うさぎトイレをかじる理由と対策!陶器製トイレや環境改善で防ぐ方法

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うさぎがトイレをかじって困っていませんか?

プラスチック製を壊すだけでなく、シートや砂を口にしてしまうこともあり、健康にも影響します。

そこで今回は、陶器製トイレの利点に加え、かじる理由や環境改善による対策まで詳しく解説します。

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目次

うさぎがトイレをかじるとは?

本能としてのかじり行動

うさぎにとって「かじること」は自然な本能行動のひとつです。

歯が一生伸び続けるため、常に固いものをかじって歯を削る必要があります。

その延長で、トイレやケージなど身近なものも対象になりやすいのです。

遊びや暇つぶしとしてのかじり

退屈な時間が多いと、うさぎはストレス解消や遊びの一環としてトイレをかじることがあります。

特に若い個体や好奇心旺盛なうさぎは、トイレを「おもちゃ」として扱ってしまうケースも少なくありません。

うさぎがトイレをかじることによるデメリット

健康被害のリスクがある

プラスチック製のトイレやトイレシートをかじってしまうと、破片や吸水ポリマーを誤って飲み込む危険があります。

うさぎは消化が繊細で、異物が体内に入ると腸閉塞や消化不良を引き起こす可能性があります。

特にトイレシートに含まれる吸水素材は体内で膨張しやすく、命に関わる事態を招くこともあるため注意が必要です。

トイレの寿命が短くなる

かじられたトイレはすぐにボロボロになってしまい、数ヶ月ごとに買い替えが必要になる場合があります。

陶器製に比べてプラスチック製は軽量で扱いやすいものの、耐久性が低く、結果的にコストがかさむというデメリットがあります。

掃除や衛生管理が大変になる

トイレをかじって壊すと、隙間や傷に汚れがたまりやすくなります。

細かい傷は洗っても完全には汚れが落ちにくく、雑菌やカビの温床となりやすいです。

また、トイレをひっくり返すことで排泄物がケージ内に散乱し、掃除の負担も大きくなります。

こうした衛生面の問題は、うさぎ自身の健康にも直結します。

うさぎがトイレをかじる時は、陶器製のトイレがおすすめ!

筆者のうさぎも色々なものをかじって破壊してしまうタイプのうさぎで、プラスチック製のトイレをボロボロにかじってしまいました。

飼育して1年も経たないうちに、トイレはボロボロになってしまいました。

ボロボロになったトイレから、今度はトイレシーツを引っ張り出してかじろうとしたり、やりたい放題になってしまったので、トイレを買い替える事にしました。

プラスチックをかじると、うさぎのお腹にとっても良くないので、かじられないように陶器製のトイレに買い替えました。

販売されているうさぎのトイレのほとんどはプラスチック製ですが、陶器の物もいくつか販売されていました。

筆者のうさぎは大きめなので、大きめの陶器のトイレに変えたところ、かじる事は全くなくなりました。

また、陶器のトイレは重たいので、サークル内に固定する必要がありません。

プラスチック製のトイレの時は、掃除の度に、固定用の金具を外していたので、固定する必要がない現在のトイレは、掃除の際の手間も減りました。

陶器のトイレの難点としては、値段がプラスチック製のトイレに比べて高い事、種類が少ない事、うさぎ用のトイレシーツの形と合わないので、折り曲げて使用するなどの工夫が必要な事が挙げられます。

けれど、これらの難点を考慮しても、筆者は陶器製のトイレにとても満足しています。

うさぎがトイレシートをかじる時の対処法

うさぎのトイレにトイレシートを敷いている方も多いのではないでしょうか。

少しでもトイレシートがトイレからはみ出していると、うさぎは引っ張りだしてかじってしまいます。

このトイレシートなのですが、うさぎの身体にとても良くないのです。

おしっこを吸水するための吸水ポリマーが使われているので、水分を吸収すると膨らみます。

これを食べてしまうと、うさぎの体内では消化できないだけでなく、体内の水分を吸って膨らみ身体の中に詰まってしまいます。

トイレシートをかじられないようにするためには、とにかくトイレからトイレシートがはみ出さないようにするしかありません。

筆者は、トイレの大きさよりもだいぶ小さくトイレシートを折り畳んで使用しています。

小さく折り畳むと、その分おしっこを吸収する面積が減り、トイレにおしっこが付いてしまうので、トイレは汚れてしまいます。

ですが、うさぎがトイレシートを食べてしまう方が心配なのでそのようにしています。

小さく折り畳んでも、どうにか引っ張り出して食べてしまうようなうさぎの場合は、トイレシートの使用を控えた方が良いでしょう。

新聞紙などで代用すると良いでしょう。

うさぎがトイレをかじってひっくり返してしまう!

