ドッグフードを砕く百均道具はどれが使いやすい?すり鉢・コーヒーミル・代用品まで解説!

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ドッグフードを「少しだけ砕きたい」「ふやかし用に細かくしたい」場面は意外と多いもの。

とはいえ、家庭用ミキサーを使うとにおい移りが気になったり、後片付けが大変だったりします。

そこで便利なのが、百均で手軽にそろうコスパの良い砕き道具。

本記事ではすり鉢・コーヒーミルの特徴から、家にある物で代用する方法までまとめて紹介します。

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目次

ドッグフードを砕く際に100円均アイテムは使える?

ドッグフードを砕く理由は、とてもシンプルで「犬が食べやすくなるから」です。

特に子犬や高齢犬、小型犬のように噛む力が弱い子は、粒が大きいだけで食べづらく、途中で食べるのをやめてしまうこともあります。

粒の大きさを少し調整してあげるだけで、飲み込みやすくなったり、吐き戻しの予防につながることもあります。

そのため、日常的なケアとして“必要な分だけ砕く”という方法はとても有効です。

ドライフードをふやかす際も事前に砕いておくと時短にもなります。

ドッグフードを砕く作業は、毎日ではなく“必要なときだけ”行うことが多いですよね。

そのため、わざわざ高価な専用グッズを買うよりも、安価で手軽に手に入る百均アイテムがとても相性が良い のがポイントです。

百均には、砕く・押す・すりつぶすなどの動作に使えるシンプルな道具が多く、壊れても買い替えやすいので試しやすいのも魅力です。


ドッグフードを砕く百均道具に求めたい条件

砕く道具なら何でも良いわけではなく、使いやすいものには共通点があります。

  • 手入れが簡単でにおいが残りにくいこと
  • 硬い粒に負けない強度があること
  • 粒が飛び散りにくい形状であること
  • 少量ずつ素早く砕けること

これらの条件を満たす道具は、百均の中にもいくつか存在します。

実際に使ってみると、「力を入れやすいもの」「粒が飛び散りにくい形状」「手入れが簡単なもの」など、それぞれに特徴があります。

次の章では、百均で手に入りやすく、ドッグフードを砕く用途に向いているアイテム を順番に紹介していきます。

目的や砕きたい大きさによって最適な道具が変わるため、自分に合ったものを選ぶ参考にしてみてください。

ドッグフードを砕く100円均一商品

すり鉢

ドッグフードは食べる直前に砕く方が酸化を防げます。

そこで便利なのが百均のミニすり鉢です。

直径10cmほどで場所を取らず、力加減で粒の大きさを調整できます。

粉状にするよりも、2〜3割れにしたい人に特に向いています。

使う時は少量ずつ入れるのがコツ。

一度に入れすぎると飛び散ったり均一に砕けないので、少しずつゆっくり砕いていきましょう。

コーヒーミル

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細かいふやかしフードを作りたい時は、ダイソーのコーヒーミルが便利です。

残念ながら100円ではなく550円ですが、セラミック刃で丈夫なつくり。

小型なので数回に分けて入れる必要はありますが、粗挽き〜細粒まで5段階で調整でき、粉状にしたい時に最適です。

粒を半分に割るような砕き方はできませんが、細かくしたい用途ならコスパも良く、人気商品なので見つけたら早めに確保しておくのがおすすめです。

金属製の肉たたき(ミートハンマー)

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百均で購入できる金属製の肉たたきは、ドッグフードの粒を「均一な大きさに割りたい」場面でとても使いやすい道具です。

