シーズーの平均寿命は何歳?長生きの秘訣とギネス級の長寿犬に学ぶ健康管理法

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シーズーは小型犬の中でも穏やかで長寿な犬種として知られます。

この記事では、平均寿命だけでなく、実際に長生きしているシーズーの共通点や、日常生活で実践できる長寿の秘訣を詳しく紹介します。

「うちの子には1日でも長く健康でいてほしい」——そんな飼い主さんに向けた内容です。

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目次

シーズーの寿命について

平均は?

シーズーの平均寿命は13〜15歳ほどで、小型犬の中でも標準的な長さです(参考:アニコム損保)。

人間の年齢に換算するとおよそ68〜76歳に相当します。

メスの方がやや長寿

また、一般的にメスの方がオスよりもやや長生きする傾向があります。

これはオスの方が体が大きく、代謝や負担が大きいことが理由の一つと考えられています。

犬は体が小さいほど寿命が長くなる傾向があり、シーズーもその例に当てはまります。

シーズーの最高齢は?

ギネスで確認されている犬の最高齢は29歳5ヶ月のオーストラリアンキャトルドッグ

日本ではあまり知られていない牧牛犬で、働き者として知られています。

仕事を持つ犬は長生きしやすいとも言われ、この犬も例外ではなかったようです。

一方、日本で最も長生きしたシーズーは23歳

平均寿命13〜15歳を大きく超え、人間に換算すると100歳以上に相当します。

ギネス記録には及ばないものの、十分に誇れる長寿犬です。

シーズーの長寿の秘訣は日頃のケアが大切

自分のシーズーが少しでも長く元気に過ごしてくれるために、日頃のケアを通して、シーズーがなりやすい病気に早く気づけるようになりたいですね。

耳掃除・シャンプー・歯磨き

・垂れ耳だから外耳炎になりやすい
・シャンプーや適切なトリミングで膿皮症を予防
・噛み合わせが逆で歯並びの悪い子が多いので、歯石や歯垢が付かないように

私の犬も、我が家に来た時に外耳炎と歯肉炎、膿皮症にかかっていました。

治療には、ステロイドや抗生剤の他に、膿皮症では毎日の薬浴も必要です。

外耳炎は毎日欠かさず点耳薬と耳掃除もやらなくてはならないし、歯肉炎は去勢手術の際に歯石除去と抜歯もしました。

こんなことにならないよう、特にシニアになったら、被毛を短めに整えてシャンプーの負担などを軽くしてあげるのも、ひとつの方法です。


散歩に行きたがらない時の食欲不振などに注意

・心臓の病気になりやすいので、咳や元気があるかにも気を配る
・ウィルスなどによる免疫力低下の病気にも注意

元々散歩をあまり好まない性格のシーズーも多く、年齢とともに遊ばなくなる子もいるので、なかなか発見できない病気もあります。

運動を嫌がるだけでなく、咳や食欲不振、元気がないなどの症状にも注意してください。


大きなイビキやブヒッブヒッという呼吸に注意

・短頭種気道症候群の可能性

もしかしたら、うちの犬もこの病気の可能性があります。

うちの犬の場合、うるさいイビキはありませんが、公園で犬友達と走り回ったり、急にテンションが上がったりした時に、「ブヒッブヒッ」とブタのような鳴き方(呼吸?)をします。

また、水を飲んだ後にガハッガハッとむせたようにすることもよくあります。

今のところそれ以外に異常がないので治療はしていませんが、短頭種に多い呼吸器系の病気のようです。

うちの犬はミニチュアピンシャーも入っているミックス犬なので短頭ではない顔つきをしているのですが、シーズーの血筋から病気になることもあるのかもしれません。

ミックス犬の方も注意してくださいね。


年に2回の定期検診も欠かさずに

通常、血液検査は狂犬病ワクチンの時にやる方が多いと思いますが、シニアに差し掛かったら、年に2回の検査をおすすめします。

犬は人間の4倍ほどのスピードで老化していきます。

病気の進行も4倍のスピードになると考えると、年に1回では少し不安な面も。

また、何でもないと思って過ごしていることでも、周りの犬と違う行動や小さな変化があれば、何でも獣医さんに話してみましょう。

もしかしたら、何かの病気の症状が出ているかもしれません。

私も、走っている時の「ブヒッブヒッ」という音や、水を飲んでむせたようになることが、病気の兆候だとは知りませんでした。

一定の条件が揃わないと出ない症状は、飼い主さんが話さないと獣医さんは気づけません。

些細なことも話せるようにしておいてくださいね。


栄養バランスの取れた食事で健康維持

シーズーの寿命を延ばすためには、日々の食事管理がとても重要です。

肥満は心臓病や関節疾患のリスクを高めるため、年齢や体格に合わせたフードを選びましょう。

高齢になると筋肉量が減り、代謝も落ちるため、高タンパク・低脂肪のシニア向けフードがおすすめです。

また、食欲が落ちたときは、ウェットタイプを少量混ぜて香りを強めると食べやすくなります。

人間の食べ物を与えると塩分過多になりやすいため、心臓への負担を避けるためにも控えましょう。


ストレスを減らす環境づくり

シーズーは穏やかでマイペースな性格ですが、急な環境の変化や孤独には弱い一面があります。

留守番が多い場合は、飼い主の匂いが残る毛布やベッドを置いて安心感を与えましょう。

また、運動不足もストレスの原因になります。短時間でも良いので、毎日軽い散歩を続けてあげてください。

家族の会話やスキンシップも、精神的な健康を保つうえで大切な「長寿の薬」です。


室温と湿度の管理も忘れずに

被毛の多いシーズーは体温調節が苦手な犬種です。

夏は熱中症、冬は低体温症に注意し、室温22〜25℃・湿度50〜60%前後を目安に保ちましょう。

特に老犬は体温維持が難しくなるため、エアコンの微調整や冬用ベッドの設置など、快適な室内環境が寿命を左右します。

季節の変わり目には、毛布や冷感マットなどで温度差をやわらげてあげましょう。

シーズーの平均寿命は?【まとめ】

シーズーの寿命は環境とケア次第で大きく変わります。

日々の食事、清潔な生活環境、そして愛情あるスキンシップが長寿のカギです。

「今の習慣が未来の健康を作る」ことを意識して、シーズーとの毎日を大切に過ごしていきましょう。

長生きの秘訣は、飼い主さんとの絆の中にあります。

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