うさぎのかじる力はとても強いです。

軽いプラスチック製のトイレであれば簡単に持ち上げる事ができます。

プラスチック製のトイレには、トイレをケージ内の柵に固定するための金具が付いています。

まずは、この金具でしっかりトイレと柵を固定する事が大切です。

ただ、力のあるうさぎですと、固定してあったとしてもトイレをひっくり返してしまいます。

筆者のうさぎも、よくトイレをひっくり返してうんちが散乱していました。

このような力のあるうさぎには、やはり陶器製のトイレをおすすめします。

陶器製のトイレは、人間の大人が持ってもずっしりと重みを感じる程重たいので、うさぎは持ち上げる事はできません。

うさぎがトイレをひっくり返して困っている方は、是非陶器製のトイレへの買い替えを検討してみてください。

プラスチック製や陶器製以外のトイレ素材はある?

ステンレス製のトイレ

ステンレス製のトイレは、主に小動物用として販売されていることがあります。

金属製なのでかじられても削れる心配がなく、衛生的で長持ちするのが特徴です。

ただし、冷たさや滑りやすさがデメリットになり、うさぎが落ち着いて排泄できない場合もあるため、使う際は滑り止めや柔らかい床材を一緒に工夫する必要があります。

木製トイレのメリットと注意点

木製のトイレも市販されることがありますが、こちらはかじり癖のあるうさぎにとっては格好のターゲットです。

天然素材のため安全性は高い一方で、すぐに削られて壊れてしまう可能性があります。

短期間の使用や、木の香りでリラックス効果を得たい場合には良い選択ですが、耐久性は期待できません。

ハイブリッド型(プラスチック+金属パーツ)

最近では、プラスチック製の本体に金属製のメッシュやステンレスのトレイを組み合わせた「ハイブリッド型」もあります。

プラスチック部分の軽さと扱いやすさを保ちながら、かじられやすい部分を金属で補強しているため、耐久性と利便性のバランスが良いタイプです。

価格はやや高めですが、長期的に見ればコストを抑えられるケースもあります。

うさぎがトイレをかじる理由と環境改善の工夫

かじる行動はストレスや退屈のサイン

うさぎがトイレをかじるのは、単なるいたずらではなくストレスや退屈の表れである場合があります。

特に運動不足や遊び時間が少ない環境では、エネルギーを発散する手段としてトイレをかじることがあります。

また、縄張り意識が強いうさぎは、トイレを「自分の物」として認識し、かじることで存在を主張することもあります。

こうした背景を理解することで、単純にトイレを買い替えるだけでなく、環境全体を見直すきっかけになるでしょう。

かじり癖対策には「かじり木」やおもちゃを活用

かじる行動そのものを止めるのは難しいため、トイレ以外にかじって良い対象を用意することが効果的です。

例えば、天然木を使った「かじり木」や、硬い牧草で作られたトンネル、紙製トイレットペーパー芯などを与えると、トイレへの執着が薄まります。

特に木材や牧草製のおもちゃは歯の伸び過ぎ防止にもつながるため、健康面でもメリットがあります。

トイレの位置やケージ内レイアウトの工夫

トイレの設置場所も、かじり行動に影響を与えます。

ケージの出入り口や飼い主が近づく場所にトイレを置いていると、気を引くためにかじってしまうことがあります。

ケージの隅など落ち着ける場所にトイレを配置することで、かじる頻度が減るケースもあります。

また、床材を工夫して滑りにくくすると、トイレを動かそうとする遊び行動も減りやすくなります。

うさぎがトイレをかじる時の対策【まとめ】

うさぎがトイレをかじる行動は、性格や環境による影響が大きいものです。

陶器製トイレやかじり木の活用で防げるだけでなく、ケージ内の工夫や遊び時間の確保も効果的です。

もしお悩みの方は、ぜひ今回の方法を試してみてください。

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