ミニレッキスの寿命は何年?長生きのコツと罹りやすい病気まとめ

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ミニレッキスは人懐こさと柔らかい毛並みで人気の高いうさぎです。

平均寿命は7~8年とされていますが、飼い方次第で寿命が大きく変わります。

本記事では、ミニレッキスの平均寿命から長生きの秘訣、注意すべき病気まで詳しく解説します。

初めて飼う方にも役立つ内容です。

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目次

ミニレッキスの寿命の平均は?

ミニレッキスの寿命は、平均すると 7~8年程度といわれています。

うさぎ全体の平均寿命が6~8年とされるため、ミニレッキスも標準的な寿命を持つ品種といえます。

ただし、飼育環境や食生活、病気への対策によっては10年以上生きる子もおり、逆に管理が不十分だと5年ほどで亡くなってしまうこともあります。

近年は医療や飼育用品の発達によって寿命が延びる傾向にあり、特に適切な温度管理とストレスの少ない環境を整えることで長寿を期待できます。

また、肥満やソアホックなど特有のトラブルに早めに対処し、定期的に動物病院で健康診断を受けることも寿命を延ばす大きなポイントです。

つまり「7~8年」という数字はあくまで目安であり、飼い主のケア次第で大きく変わる余地があるのがミニレッキスの特徴といえるでしょう。

ミニレッキスを長生きさせるコツは?

家族の一員として迎えるミニレッキスにはなるべく長生きしてほしいですよね。それではミニレッキスの長寿の秘訣についてご説明していきます。

適温を保つ

ミニレッキスの適温は約15~25℃と言われています。

暑さにも寒さにも弱く、ミニレッキスという品種は体温調節が苦手になるので、温度調節はミニレッキスを飼育する上で1番重要になります。

夏は冷却グッズや冷房、冬はペット用の暖房器具やエアコンを使って適温を保つようにしましょう。

ストレスをなるべく取り除いてあげる

ミニレッキスだけでなく、全てのうさぎは非常に繊細で、ストレスを感じてすぐ弱ってしまう動物です。

特に環境変化には弱いため、ショップから家に連れ帰ったときや、外に連れ出したとき、気候の変化でもストレスに感じてしまいます。

ストレスがたまると食欲不振や排泄の不調など、体長に変化が出てしまいます。

そのため、まず迎えた当日はあまり構わず、ミニレッキスが気になるからとケージの前をバタバタしない、大きな音を立てないというのが大切です。

普段の生活では、部屋の模様替えは最小限に抑えたり、飼い主が落ち着いた生活をすることがストレスを減らす効果的な方法になっています。

ケガや事故がないよう注意する

うさぎは骨が弱いので、転落や人や物との接触ですぐに骨折をしてしまいます

人であればそこまでの大けがでなくても、うさぎにとっては命に係わる重大な事故になってしまいます。

特に高齢のうさぎは足腰の弱まりもあるためケガをするリスクも上がってしまいます。

そのため、ケージの壁もぶつかっても大丈夫なように柔らかいものでカバーをしたり、段差をなるべく少なくするなど、生活環境を工夫してあげる必要があります。

肥満にならないように注意する

うさぎは常に食事をして常に胃腸を動かす動物です。

しかし、あまり餌を与えすぎると肥満になってしまいます。

うさぎは肥満になると病気やケガの原因になってしまいます。

また、エサだけではなく運動量にも注意が必要ですので、最低でも1日1時間は部屋の中に出して自由に動き回る時間を作ってあげましょう。

うさぎは元々肥満になっても分かりにくい体型をしているので、定期的に健康診断に病院に行き、しっかりと体重管理をすることが必要になります。

定期的な健康診断の重要性

ミニレッキスは外見から体調不良を読み取るのが難しく、飼い主が気づいたときにはすでに病気が進行していることも少なくありません。

特に歯の不正咬合や内臓系の異常は、日常の観察だけでは分かりにくいものです。

そのため、年に1回は健康診断を受け、7歳を超える高齢期には半年ごとのチェックが理想的です。

早期発見によって寿命が数年延びる可能性もあるため、病院との関係づくりは欠かせません。

食生活と水分補給の工夫

ミニレッキスを長生きさせるには、牧草を中心とした食事管理が欠かせません。

ペレットはあくまで補助であり、与えすぎると肥満や消化器のトラブルにつながります。

また、常に新鮮な水を飲める環境を整えることも大切です。

給水ボトルだけでなく浅めの陶器の水皿を併用すると、水を飲む量が増えやすく、毛球症や尿路疾患の予防につながります。

運動と環境

運動不足は肥満や骨の弱りにつながり、寿命を縮める原因となります。

毎日の部屋んぽ時間を確保することに加えて、段差を活かした遊び場やトンネル、噛んでも安全なおもちゃを用意すると心身の健康維持に効果的です。

単調な環境ではストレスを抱えやすいため、安心できる隠れ家と適度な刺激をバランスよく用意してあげましょう。

ミニレッキスの罹りやすい病気は?

ミニレッキスを飼育する場合、平均で7~8年は生きると言われていますが、病気などをしてしまうと寿命が短くなってしまう場合があります。

それでは、ミニレッキスが罹りやすい病気というのはどういった病気なのでしょうか。

ソアホック

うさぎは肉球がないため、足の裏が炎症を起こすソアホックに罹りやすいと言われています。

また、ミニレッキスは短毛種になるため、足の裏の毛が短いため特に炎症が起こりやすくなります。

ソアホックにならないためには、飼育ケージの床材は柔らかいものを使用したり、部屋んぽの場所もマットを敷くなどの対策が必要です。

また、爪の伸びすぎでも症状を悪化させてしまうので、短毛種であるミニレッキスは爪切りをこまめに行うようにしましょう。

毛球病

飲み込んだ毛が塊になって胃の中にたまってしまう病気です。

この病気は食欲不振や体が痩せてしまうなどの症状を引き起こしてしまいます。

斜頸

首が斜めに傾いている状態で同じ場所をぐるぐると回ってしまう病気です。

スナッフル

生活環境の変化からくるストレスや、細菌感染などでくしゃみや鼻水などの症状がでる病気です。

眼振

目が上下や左右に小刻みに動く病気です。この症状がみられた場合は速やかに病院を受診するようにしましょう。

まとめ

ミニレッキスは正しい環境とケアによって10年以上生きることもある品種です。

健康診断や日々の観察、食生活の工夫を続けることが長寿の秘訣です。

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