スコティッシュフォールドの抜け毛は多い?原因と効果的な対策法

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スコティッシュフォールドを飼い始めると、多くの飼い主さんが驚くのが抜け毛の量です。

特に換毛期には部屋中が毛でいっぱいになり、掃除やお手入れが大変になります。

本記事では、抜け毛が多い理由と対策をわかりやすく紹介します。

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目次

スコティッシュフォールドの抜け毛は季節や体質で変わる

スコティッシュフォールドの抜け毛は一律ではなく、季節や体質によって大きく変わります。

特に春と秋の換毛期は、冬毛と夏毛が入れ替わるため、通常の数倍もの毛が抜けることも珍しくありません。

換毛期と抜け毛のピーク

換毛期は主に3月~5月、9月~11月に訪れます。

の時期はダブルコートの下毛が一気に抜け落ちるため、部屋中が毛だらけになりやすいです。

毎日のブラッシングと掃除の習慣が欠かせません。

個体差と体質による違い

同じスコティッシュフォールドでも、抜け毛の量には大きな個体差があります。

体質的に毛が細く密度が高い子は毛が絡まりやすく、多く抜ける印象を持たれることも。

去勢・避妊後にホルモンの影響で毛質が変わる場合もあります。

食事や健康状態が関係することも

栄養不足や体調不良でも抜け毛が増える場合があります。

特にタンパク質やオメガ3脂肪酸が不足すると毛並みがパサつき、毛が抜けやすくなる傾向があります。

抜け毛が極端に多い時は、フードやサプリメントを見直すのも有効です。

短毛種と長毛種の違い

スコティッシュフォールドには「短毛種」と「長毛種」が存在し、見た目だけでなく日々のケアの大変さにも違いがあります。

見た目と毛質の特徴

  • 短毛種:毛は比較的短く、手触りはなめらかで密度が高いです。
    毛の絡まりは少なく、見た目もスッキリしています。

  • 長毛種:毛はふんわりと長く伸び、特に首回りやしっぽがゴージャスに見えます。
    ただし毛が細く柔らかいため、絡まりやすく毛玉になりやすいです。

抜け毛の感じ方

  • 短毛種:抜け毛の本数は長毛種とほぼ同じですが、毛が短いため「舞いやすい」「服や家具に細かい毛が付く」といった悩みが多いです。

  • 長毛種:毛が長いため、実際の抜け毛の量は変わらなくても「ごっそり抜けた」と感じやすいです。さらに毛玉になって残りやすいため、飼い主の負担は大きめです。

ケアのしやすさ

  • 短毛種:ブラッシングは少ない回数でも毛並みを整えやすいです。

  • 長毛種:毎日のようにブラッシングが必要で、放置すると毛玉や皮膚トラブルの原因になります。

スコティッシュフォールドの抜け毛対策

手入れを怠ると、ソファーやベッド、家具や床も毛だらけなんて事にもなりますし、飼い主さんの洋服も毛だらけになってしまいかねません。

掃除機・コロコロ・空気清浄機

抜けてアチコチに付いてしまった毛は掃除機では取りきらないのでコロコロがあると便利です。

また空気清浄機もかなり役立ってくれます。

ただし空気清浄機のフィルターの掃除はこまめにしないと役目を果たしてくれなくなるので御注意を。

私は以前に猫の換毛期を甘くみていて初めて空気清浄機を購入、使用した時に失敗しました。

長毛種の方がお手入れが大変

またスコティッシュフォールドは短毛種と長毛種では長毛種の方がお手入れが大変だと聞きます。

抜ける数は変わらないそうですが絡まりやすいので、粗めのブラシで頻繁にブラッシングヲン行ってあげ、カットもする必要があります。

抜け毛対策の要はブラッシング

なのでスコティッシュフォールドを飼い始めたら、仔猫の頃からブラッシングに慣れさせるようにしてあげましょう。

仔猫の時期は手やブラシにじゃれ付いてきてしまうと思うので、玩具で遊ばせながらしてあげるとブラッシングしやすいと思います。

使うブラシの種類

現在、スコティッシュフォールドの抜け毛対策に使う筆者が使用しているブラッシング用のブラシは4種類。

その中でも一番使い心地が良いのはキャティーサロンのカリーニャです。

ステンのブラシよりもスムーズにブラッシングが出来て短毛種にも長毛種にも使いやすいです。

特にダブルコートの子はアンダーの毛がゴッソリ抜けてくれて、自前の舌ブラシでグルーミングする事も少なくなりました。

ブラシ嫌いのうちの猫もこれなら我慢してさせてくれるのでステンタイプよりも当りが優しいのかもしれません。

最近気になっているのは手にはめるタイプの撫でるブラシとねこじゃすり。

特にねこじゃすりは凄く良いと聞くので是非試してみたい一品です。

中々手に入らないと聞くので気長に待つ事にしました。

最近は様々なブラシが販売されているので色々と試して見るのと自分の猫ちゃんにあったブラシが見つかるかもしれません。

短毛種と長毛種に合った抜け毛対策

短毛種の抜け毛対策

短毛種は毛が舞いやすく、掃除の手間が大きくなりがちです。毎日のブラッシングが理想ですが、最低でも2〜3日に1回はブラシをかけてあげましょう。

抜け毛を取り除くだけでなく、皮膚の血行促進や毛艶の維持にもつながります。

また、空気清浄機やコロコロなどを併用して、部屋に散らばった細かい毛を早めに処理することがポイントです。


長毛種の抜け毛対策

長毛種は毛玉防止が最大の課題です。

毎日のブラッシングが必須で、特にお腹や脇の下、しっぽの付け根などは毛が絡まりやすいので重点的にケアしてあげましょう。

毛玉ができる前に粗めのブラシやコームで梳かしてあげると効果的です。

さらに夏場は「サマーカット」や部分的なカットを検討する飼い主さんもいますが、必ず獣医師に相談したうえで無理のない範囲で行いましょう。


食事と健康管理による抜け毛ケア

短毛種・長毛種どちらにも共通して大切なのが、栄養バランスの良い食事です。

タンパク質やオメガ3脂肪酸を含んだキャットフードは、毛並みの健康維持に役立ちます。

また換毛期は毛球症予防のため、猫草や毛玉ケアフードを取り入れると安心です。

長毛種ならこんな抜け毛の解決策も

スコティッシュフォールドの長毛種を飼っている飼い主さんの中にはサマーカットにしている方もいらっしゃいます。

サマーカットって何?と思われる方でも、たまにライオンみたいにカットしてある猫を見た事があるのでは?あれがサマーカットです。

ただしサマーカットにする場合は、麻酔をかけないと出来ない猫ちゃんもいますので、くれぐれも猫ちゃんの体調と獣医さんによく相談してからにして下さいね。

ちなみにうちは猫用のバリカンでたまに毛刈りしてます。

幸いうちの子はバリカンの音が平気らしく大人しくさせてくれますが神経質な猫ちゃんには不向きかもしれません。

スコティッシュフォールドの抜け毛対策【まとめ】

スコティッシュフォールドの抜け毛は、季節や体質によって大きく変わります。

日々のブラッシングや掃除、食事の見直しを意識することで、猫も飼い主さんも快適に過ごせます。

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