犬を飼う一人暮らしの女性が知っておきたいお金の備えと後悔しない犬種選び

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一人暮らしの女性にとって、犬は日常を明るくしてくれる大切なパートナーです。

しかし実際に飼うとなると、お金の準備や犬種選び、そして緊急時の備えまで考えておかないと後悔につながることも。

この記事では、無理なく愛犬と暮らすために必要なポイントをわかりやすくまとめました。

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目次

一人暮らしの女性が犬を飼う前に知っておきたい現実的な悩み

旅行や外出の自由が大きく制限される

一人暮らしだと、犬を預けられる家族が近くにいないため、旅行や帰省のハードルが一気に上がります。

急に「一泊してこよう」という行動がしづらく、長時間の外出もペットホテルやシッターの利用が前提になります。

特に連休や繁忙期は予約が取りづらいこともあり、思っている以上に自由度が下がる点は理解しておきたいところです。

犬の体調不良=飼い主のスケジュールに直結する

犬が急に吐いたり下痢をしたり、ぐったりしてしまった場合は、すぐに病院へ連れて行かなくてはなりません。

家族で代わることができないため、
・仕事の早退
・急な休み
・予定のキャンセル
などは十分起こり得ます。

会社の勤務形態や周囲の理解があるかどうかも、一人暮らしの飼い主には重要なポイントになります。

毎日の散歩・ケアを“誰にも頼れない”現実

散歩や排泄のケア、掃除、食事の準備、しつけ…。

これらは1日たりとも止められないお世話で、一人暮らしではどれも自分一人で対応する必要があります。

体調が悪い日や精神的にしんどい日でも、犬は「今日はお休み」というわけにはいきません。

負担が分散できない分、自分の体調や生活リズムとの相性も考えておく必要があります。


女性であることの影響は限定的

一人暮らしであることは犬を飼う際の負担に直結しますが、一方で飼い主の性別は男女で ほとんど影響しません

違いがあるとすれば、
・抱っこする力
・重いケージや荷物の持ち運び
など体力面の差がごく一部ある程度。

しかしこれは 犬種選び(主に体重) で十分カバーできます。

一人暮らしで最も大きい差は性別ではなく、「生活サポート役の不在」 という構造そのものです。

犬を飼うとこれだけのお金がかかる

うちのワンコは雑種の小型犬です。

参考までに、我が家でこれまでにかかったお金の内訳をご紹介します。

犬を飼う時にかかったお金(概算)

・生体(犬の値段)……10,000円
・引き取る際の交通費やワクチン代など……40,000円
・ケージ……13,000円
・フード……10,000円
・水入れなどの生活用品……5,000円
・リードやハーネス……3,000円
・洋服……10,000円
・自治体への登録料……1,500円
・狂犬病ワクチン……4,000円
(合計)96,500円

我が家の場合は少し特殊で、生体のお金がほとんどかかっていません。

これは、インターネットで保護犬を探していた時に、あるブリーダーさんのところで1歳過ぎまで残ってしまった子を引き取ったからです。

ご飯や水をあげるための器や、リードやハーネス、首輪などは、初めから「これだ!」というものが見つからないと思ったので、ホームセンターで手頃な値段のものを購入したり、家にあるもので代用したりしました。

犬と暮らすうちに「こういう物が合ってるな」「こういうデザインが欲しい!」と色々わかってくるので、飼う時は必要最低限の準備で良いように思います。

1年間で犬にかかるお金(概算)

・フード……20,000円
・おやつ……100,000円
・ペットシーツ……12,000円
・シャンプー類……10,000円
・狂犬病ワクチン……4,000円
・混合ワクチン……8,000円
・フィラリア検査と健康診断……6,000円
・フィラリア・ノミ・マダニ予防薬……20,000円
・リード・ハーネス……10,000円
・洋服……10,000円
・トリミング……60,000円
(合計)260,000円

