犬が留守番する時のケージの大きさと選び方!長時間ならトイレも必須
うちのワンコも平日は留守番をしています。
でもやっとおとなになったばかりの犬だと、部屋で自由にさせるのはまだ心配です。
そこで今回は、犬が留守番する時に適したケージの大きさや、どんなケージにしたら良いかの選び方をご紹介します。
長時間の留守番なら、トイレのことも考えて選んでみましょう!
Contents
愛犬の留守番中の心配事とケージの必要性
愛犬をひとりで留守番させる時に起こりやすい事故として、以下のようなことがあります。
・誤食をしてしまう
・水回りなどのトラブルを起こす
・家具などを倒してケガをしてしまう
最近は見守りカメラなどもあって、仕事中でも愛犬の様子がわかるようなサービスもありますが、異変に気づいてもすぐに駆けつけられないことが多いですよね。
そのために、ケージに入っていてもらうことが一番安全だということになります。
そのほかにも、ケージに慣れておくと、非常時に一緒に避難できるというメリットもあります。
非常時に避難所へ行く場合、ペットの受け入れが可能な避難所でも、犬は必ずキャリーに入れなくてはなりません。
普段からケージやキャリーに慣らせておけば、そんな事態になった時に犬も落ち着いて避難することができます。
こうした理由からも、ケージなどに慣れておくことは大切ですね。
留守番用ケージの大きさは「立ち上がって一回転できる」を基準に
犬は猫と違い、犬種によって体の大きさが全然違う動物です。
だからケージの大きさもたくさんの種類が販売されています。
大きなものになると、身長156cmの私が立って入って手を広げられるほどのものもあるんですよ!
そこでケージの大きさの選び方は「愛犬が立って一回転できるくらいのもの」を基準にするのがおすすめです。
さらに成犬になった時の大きさで選んでおけば、生涯使うことができます。
ただ、大型犬の場合は子犬の頃と成犬でかなりの差がありますよね。
例えばゴールデンレトリーバーだと、子犬の頃は2〜3kgですが、成犬になると30kg近くなる子もいます。
そこで「大きくなったら買い直そう」と小さめのケージを買う方もいたのですが、5ヶ月で16kgくらいまで成長して、あっという間にケージが狭くなってしまったそうです。
品質にもよりますが、ケージは大きいほど値段が高くなり、大型犬用になると3万円以上かかることも珍しくありません。
できれば、初めから成犬サイズで買ってしまった方が経済的かもしれませんね。
留守番用ケージにはトイレ併設がベスト
犬は丸一日くらいならトイレを我慢できると言われています。
実際に飼い主さんの仕事中は小さなキャリーケースで長時間留守番をしている犬もいます。
でもできれば、ケージの中にトイレが設置できるものを選んであげる方が、犬の体に負担をかけずに留守番させることができるでしょう。
ケージの中には、2つのドアが付いていて、ひとつは犬の出入口、そしてもうひとつはトイレを片付ける時に使えるようになっているものがあります。
これだと、トイレを掃除するたびに飼い主さんが四つん這いになってケージの奥からトイレを取り出す煩わしさがなくなります。
トイレ掃除は愛犬が排泄するたびに行うものなので、トイレ専用のドアがあると便利ですよね。
また、トイレをケージ内に設置することで、留守番中だけでなく夜間に愛犬をケージで休ませている間もトイレを我慢しなくて済むようになります。
普段は何時間でもトイレを我慢できる子でも、体調がすぐれない時は急にもよおすこともありますよね。
そんな時のためにも、トイレが設置できる広さが確保できるケージを選ぶのもひとつの方法です。
実際にケージはどのように使われているか
実は、我が家ではうちのワンコが閉所恐怖症のため、ケージは1ヶ月もしないうちに断念しました。
留守番でケージに入れるとしばらくの間、大音量で泣き叫び、帰ってくると顔はグシャグシャ、ペットシーツもグシャグシャ、おまけにオシッコはケージの外に向かってしていて床はびしょ濡れ、挙げ句の果てに脱走しようとケージをかじったせいで、犬歯が一本欠けてしまいました。
あまりにも不憫だったので、主人と相談してペットガードで囲うようにしたら、やっとおとなしく留守番してくれるようになりました。
ちなみに今はペットガードも無くして、自由にさせていますが、問題は全く起きていません。
我が家の例は極端ですが、話を聞いているとたいていの子が成犬になるに従い、留守番中もケージには入らないようです。
でも中にはまだケージを設置していて、ご飯やトイレ、寝る時はケージという家庭もあります。
本当は私もこんな生活環境にしたかったなぁと思います。
最近は避難所生活なども他人事ではないですよね。
いざという時にケージでもくつろげるようになってもらいたいものです。
犬は本来、せまいところで安心できる性格だと言いますので、犬と暮らし始めた方は、ぜひケージやキャリーの中で落ち着いていられる愛犬にしてあげてくださいね。
また、犬がひとりになりたい時のシェルターとして活用するのも良い使い方です。
愛犬がケージに入ったら無理矢理外に出さずにそっとしておいてあげるのも、ケージに抵抗がなくなる方法として有効です。
我が家も少しずつ、慣れさせなくてはと考えています。
まとめ
・ケージの選び方は「快適さ」と「手入れがしやすいこと」
・長時間の留守番にはトイレも設置しよう
・ケージと部屋の生活をうまく組み合わせて
群れで生活する犬にとって、ひとりぼっちでの留守番はちょっぴり寂しいものです。
少しでも快適に過ごせるようなケージを選び、生涯ケージと上手に付き合っていかれるように育ててあげるのが理想的かもしれません。
成犬になっても愛用できるような安心できるケージを選んであげてくださいね。