うさぎがペレットにがっつく・すぐなくなる!量の目安と対処法とは?

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うさぎがペレットにがっついてすぐに食べ切ってしまうと「足りていないのでは?」と心配になりますよね。

実際には性格や食べ方の癖であることも多く、必ずしも量不足とは限りません。

今回はペレットがすぐなくなる理由と適切な対処法をわかりやすく解説します。

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目次

うさぎにとってペレットの役割とは?

ペレットはうさぎの栄養バランスを補うために作られた人工飼料です。

本来、うさぎの主食は牧草ですが、牧草だけでは不足しがちなビタミンやミネラル、たんぱく質を補えるように配合されています。

特に子うさぎや高齢うさぎ、体調を崩しているうさぎにとっては重要な栄養源となります。

ただし、ペレットは嗜好性が高く美味しく作られているため、与えすぎると牧草を食べる量が減り、歯の健康や消化機能に悪影響を及ぼすことがあります。

そのため「牧草を主食、ペレットは補助」という位置づけを意識することが大切です。

うさぎがペレットにがっつく!足りていないのかな?

勢いよく食べていても心配はない

うさぎにペレットをあげるとすごい勢いでがっついて、あっという間に平らげてしまう事があります。

中には、いつもそうだといううさぎもいるかと思います。

ペレットは嗜好性が高く美味しくできているので、うさぎは大好きです。

ですので、牧草をあげる時よりも、勢いよく食べているとしても心配する事はありません。

うさぎがペレットにがっつく時に、飼い主として心配になることは、ペレットの量が足りていないのかな??という事だと思います。

子ウサギの間はペレットの量を制限する必要はない

ペレットの量ですが、身体が大きくなる子ウサギの間(生後7ヶ月くらいまで)は、量を制限する必要はありません。

子うさぎが、あっという間にペレットにがっついてなくなってしまうのなら、少し足りていないのかもしれません。

朝・晩2回ペレットを入れて、次に補充する時までになくなっている量がその子に合った量となります。

生後7ヶ月を過ぎると、身体の成長も落ち着いてきます。

その頃からは、ペレットのあげすぎに注意しましょう。

基本的には、体重1kgあたり40g程度が目安となります。

これを朝・晩2回に分けて与えるので、1回20g程度が目安となります。

この量を基本として与えながら、牧草の食べ方とのバランスをとっていきます。

ペレットでお腹がいっぱいになるのはNG

ペレットでお腹がいっぱいになってしまうと、牧草の食べが悪くなってしまうので、ペレットの量を少し減らしましょう。

筆者の飼育しているうさぎは、1回20gだと残す事があるので、1回10〜15g程度を測ってあげています。

この量ですと、うさぎが食べ切る事ができ、かつ牧草もよく食べてくれます。

飼育しているうさぎによって、ペレットの適性な量は変わってくるのですが、うさぎががっつくからといって極端に増やす事はしないようにしましょう。

うさぎは完全草食動物なので、牧草は食べ放題の状態にしておきましょう。

また、定期的に体重を測定することで、餌が足りているのか、多過ぎるのかが分かります。

上記の量のペレットをあげていても、体重が減っていくようであれば、そのうさぎにとっては足りていないのかもしれません。

体重が増え続けていくようであれば、多過ぎるという事です。

その子に合ったペレットの量を見つけていく必要があります。

うさぎがペレットにがっつく時に注意すべきポイント

食べ方の癖や性格による違い

うさぎによっては、性格的に食べ物への執着が強く、ペレットを見つけると競うように食べてしまう子がいます。

逆に、少しずつ時間をかけて食べる子もいます。

すぐになくなるからといって必ずしも「お腹が足りていない」わけではなく、個体差や食べ方の癖である場合も多いのです。

特に食欲旺盛なタイプのうさぎは、食べ物を見ると習慣的にがっつく傾向があります。

ペレットの与え方の工夫

がっついて一気に食べてしまうと、胃腸に負担がかかることもあります。

そのような場合には、1日分のペレットを2回ではなく3回に分けて少量ずつ与えるのも方法のひとつです。

また、ペレットを牧草に少し混ぜたり、フードボールではなく工夫された知育フィーダーを使うことで、食べるスピードをゆるやかにしてあげられます。

体調チェックと過食防止

ペレットにがっついているときに注意したいのは「本当にお腹が空いているのか、それとも習慣的に食べているのか」という点です。

体重が急に減ったり、逆に増え続けている場合は、与え方を見直すサインとなります。

便の状態が柔らかくなっていないか、盲腸便を残していないかも観察し、牧草中心のバランスが保てているかを確認することが大切です。

うさぎのペレットがすぐなくなる時の対処法は?

ペレットの量について前述しましたが、そうはいっても、お腹が空いてそうだとかわいそうな気がしてしまいますよね。

体重も減っていなく、身体付きも痩せてきていないのであれば、ペレットの量は増やす必要がないので、野菜の量を増やしてみてはいかがでしょうか。

セロリやキャペツ、サラダ菜など飼育しているうさぎが好きな野菜が見つかると、飼い主にとってもうさぎにとっても、毎日の楽しみになるかと思います。

筆者の飼育しているうさぎは、セロリと大葉が大好きなので、毎日牧草の後に、これらの野菜をあげると、とても嬉しそうにしています。

うさぎがペレットを食べない時はどうすれば良い?

うさぎが急にペレットを食べなくなった場合、まず体調不良の可能性を考えることが大切です。

歯の伸びすぎや消化器の不調で食欲が落ちることもあるので、牧草や水、便の状態もあわせて確認しましょう。

体調に問題がなければ、ペレットの鮮度や保存方法、与え方に原因がある場合もあります。

長期間保存して香りが落ちていると食べなくなることがあるため、密閉して新鮮なものを与えるようにしてください。

うさぎがペレットを食べない時の対処法については以下の記事で詳しく解説していますので是非参考にしてください。

うさぎがペレットいがっつく【まとめ】

うさぎがペレットにがっつくのは珍しいことではありません。

大切なのは体重や便の状態をチェックしながら、牧草を主食にしたバランスを維持することです。

与え方の工夫で食べ過ぎを防ぎつつ、うさぎの個性に合わせて調整してあげましょう。

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