飼い主さんの教育方針や好みで、犬を飼うためにかかるお金は大きく変わってきます。

私はフードやおやつにかなりこだわりがあることと、リードやハーネス、洋服にもお金をかけてしまう方なので、全体的にお金がかかる方かもしれません。

ただ、フィラリアなどの予防薬や狂犬病ワクチン、混合ワクチン、年1回の血液検査は行うようにすることをおすすめします。

ちなみに狂犬病ワクチンは必須なので、動物病院に必ず年1回は行くことになります。

私はその時にワンシーズン分のフィラリア・ノミ・マダニの予防薬と、血液検査を全てやってしまっています。

狂犬病ワクチンの時期は血液検査が安く受けられる病院が多いので、お得ですよ。

一人暮らしの女性に向いている犬種選び

抱っこして移動できるサイズが安心

一人暮らしでは、ケガ・体調不良・通院などで犬を抱えて移動する場面が意外と多くあります。

10kgを超えると抱っこはかなり大変ですしこの記事では「女性」が飼い主であることを前提にしているので、小型犬(2〜10kg)が現実的です。

気になる子がいれば、ブリーダーや店員さんに両親の体重を聞くと成犬サイズの目安になります。

散歩が短時間でも満足してくれる犬種

仕事や体調で長時間の散歩が難しい日もあります。

トイプードルやチワワなどの小型犬なら、公園を軽く一周する程度でも満足してくれる子が多いため、一人暮らしとの相性が良いです。

経済的な負担が小さい

薬代・フード・トリミングは体重に比例して高くなります

小型犬なら
・予防薬が安い
・フード消費も少ない
・トリミング代も控えめ

と、全体的に負担を抑えられます。
(ただし小型犬は洋服の種類が豊富で、つい買ってしまう可能性はあります。)


結論:一人暮らしには小型犬が最適

チワワ、マルチーズ、トイプードル、シーズー、パグ、ミニチュアシュナウザーなどは 4〜8kgほどで収まる子が多く、一人暮らしでも無理のないサイズ感 です。

「超小型は不安」という場合は、4〜6kgほどのマルチーズ・シーズー・パグ・ミニチュアシュナウザーあたりが扱いやすくおすすめです。

一人暮らしの女性の飼い主さんの様子をチェック

一人暮らしの女性でも、生活スタイルに合わせて無理なく犬と暮らしている例は多いです。

看護師の友人は仕事が忙しくても、朝晩1〜2時間の散歩を欠かしません。犬は小型で洋服代はほとんどかかりませんが、キャリーバッグやリードにこだわるため別の出費があるそうです。

別の友人は日本スピッツ3匹+小型犬1匹の計4匹と暮らし、毎日散歩を続けています。全員抱っこできるサイズで、車もあるため特に困ることはないとのこと。

また、体調を崩しやすい先輩は、動けない日は散歩を休むこともありますが、愛犬のトイレが自立しているので1日程度なら問題なし。
こうした“いざという時に対応できるしつけ”は、一人暮らしの飼い主にとって大切だと感じます。

一人暮らしの女性が犬を飼う前に押さえたい「緊急時への備え」

犬との生活は毎日が楽しい一方で、いざという時にどう動くかをあらかじめ考えておくと、心の負担が大きく減ります。

特に一人暮らしの女性の場合、体調不良、長時間勤務、急な出張などで「犬のお世話ができない日」が一定の確率で起こります。

そんな“もしもの日”に備えておくことは、無理のない飼育にもつながります。

ペットシッター・動物病院を事前リスト化しておく

一人暮らしだと、突然の体調不良や残業で散歩に行けない日があります。

そんな時に頼れる
・自宅訪問型のペットシッター
・一時預かり対応の動物病院
を事前に2〜3カ所ピックアップしておくと安心です。

最近はLINEで予約できるシッターも増えており、緊急時の「助かった」という声も多く聞きます。


予備のフード・トイレ用品を“最低1週間分”ストック

災害時や体調不良で買い物に行けない時のために、フード・ペットシーツ・予防薬は最低1週間分の常備がおすすめです。

特に小型犬は食事の変化に敏感な子も多いため、普段使う銘柄を切らさないことが大切です。


「近所で頼れる人」を1人作っておく

散歩までは頼まなくても、

「ちょっとした様子見」「フード補充」などをお願いできる人がいると、精神的な負担が大幅に軽くなります。

同じペット可物件の住人、仲の良い友人、近所の犬仲間など、軽いお願いができる関係性を築いておくと心強いです。

まとめ

犬との暮らしは、一人暮らしでも十分に実現できます。

ただし「お金」「犬種選び」「緊急時の備え」の3つを整えておくことで、飼育の負担を大きく減らすことができます。

この記事で気になった点は、関連ページもあわせてチェックしながら、自分の生活に合った形で準備を進めてみてくださいね。

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