ハンマーの平らな面を使って、ジップ袋に入れたフードの上から軽く押しつぶすだけで、粒が2〜3割れの大きさに整います。

ドッグフードは衝撃に弱く、圧力が一点に加わると割れやすい性質があるため、肉たたきとの相性がよいのです。

特に大粒フードを小型犬用に「少しだけ砕きたい」という時には、すり鉢やコーヒーミルよりも短時間で作業が終わります。

ただし、ギザギザ面は衝撃が強すぎて粒が飛び散りやすいため、必ず平面側のみ を使用してください。

袋を二重にしたり、タオルを下に敷いておくと騒音も抑えられます。


シリコン製・木製のクラフト用小型ハンマー

百均のDIYコーナーには、軽い力で叩けるシリコン製や木製の小型ハンマーがあります。

これらは本来工作用ですが、ドッグフードを軽く砕く目的にも向いており、特に便利なのが 音が小さいこと です。

夜間に作業したい時や、マンションで金属音を出したくない場合でも、小型ハンマーなら「コツコツ」と優しい音で砕けます。

ジップ袋にフードを入れて数回叩けば、粒が自然にひび割れてサイズが揃いやすく、力の弱い方や女性でも扱いやすいのがポイントです。

また、金属製のミートハンマーほど強い衝撃ではないため、粉状になり過ぎる心配がありません。

「粒を少し小さくしたいだけ」という時にとても使いやすい道具です。

特にシリコン製は摩擦が少なく、袋を傷つけにくいメリットもあります。

フードカッターやプロセッサーは砕く道具には不向き

我が家に百均のフードカッターやフードプロセッサーがあったので試しにフードを入れて試してみましたが、どうやらこちらはフードの硬さには合わないようです。

ガラガラと音だけは大きく鳴るのですが、思うように砕くことはできませんでした。

これらの道具は元々野菜をカットしたりみじん切りにしたりするものなので、硬さから考えると仕方ないのでしょうね。

ちなみに、人間用のミキサーならドッグフードを砕くことはできますが、百均で「ミキサー」として販売されているものは、生クリームなどを作るための混ぜる道具であることがほとんどで、砕くような機能にはなっていないようです。

百均でドッグフードを砕く道具を買いたいということであれば、やはりご紹介したミニすり鉢やコーヒーミルがおすすめです。


百均以外でも代用できる「今すぐ砕ける身近な道具」

ドッグフードを砕きたい時、百均のアイテムが便利なのは間違いありませんが、手元に何もないタイミングもありますよね。

そんな時に「家にある物」で代用できる道具を知っておくと、急いでふやかしフードを作りたい場面でも落ち着いて対応できます。

包丁の柄やまな板を使う方法

粒が大きくて食べづらそうにしている場合は、包丁の刃ではなく 柄のつけ根部分 を使って軽く押しつぶすと、2〜3割れに割りやすくなります。

まな板の上でタオルを一枚かませると飛び散りにくく、硬い粒でも安定して力が入れられます。

ただし細かい粉状にはできないため、ふやかしフード用途というよりは、「粒を一段階小さくする」目的向きです。

ジップ袋+麺棒(またはペットボトル)で叩く

ジップ袋にフードを入れ、空気を抜いてから 麺棒・ペットボトル で数回コロコロ転がすと、均一に割れます。

袋に入ったまま砕けるので後片付けがラクで、手も汚れません。音も小さめなので、夜間でも使いやすいのがメリットです。

一気に粉砕するのは難しいものの、「半分〜1/3に割る」目的には非常に適しています。


フードの硬さで「最適な砕き方」が変わる

ハードタイプのドッグフードは反発が強く、衝撃だけでは割れにくいことがあります。

逆にソフト系のフードは押しつぶすと形が崩れやすく、粉状になりやすい傾向があります。

そのため、

・粒が硬い → コーヒーミルやすり鉢が相性良い
・粒が柔らかい → 包丁の柄・麺棒での軽い圧力で十分割れる

というように「粒の固さ」から道具を選んであげると、無駄な力を使わず最短で砕くことができます。

フードを砕く際の注意点

ドッグフードは砕くと表面積が増え、空気に触れやすくなるため酸化が早く進みます。

一度にたくさん粉状にするのではなく、その都度必要な分だけ 砕くのがおすすめです。

また、粉状にしたフードは歯につきやすく、むせやすいこともあるため、細かくしすぎないよう注意してください。

もし細かくしすぎた場合は、ふりかけのように少量を粒フードに混ぜると食べやすくなります。

まとめ

百均のすり鉢やコーヒーミルがあれば、手軽にドッグフードを食べやすい大きさへ調整できます。

粒の硬さや用途によって道具を使い分けることで、より短時間で効率よく砕けるようになります。

まずは身近なアイテムから試しつつ、自分と愛犬にとって使いやすい道具を選んでみてくださいね。

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