クマノミの寿命はどのくらい?カクレクマノミのギネス記録や長生きさせる飼育のコツを解説!

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クマノミは丈夫で長く付き合える観賞魚として人気が高く、飼育下では10年以上生きる個体も珍しくありません。

特にカクレクマノミはギネス級の長寿記録が話題になるほどで、飼育環境次第ではさらに長く生きる可能性があります。

この記事では、クマノミの寿命やギネス記録、そして長寿を目指す飼育のコツをご紹介します。

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目次

クマノミの寿命の平均は?

まず前もってお伝えしておくと、ここでいうクマノミの平均寿命は飼育した経験での感覚的なものになります。

さて私は4種類のクマノミを飼育したことがありますが、総じて丈夫で飼いやすく長く付き合える魚です。

事故や病気といった出来事で死なない限り、クマノミは10年は飼える魚です。

私のクマノミ飼育の知り合いでも10年くらい飼育している人は割といらっしゃいます。

長く飼育されている方で20年という人の話がでていたりします。

かなり驚異的な飼育期間ですが、他の鑑賞用に飼育される海水魚でも20年以上している例はちらほらありますので、大切に飼えば不可能ではないのかもしれません。

種類別クマノミの寿命

クマノミの寿命は、種類によっても若干の差があります。

カクレクマノミ

観賞魚として人気の高いカクレクマノミは飼育下でも平均8〜12年ほど生きる例が多く、環境が安定していれば15年以上の長寿も珍しくありません。

ハマクマノミ

ハマクマノミはやや体が丈夫で、10年以上の飼育例も多く見られます。

トウアカクマノミ

やや飼育難易度が上がるトウアカクマノミやセジロクマノミも、きちんと環境が整えば10年以上の寿命が期待できます。

野生では捕食や環境変化による寿命の短縮がありますが、安定した飼育環境下では総じて長く付き合える魚種といえるでしょう。


カクレクマノミの寿命ギネス記録はある?

現在、カクレクマノミ単体で公式にギネス認定された寿命記録はありませんが、世界中の水族館や愛好家の間では20年以上生きた個体が複数報告されています。

これは自然界での寿命(約6〜10年)を大きく上回る長寿であり、安定した飼育環境が大きな要因と考えられます。

ギネス級の記録を狙うには、日常的な水質・水温の安定、適切な餌やり、病気予防といった基本の徹底が不可欠です。

特別な裏ワザがあるわけではなく、地道な管理こそが最長寿への近道と言えるでしょう。

クマノミの寿命を延ばす飼育について

水槽

オスメスのペアを飼育するとして、まず水槽は一般的な60㎝水槽(幅60㎝奥行30㎝高さ30㎝)程度のサイズの水槽があればスペース的にはいけます。

もう少し45㎝くらいの小さい水槽でも飼育可能です。

複数匹で飼育する場合は、テリトリーなどがうまれてケンカが起きやすいので、水槽のサイズを大きくしたり、レイアウト(中に入れる石とかの配置)を工夫して住み分けれるようにしましょう。

水温

水温は、水槽に入る前に住んでいた場所の水温や、種類によって適した水温が若干ことなりますが経験上21度~26度の水温を維持できる水槽機材(ヒーターや水槽用クーラー)やクーラーのついた部屋があれば対応できます。

ただし水温の変化には注意です。

今日は21度で明日は25度、次の日は21度になるような不安定な環境では飼わないようにしましょう。

水温変化幅は±0~0.5度以内ぐらいで収めるのが理想です。

ここは今後クマノミ飼育で重要なポイントなので、次の項目にて熱弁します。

飼育に踏み切ろうとしているビギナーの方はよく読んでおいてください!(笑)

水槽クーラー編

水温はヒーターや水槽用のヒーターやクーラーで対応するのが良いかと思います。

がしかし、この水槽用クーラーというのが魚を飼ったことが無い人からするとかなり高価です。

先ほどの60㎝水槽などは安いメーカーのものだと見た目にさえ目をつぶれば安い店で新品を千円くらいで買えるところあります。

暖かくするヒーターも60㎝水槽用のものであれば、平均2000円~3000円程度なのですが、クーラーは平均1万円強~4万円くらいの幅がでてきます。

どうしても安いものを購入しがちになります。

同じ製品なら安いものを買うのが普通でしょうが、性能は考慮して買った方が良いです。

飼育技術どうこうというより、値段はするけどスペックが適正な機材を用意すれば、より楽に安定して飼育ができます

水槽用クーラーをつける場合は水槽のろ過機はたいがい外部式などになります。

それ以外でクーラーを取り付ける方法もありますが、総合的に考えるとろ過機は外部式で問題ないかと思います。

餌は人工餌、冷凍の小エビやプランクトンなど観賞用の海水魚に販売されている商品のたいていは食べます

弱っていたり、いじめられて気が小さくなっていたりしない限りは餌付けで困ることは無いです。

1日1回~2回様子を見ながら与えれば問題ないです。

エサが足りないと痩せたりすることはありますが、経験上、痩せたことが原因で死んだクマノミは見たことがないです。

痩せていることに気づいてもまずは焦らず、与える量や回数を様子みつつ増やして、かつ体の表面をよく観察して病気になっていないかを確認しましょう。

病気

経験としてカクレクマノミはクマノミの中で病気になりやすい印象があります。

ハマクマノミやクマノミなどの種類は水槽に導入してから、一度安定するとなかなか病気にはならなかったのですが、カクレクマノミは水温や環境の変化に敏感なほうなのか、季節の変わり目などに病気を発症することが多かったです。

総じて言うと、早め早めで気づいて薬などの処置ができれば、完治までもっていきやすいことが多いです。

が、水槽に導入した初期段階は体力が特に低い時期だったりするので、そこはよく注意です。

あと最初に書いたカクレクマノミでは「カクレ病」なる病気があって、私はこの病気に遭遇したことがあるのですが、これは他の病気と比べるとなかなか強烈です。

予防と早期発見早期治療は治療の基本ですが、特にこれは早めに見つけないと取り返しが効かない病気です。

凡事徹底で長く飼育できるクマノミ【まとめ】

クマノミは安定した環境であれば10年以上、場合によっては20年近く生きる長寿の魚です。

カクレクマノミのギネス級長寿を目指すには、特別な方法よりも日々の基本的な管理を欠かさないことが大切です。

末永く付き合える魅力的な魚なので、ぜひ環境を整えて長生きさせてあげましょう。

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