トリミングの上手い下手がわかる!調べ方・受けた後の判断・指名の活用まで徹底解説

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トリミングサロン選びで気になるのが、トリマーさんの“上手い下手”。

犬はカットで大きく印象が変わるため、良いサロンを選ぶことはとても大切です。

この記事では、口コミだけでは判断できない“本当に技術の高いサロン”の見分け方を、具体例とともにわかりやすくお伝えします。

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目次

トリミングが“上手い”状態とは?

トリミングの良し悪しは、見た目だけでなく触り心地や犬の様子など多角的に判断するのがポイントです。

サロンを見つける前に、「上手な仕上がりはどんな状態なのか」という基準を知っておくと、失敗しにくくなります。

犬種によってデザインの幅は異なりますが、共通して確認できるポイントがいくつかあります。


カットラインやシルエットが自然で左右差がない

上手なトリマーさんほど、顔まわりや足先など誤魔化しが効かない部分のラインが整っています

丸みの出し方や毛先の処理が自然で、左右差も少なく、全体のフォルムが美しくまとまります。


触ったときに段差やガタつきがなく手触りがなめらか

仕上がり後に手で触れると、技術の差がよくわかります。

毛量の調整が丁寧にされている場合、段差が少なくふんわりまとまった手触りになります。

逆に手が引っかかる場合はカットの精度が低い可能性があります。


犬がストレスなく落ち着いた様子で帰ってくる

技術があっても扱いが荒いサロンでは、犬が強いストレスを感じてしまいます。

帰宅後にぐったりしていたり怯えた様子がある場合は注意が必要です。

信頼できるサロンは犬の性格に合わせて施術してくれるため、仕上がり後も比較的リラックスしています。


飼い主の要望がきちんと再現されている

ふんわり系・スッキリ系など、抽象的な注文でも丁寧に確認してくれるサロンは完成度が高い傾向があります。

事前カウンセリングに時間をかけてくれるかどうかも判断材料になります。


仕上がりが長持ちし、数日後・数週間後も崩れにくい

技術の高いトリマーさんほど、ラインが安定していて時間が経っても形が大きく崩れません。

日が経つほどに違和感が出る場合は、カットの精度が不十分なケースがあります。

トリミングの上手い下手の調べ方

口コミ

口コミには2つの調べ方があります。

  • 散歩中に飼い主さんからリサーチする
  • インターネットで目星をつけたサロンの口コミを調べる

散歩中に飼い主さんからリサーチする

散歩をしていると、必ずほかの散歩中の犬に会いますよね。

犬同士が挨拶している間、飼い主同士も話す機会があれば、さりげなくトリミングサロンの話題を持ち出してみるのはいかがでしょうか。

特にトイ・プードルやミニチュア・シュナウザー、ポメラニアンの飼い主さんは、私の周りでは色々なデザインを試している方が多いので参考になります。

また、カットではなく被毛を抜くことでトリミングするジャック・ラッセル・テリアや、コロンとした頭が特徴的なビジョン・フリーゼのように、特殊なトリミングを必要とする犬の飼い主さんもサロン選びは慎重です。

こういう方はトリマーさんの上手い下手にも詳しいのではないかと思います。

少し変わったカットをしていたり、いいなと思うデザインの子を見かけたりしたら、トリミングサロンのことを聞いてみると良いかもしれません。

散歩中に会う飼い主さんは近所のサロンに通っている可能性も高いので、通いやすくて良いサロンに出会える確率は高いですよ。

インターネットで目星をつけたサロンの口コミを調べる

インターネットでの調べ方は、行きたいサロンを選ぶところから始めましょう。
そして「ここいいな」と思ったところがあったら、今度はそのお店の口コミを検索してみましょう。

新しいサロンやホームページを作っていないサロンだと口コミが出てこないこともありますが、たいていはどこかにそのサロンを批評しているページが出てきます。

そこからトリマーさんの上手い下手を知ることができます。

いくつか口コミが出てくるサロンなら、すべてに目を通してみると傾向がつかめるので参考になりますよ。

雰囲気

これはあくまで私の個人的な意見なのですが、たとえばお店のホームページをしっかり作っていて、中の様子をたくさん写真で紹介しているようなサロンは、トリマーさんの技術も高いような印象があります。

