犬の耳ダニの見分け方は?黒い耳垢の正体と治療の流れをわかりやすく解説

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犬が耳をかゆがる、黒い耳垢が増えてきた――そんな時は耳ダニの可能性があります。

早く気づけば短期間で治療できるため、まずは家庭での見分け方と病院で分かることを押さえておくことが大切です。

この記事では症状の特徴から検査の流れ、対策まで一つずつ分かりやすく説明します。

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目次

犬の耳ダとは?

耳ダニとは、「ミミヒゼンダニ」というダニが耳の中に寄生することをいいます。

耳ダニは放っておくと、外耳炎、内耳炎、中耳炎などに繋がるので、早い段階で治療をする必要があります。

ミミヒゼンダニは、耳のなかの角質や耳垢を食べて生活しています。耳のなかを動き回って、卵を産み付けて繁殖を繰り返します。

また、耳ダニは人や多頭飼いしている他の犬が感染する可能性もあるため、早めに対策をしましょう。

犬の耳ダニの見分け方

耳ダニに感染すると、頻繁に耳がかゆくなったり、耳垢が増えたりします。

愛犬が耳をかいていると思ったとき、ダニが原因なのか、ただかゆいだけなのかの見分け方を知っておく必要があるでしょう。

軽い症状

  • 耳をかゆがる仕草をする
  • 耳の周りの毛が抜けるようになる
  • 目や耳が炎症を起こす
  • 黒いカサカサした耳垢がある
  • 耳が臭い

重い症状

  • 耳の周りや首を異常にかゆがる
  • ふらふらしている
  • ぐるぐる旋回するようになる

耳ダニに感染すると、耳の中の異物に違和感を感じることから、「頭をふることが多くなる」「床に耳をこすりつける」などの行動をとるようになります。

また、ダニの症状が悪化すると、耳の周りや首を異常にかゆがる素振りをみせます。

ダニが寄生したことによる行動なのか、そうじゃないかの見分け方としては、かゆがること以外に「あごを傾けてふらふら歩く」「同じ場所をぐるぐる旋回する」という行動が出ていないかどうかです。

耳ダニは一般家庭でも見分け方がわかりやすい症状があります。

耳ダニを強く疑うときの見分け方

  • ペットショップなどから初めて自宅に迎えたばかり
  • カサブタや黒い耳垢や汚れがある
  • 右も左も症状がみられる
  • 強いかゆみが現れている
  • 多頭飼いしている子も症状がある

初めて自宅に迎えた犬や、黒い耳垢がある場合は、耳ダニ感染の可能性は高いでしょう。

私も初めて自宅に迎えた子犬が小さな足でしきりに耳をかいていたので、病院へ行きました。

獣医さんに言われてわかったのですが、耳の中が真っ黒になっていて、顕微鏡で耳の中をみせてもらうと「耳ダニ」の死骸がたくさんあったという経験があります。

耳ダニは、愛犬にとって苦痛で、不快感を与えるものなので、はやく対処してあげましょう。


動物病院で行う耳ダニの検査と診断の流れ

検査で確認できること

耳ダニは肉眼でも黒い耳垢で気づけますが、確定診断には医療機器が必要です。

病院では耳垢を少量採取し、顕微鏡でミミヒゼンダニの有無・数・動き・卵の状態を調べます。

ダニ以外の原因(細菌・マラセチア・アレルギーなど)も同時に判別でき、治療の方向性が正確に決まります。

検査の痛みや所要時間

耳垢を軽くこすり取るだけなので痛みはほぼありません。

所要時間は数分で、診察室で飼い主さんも一緒に確認できます。

耳ダニがいた場合は「動いている白い点」や「黒い耳垢に混ざるダニの影」が見えることが多く、原因を目で理解できるため治療に踏み切りやすくなります。

多頭飼いで必要な追加チェック

耳ダニは接触で移りやすいため、多頭飼いでは症状がない子もまとめて耳垢検査をするのが基本です。

感染源を1匹でも放置すると再発しやすく、治療期間が長引く原因になります。

動物病院では全頭チェックのうえ、必要に応じて「全員まとめて駆虫」を提案されることが多いです。

耳ダニの治療方法は?

耳ダニの治療は、決して高度なものではありません。

耳ダニを駆除する薬をつかいながら、炎症を起こして荒れてしまった外耳炎をおさえていきます。

耳ダニに気付かず、普通に外耳炎の治療をしていても、耳ダニによる症状が回復することはないでしょう。

耳ダニに感染していた期間が長かったり、炎症が悪化している場合は、治療にも時間がかかる可能性があります。

耳ダニ対策は?

耳ダニから愛犬を守るには、耳や寝床などを清潔にしておくことがポイントです。

また、シャンプーをしたときには、耳の周りをしっかりと乾かし、耳の中に水分が残らないようにしてあげましょう。

耳ダニに感染した場合は、他の犬への配慮として、お散歩のコースを変更したり、お散歩の時間をずらしたりすることもおすすめです。

犬の耳ダニの見分け方【まとめ】

耳ダニは家庭でも黒い耳垢やかゆみから気づくことができますが、確定には病院での検査が欠かせません。

早めに受診すれば治療も短期間で済み、多頭飼いの再発も防げます。

記事内で紹介したチェックポイントを参考に、日頃から耳の状態を観察し、愛犬の快適な毎日を守ってあげてください。

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