水魚をメインに販売しているような熱帯魚屋さんに聞いてみるかが主になりますがたいていは置いてないです。
私が今記事を書いている時点ではネット上で生体販売しているところはなかったので、もしいまネットなどで調べてみて生体販売されていたらラッキーです。
じゃあどこで購入できるのだ!?本気でおれは飼いたいのだぞ!
という人のために書いておくと「予約すること」ですね。
そもそも飼育したがる人すら少ない生き物です。
ということは、仕入れても売れるかどうかは微妙。
だから仕入れてないというお店がほとんどです。
もし本気で買いたいなら熱帯魚屋さんに問い合わせましょう。
購入の意思を示せば熱帯魚屋さんも次仕入れる時に仕入れリストにネコザメの名前があれば仕入れてくれます。
ネコザメを本気で買いたい人の場合の購入作戦

本気で買いたいです。絶対ちゃんと飼います。水槽の準備も万端です。
でも熱帯魚屋さんはいないっていっています。
という人向けにさらに書いておくと、問屋さんの状況を調べましょう。
問屋さんはあくまで熱帯魚屋さんがお客様なので、消費者の問い合わせは受け付けてはいませんが、ネットで今どの魚を在庫として持っているかの情報を載せてくれています。
そこのリストにネコザメ、と書いてあればそれを熱帯魚屋さんに見せてリクエストしましょう。
私もこのやり方で欲しい魚を買ったことがあります。
ネコザメの生体販売の価格はどれくらい?

それでは一番気になるであろう、ネコザメの価格ですが、幅はあります。
私が記憶の中である一番安かったのネコザメ価格は2980円です。
セール価格とつけられた30㎝くらいの子供サイズでした。
ただこれはかなり安いパターンです。
購入するにはだいたい5千円~1万5千円くらいは見ておきましょう。
これだけ幅がでるのは、例えば大きさとかが影響したりします。
ベビーサイズとか極端に大きいとかなどあまり入荷しないサイズだと値段が高くなります。
ちなみに海外にいるネコザメの仲間たちも入荷されることがありますが、数万円のけっこういい値段します。
実はネコザメの卵も販売されている?

珍しいですが、ネコザメの卵も販売されることもあります。
私が水族館の飼育員の時、問屋さんのリストにたまに登場していました。
ネコザメの卵はドリルみたいな形をしているちょっと変わった形です。
水族館の場合、ネコザメの繁殖はそんなに難しくなく購入までしなくても卵が手に入る場合は多いこともあり、正直買ったことないので値段は謎です。
ただ比較的入荷が見られるイヌザメの卵の価格を考えると1万円くらいでしょうか。
卵もきちんと飼育すれば、もちろん生まれてきます。
本当に1から飼育してみたいという人は飼育してみるのもありかもしれません。
大人をみたあとで、赤ちゃんのネコザメはなかなかかわいいです。

ネコザメを購入する際の注意点と飼育のハードル

ネコザメを購入すること自体は、熱帯魚店への予約や卵の入手などで可能ですが、実際に飼育するとなるとかなりの難易度があります。
ネコザメは最終的に1m前後まで成長するため、一般的な家庭用の水槽では対応できません。
最低でも数千リットル規模の大型水槽や循環濾過設備、十分な酸素供給が必要になります。
また、餌も冷凍魚や甲殻類などを用意しなければならず、コストも継続的にかかります。
さらに長寿な種類で10年以上生きることもあるため、「一時的に飼ってみたい」といった気軽な気持ちでの購入はおすすめできません。
ネコザメは見た目がかわいらしく人気もありますが、ネコザメの飼育を行うには水族館レベルの環境を維持できるかが大きなポイントになることを忘れないようにしましょう。

ネコザメの購入方法!購入はできるのでしっかりとした環境整備を!
ネコザメはネット通販や専門店を通じて購入可能で、卵が入荷することもあります。
ただし成長すれば1m近くになるため、水族館に匹敵する設備が必要です。購入を検討する際は、価格だけでなく長期的な飼育環境を整えられるかを十分に考えてください。
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