うさぎをケージから出さないで飼育はNG?部屋んぽは必要性を解説!

うさぎをケージから出して、お部屋で自由に遊ばせる事をうさぎ飼い用語で「部屋んぽ」と言います。

うさぎは、そもそも部屋んぽさせた方が良いのでしょうか??

日中外で働いていたり、家族にアレルギーの人がいたりすると、ケージの外に出して飼育するのは難しいと感じる方もいるのではないでしょうか。

うさぎをケージから出さないで、飼育する事は可能なのでしょうか?

結論から言いますと、うさぎをケージで飼育している場合、一日一回は外に出して部屋んぽさせてあげる必要があると思います。

ただ、飼い主と家族にとって負担のない範囲で行う事が大切だと思います。

今回は、うさぎの部屋んぽについて、その必要性や、頻度や時間、また部屋んぽさせてあげる事ができない場合はどうしたら良いのか、等について書いていきたいと思います。

うさぎをケージから出さないのはNG?うさぎに運動不足は大敵!

うさぎをケージから出さないで、小さなケージの中だけで飼育する事は、うさぎの健康にとってよくありません。

野生のうさぎは野山を走り回って生活しています。

ケージの中だけでは、運動不足になってしまいます。

その結果、肥満になってしまったり、筋肉の維持が出来なくで足腰が弱くなってしまうリスクがあります。

また、沢山動いた方が、胃腸の働きも活発になり、うっ滞を防ぐ効果も期待出来ます。

また、一番に、ケージの中では味わえない、狭いところに潜ったり、のびのびと走ったり、大きくジャンプする事は、うさぎにとって本能的欲求を満たす事ができる大切な行動です。

1日1回30分から1時間くらいは部屋んぽの時間を取るようにしましょう。

どうしても忙しくて、毎日は無理という場合でも、最低でも週に3〜4回はお部屋に出してあげましょう。

部屋んぽさせる時間がない時は、サークルを活用しよう

部屋んぽに必要な広さは1畳〜2畳くらいで大丈夫と言われています。

必ずしも、広い部屋に放さないといけないわけではありません。

部屋に出すとなると、齧ってはいけない物の排除、行ってはいけない場所を区切ったりと準備が大変ですよね。

筆者のうさぎは毎日朝と夜に30分から1時間程度部屋んぽさせているのですが、その度に台所に仕切りをして、配線関係の場所にもガードをして、全ての部屋の扉は閉じて、と準備が必要です。

もし、そのような準備が大変で部屋んぽのハードルが上がってしまうなら、まずはサークルを購入し、ケージと繋げて出してあげましょう。

サークル内にトンネルを置いてあげたり、飼い主もサークル内に入れば一緒に遊ぶ事ができます。

うさぎをケージから出さないのは可哀想だけど、部屋んぽさせる時間がない、という方もケージと繋げたサークルであれば気軽に外に出してあげられるのではないでしょうか。

部屋んぽさせてあげてもあまり動かない時はどうしたら良いの??

うさぎにとって部屋んぽはとても大切と書きましたが、うさぎによっては自分のケージが大好きで、ケージをの扉を開けてあげても外に出てこないうさぎもいます。

警戒心の強いうさぎは、なかなか自分のテリトリーから出てこないようです。

その時には、無理に外に出さずに様子を見ましょう。

また、部屋んぽもあまり長い時間はうさぎも疲れてしまうので、30分から1時間でケージに戻ってもらいましょう。

筆者のうさぎも、毎回30分程度で自分で戻って行くので、やはりうさぎにとって部屋んぽは刺激が強く楽しいけれど疲れるものなのだと思います。

うさぎをケージから出さないのはNG?【まとめ】

いかがだったでしょうか。

今回はうさぎをケージから出さないで飼育する事はできるのか、について、部屋んぽの大切さをまとめてみました。

飼育しているうさぎと飼い主が一緒に楽しめる環境作りが大切だと思うので、生活スタイルに合った部屋んぽの仕方を探してみてください。