ロシアンブルーの嫉妬深い?飼い主を独占したがる理由と上手な対処法!

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ロシアンブルーを飼っていると「まるで人間のように嫉妬する」と感じたことはありませんか?

実はその行動には理由があります。

この記事では、ロシアンブルーが嫉妬する原因と、飼い主ができる穏やかな対処法を紹介します。

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目次

ロシアンブルーは嫉妬深い?

ロシアンブルーは、見た目のクールさとは裏腹にとても感情豊かで繊細な猫です。

一度信頼した飼い主には強い愛情を示し、「自分だけを見てほしい」という独占欲を持つ子も多いといわれています。

そのため、飼い主が他のペットをかわいがったり、家族と楽しそうにしていると、「なんで自分じゃないの?」と感じて嫉妬するような行動を見せることがあります。

たとえば、呼んでもないのに急に近寄ってきたり、他の動物のにおいがついた服にすり寄ったり、時には拗ねたように隅っこでふて寝することもあります。

こうした反応は一見わがままに見えますが、実はそれだけ飼い主との絆が深い証拠

ロシアンブルーの嫉妬は「愛情の裏返し」なのです。

筆者の我が家の猫と犬の同居生活

我が家では、ロシアンブルーとポメラニアンが一緒に暮らしています。

ただし同じ空間ではなく、ロシアンブルーは2階、ポメラニアンは1階で過ごす「階別同居スタイル」です。

ロシアンブルーは「犬のような性格」といわれますが、まさにその通り。

私が机で作業をしていると、そっと隣に座って静かに見守っています。邪魔をすることもなく、まるで監視役のようです。

名前を呼ぶと「ニャー」と返事をしてくれたり、夜は布団の中や頭の上で眠ったりと、常にそばにいたいタイプの猫です。


ボイスレスキャットなのにおしゃべり?

ロシアンブルーは“ボイスレスキャット(鳴かない猫)”とも呼ばれ、普段はとても静かな猫種として知られています。

ところが、我が家のロシアンブルーはよく鳴きます。

その理由は――ポメラニアンへの嫉妬でした。


嫉妬のきっかけはポメラニアンの鳴き声

ポメラニアンはとにかく元気いっぱい。

走り回りながら「ワンワン」と高い声で吠えることも多いです。

すると2階から「ドンドン!」という音とともに、ロシアンブルーの鳴き声が響きます。

私がポメラニアンと過ごした後に2階へ行くと、ロシアンブルーが足元にすり寄ってきて、服に自分の匂いをこすりつけます。

これは“自分のにおいをつけて縄張りを主張している”行動。

まるで「この人は私のもの!」とアピールしているようです。

部屋を出ようとすると、足にまとわりついて引き止めてくることもあります。

放っておくとさらに機嫌を悪くし、後から入ろうとしても捕まらないほど素早く逃げ回ることも…。

まさに嫉妬深いロシアンブルーの典型的な姿です。


ロシアンブルーの機嫌を取る方法

しっかり遊んでストレスを発散

ロシアンブルーは運動神経が良く、体力も豊富です。

日中にしっかり遊んでエネルギーを発散させることで、嫉妬やストレスを減らせます。

さまざまなおもちゃがありますが、やはり定番の猫じゃらしが効果的。

特に上下に動かすタイプのじゃらしは体力を消耗しやすく、15分程度でも満足してくれます。

「古典的だけど最強の遊び道具」です。

お気に入りのおもちゃを活用する

もう一つの方法は、「その子のこだわりを活かすこと」。

我が家のロシアンブルーは、ぬいぐるみをいつもケージの上に置く習性があります。

そこで、あえてそのおもちゃを床に置いてみると、必死に元の場所に戻そうと動き回ります。

これは頭と体を使う“お仕事”のようなもので、満足感を与える良い刺激になります。


ロシアンブルーは繊細で愛情深い性格だからこそ、嫉妬も強く出るのかもしれません。
適度な遊びとスキンシップで「自分が大切にされている」と感じさせてあげることが、仲良く暮らすための秘訣です。

ロシアンブルーが嫉妬しやすい理由とは?

飼い主への愛情がとても強いから

ロシアンブルーは「一人の飼い主に深くなつくタイプ」といわれています。

これは、群れで生活する犬とは違い、猫の中でもとくに独占欲が強く、信頼した人を唯一の存在とみなす傾向があるためです。

そのため飼い主が他の猫や犬、あるいは家族と楽しそうにしている様子を見ると、「自分を見てほしい」という気持ちが強くなり、嫉妬に似た反応を見せることがあります。

尻尾をバタつかせたり、間に割って入るような行動を見せるのは、その愛情の裏返しなのです。


環境や日課の変化に敏感な性格だから

ロシアンブルーは神経質で几帳面な一面もあります。

家具の配置が変わったり、急に別の動物のにおいがしたりすると強いストレスを感じ、それが嫉妬のような警戒行動につながることもあります。

特に飼い主のスケジュールが不規則になると、精神的な安定を失いやすく、わざと粗相をしたり、鳴き声で注意を引こうとする場合もあります。

生活のリズムをできるだけ一定に保つことが、ロシアンブルーの心を落ち着かせるコツです。


嫉妬行動を落ち着かせる工夫

嫉妬を抑えるには「自分が大切にされている」と実感させる時間が重要です。

たとえば、犬を撫でたあとには必ずロシアンブルーを撫でる、名前を呼んで目を合わせる、短時間でもスキンシップをとるといった公平な接し方が効果的です。

さらに、ロシアンブルーは静かな環境を好むため、遊びや声掛けをする際も穏やかに行うことがポイント。

特別扱いをするよりも、「いつも通りの安心感」を与えることが最大の嫉妬対策になります。

ロシアンブルーは嫉妬深い?【まとめ】

ロシアンブルーの嫉妬は、飼い主への深い愛情の証でもあります。

大切なのは、嫉妬を叱るのではなく、安心できる時間と環境を与えること。

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