カーペットパイソンの餌の頻度は?餌の種類や拒食についての対策も!

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野生的なフォルムが魅力的なカーペットパイソン!

カーペットパイソンを飼おうと思っているけれど、餌は何を食べるの?という方必見!

この記事ではカーペットパイソンの餌やあげる頻度などを紹介していこうと思います。

大きさごとに適した餌の種類は何か?

また、カーペットパイソンが拒食してしまった時の対策なども乗せていこうと思います。

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目次

カーペットパイソンの餌は何?

餌の種類や頻度、拒食の対処法を説明する前に、カーペットパイソンが一体何を食べているかを説明していきます。

基本的に現在ペットとして飼育されているカーペットパイソンは、冷凍マウスを主食としています。

冷凍されたマウスを袋などに入れて、40度くらいのお湯で解凍します。
ます。

この際に熱湯で解凍してしまうとタンパク質が熱で固まり、カーペットパイソンが消化できなくなってしまうので、必ず40度くらいのお湯で解凍しましょう。

冷凍されたうずらやひよこをあげる方もいますが、基本は冷凍マウスだけで飼育が可能です。

*冷凍マウスの種類は?

冷凍マウスをあげるのはわかった、でも色々種類があって何をあげればいいのかわからない。

という方のために簡単に冷凍マウスの種類を説明していこうと思います。
大きさ順に並べていきます。

(1)ピンクマウス。
(2)ファジーマウス。
(3)ホッパーマウス。
(4)アダルトマウス。
(5)リタイアマウス。

となります。

これらの中にもSやMなど大きさがありますが、取り扱う店舗によって違います。
また、これらよりもさらに大きい餌になると冷凍ラットなどと呼ばれるものになります。

カーペットパイソンであればゆくゆくはラットを使用することになると思います。

*どんな餌を選べばいい?

カーペットパイソンの餌選びのポイントはカーペットパイソンの胴回りの一番太い部分と同じサイズのマウスを選ぶことです。

ヘビは自身の胴回りより1.5倍までの餌を捕食する事が出来ます。

しかし1.5倍となると個体によっては消化不良を起こしてしまう場合があるので、基本的にはカーペットパイソンの胴回りと同じサイズのものが良いです。

カーペットパイソンの餌の頻度は?

カーペットパイソンに餌をあげる頻度はその個体の成長過程によって違います。

なので、成長過程をベビー、ヤング、アダルトと分類して解説していきます。

ベビー

ピンクマウスを週に2〜3回あげます。

この時期は成長も早く頻繁に脱皮もするので、それなりのエネルギーが必要になるので、割と頻繁に餌をあげましょう。

ヤング

ファジーやホッパーなどを3日〜1週間に1回あげます。

アダルト

マウスやラットを1〜2週間に1回あげます。

アダルトになってからの餌のあげすぎは肥満の原因になるので、あげすぎに注意が必要です。

ちなみに私はアダルトのカーペットパイソンを飼育していますが、決まった期間は設けておらず、糞をしたら餌をあげるようにしています。

カーペットパイソンが拒食になった時の対策

私の飼育経験上カーペットパイソンは拒食しにくいヘビという印象がありますが、ヘビ自体の拒食はそこまで珍しい話ではありません。

ヘビが拒食になる原因は環境によるもの、病気、性格など色々あります。

*環境による拒食

初めに環境による拒食でよくある例を紹介していきます。

(1)湿度や温度が低い。
カーペットパイソンの飼育環境は室温が28〜30度、湿度が60〜70%です。

消化器系の準備のために環境を整えて1週間ほど様子を見てから給餌をしてあげましょう。

(2)餌をあげる頻度があっていない。
すでにヤングなのにベビーと同じ頻度で給餌していたりなど、餌をあげる頻度が多すぎると、ヘビのお腹が空いていないのに給餌をすることになります。
お腹が空いていない時は当然食いつきが悪いです。

食いついても消化不全を起こしてしまうリスクもあります。
餌の頻度やサイズが適切かどうかを今一度見直してみましょう。

(3)マウスの温度が低い。
カーペットパイソンのようにピット器官のあるヘビは匂いと同時に温度で餌を認識します。

マウスが冷えていると餌として認識できない場合もあるので、マウスを37〜40度くらいに温めて給餌をしてみましょう。

(4)マウスが濡れている。
解凍する際にマウスが濡れてしまうと匂いが薄れてしまい、餌として認識できない事もあります。
マウスをジップロックなどに入れて解凍することで、匂いを残したまま解凍出来るのでぜひ試してみて下さい。

*病気による拒食

カーペットパイソンは病気になると餌を食べなくなります。
これは人間でも同じですよね。

基本的に爬虫類飼育において餌を食べるかどうかは健康のバロメーターになっています。

環境を改善したのに餌を食べない場合はマウスロットや肺炎、WC個体の場合は寄生虫など、病気である可能性があるので専門の動物病院に連れて行くことをお勧めします。

*アシスト給餌・強制給餌

他にもどうしても食べないヘビのためにアシスト給餌や強制給餌といった行為もあります。

しかしどちらもそれなりにリスクのある行為なので、必要に迫られない限りは極力やらない方がいいです。

アシスト給餌や強制給餌をする場合は普段あげている餌よりも一回り小さい餌を用意してあげて下さい。

慣れていない人はさらに小さいものを用意して下さい。

(1)アシスト給餌。
餌を口の中に入れて、自力で食べて貰う方法です。

ヘビの口を開けさせて、マウスの頭をくわえさせます。

そのまま飲み込んでくれればアシスト給餌は完了です。

くわえてもそのまま吐き出してしまう場合は喉の少し奥まで入れてあげましょう。

(2)強制給餌。
アシスト給餌でも食べない子のために、無理矢理餌を食べさせる方法になります。

途中までのやり方はアシスト給餌と同じですが、くわえさせてからそのままピンセットで奥まで餌を押し込んでいきます。

この際にピンセットなどでヘビの口内を傷つけないように注意して下さい。

カーペットパイソンの餌の頻度【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

こちらの記事ではカーペットパイソンの餌の説明やあげる頻度、そして拒食になった時の対策などを解説していきました。

カーペットパイソンは穏やかで食欲もあるので、ボールパイソンよりも飼育しやすい印象がありますが、それでも個体差があります。

臆病な個体などはピンセットからご飯を食べてくれないこともありますし、飼育環境があっていないと拒食になってしまうこともあります。

餌への食いつきが悪くなった際は、まずは飼育環境や餌のあげ方を見直してみましょう。

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