ペットサロンやそれに近いトリミングサロン、もしくはコンテストなどで良い成績を残したトリマーさんがいるサロンも、全体的に技術力がしっかりしている気がします。

犬のトリミングを単なる身だしなみだけではなく、美容としてとらえているサロンだと、上手いトリマーさんが必要です。

そういうサロンでは、トリミングした犬の写真なども積極的にアップしているので、上手い下手だけでなく、飼い主さんの好みのカットをしてくれるかどうかもわかりやすいでしょう。

ホームページの雰囲気や、もしも近所にそのサロンがあるなら、さりげなく通りかかって様子をうかがってみるのもおすすめです。

しっかりとトリミングしてくれるサロンは、すべてにおいて雰囲気の良い見せ方をしています。


トリミング後に“上手い下手”を判断するポイントと次に取る行動

トリミングを受けた後は、仕上がりの満足度や犬の様子から、そのサロンが愛犬と相性の良い場所なのか判断できます。

最初は良し悪しが分かりにくく感じますが、客観的に見るポイントを知っておくと判断しやすくなり、次に取るべき行動も決めやすくなります。


仕上がりのライン・フォルムが整っているかチェックする

顔まわり、足先、胸元など“誤魔化しが効かない部分”を重点的に見ましょう。

左右の長さが揃っている、毛の丸みが自然、段差が少ないといった点は、技術の高さがそのまま表れます。

全身のシルエットがスッと見えるかどうかも判断材料になります。


触り心地や毛量調整の丁寧さを確認する

仕上がった毛を手でなでた時、引っかかりが少なく、毛の流れが自然なら仕上げが丁寧です。

触り心地の違和感やガタつきは、毛量調整が甘いケースがあります。

見た目よりも触った時の違いが判断しやすいポイントです。


犬のストレス反応が強く出ていないか観察する

帰宅後、極端に疲れている、震えている、落ち着かないなどの変化がある場合は、施術中に負担が大きかった可能性があります。

反対に、いつも通り過ごせているなら、扱い方に問題はなく相性が良いサロンと判断できます。


仕上がりが良かった場合にやるべきこと

満足できる仕上がりだった時こそ、次の予約を早めに取るのがおすすめです。

トリマーさんの技術が安定していて相性が良い場合、予約が埋まりやすい傾向があります。

また、今回の仕上がりを写真に残しておくと、次回同じスタイルを再現してもらいやすくなります。


微妙だった場合に取る行動と見極め方

“技術不足”と“好みの違い”は別物です。

カットラインが崩れていたり左右差が大きい場合は技術的な問題。

一方で「思ったより短すぎた」「丸みが足りない」などは事前相談で改善できます。

次回もう一度希望を伝えるのか、別サロンを試すのかの判断基準になります。

トリマーの指名はできる?指名制サロンの特徴と活用方法

トリミングサロンには、美容室と同じように“トリマー指名”ができるお店があります。

地域やサロン規模によって制度の有無は異なりますが、指名ができるかどうかを知っておくと、仕上がりを安定させたい場合に役立ちます。


指名制があるサロンの特徴|都市部や大型サロンに多い

指名制度を導入しているのは、複数のトリマーが在籍する中〜大型サロンに多いです。

技術力でファンの多いトリマーがいるサロンほど指名制度を取り入れやすく、人気トリマーは予約が早く埋まりやすいため、早めの予約が必要になります。


指名料が発生する場合もある|相場は300〜1,000円ほど

サロンによっては指名料が設定されており、300〜1,000円前後が一般的です。

費用はかかりますが、毎回同じトリマーに担当してもらえるため、細かいニュアンスまで再現してもらいやすく、仕上がりのブレが少なくなります。


指名制度がなくても“担当固定”できるサロンも多い

個人経営の小規模サロンでは指名制を設けていないことが多いですが、実際は店主がすべて担当するため、実質的には担当固定になっています。

また、複数人がいる小さなサロンでも「今回と同じ方でお願いします」と伝えるだけで、可能な範囲で対応してくれるケースはよくあります。


良いトリマーに出会えたら、次回予約を早めに取るのがコツ

仕上がりに満足できた場合は、帰り際に次回予約を取っておくのがおすすめです。

人気のトリマーは直前の予約が取りづらく、せっかく相性の良い人を見つけても予約が埋まってしまうことがあります。

写真を残しておくと、次回の再現性もさらに高まります。

トリミングの上手い下手がわかる!【まとめ】

トリミングの上手い下手は、見た目・触り心地・犬の反応・再現度・持ちの良さなど、複数の観点で判断できます。

基準を知っておくと、サロン選びの失敗がぐっと減ります。

あなたの愛犬にぴったりのサロンを見つけて、気持ちよくトリミングしてあげてくださいね。

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