可愛らしいフォルムと様々なカラーバリエーションがあるプラティ。
初心者でも飼育しやすくアクアリウムの入門魚としても人気があります。
そんなプラティの寿命はどの位なのか、魚の大きさと寿命の関係はあるのでしょうか。
そこで今回はプラティの寿命について、平均寿命や最長寿命、長生きさせるにはどうすれば良いのか調べてみました!
プラティの寿命はどの位?
プラティの平均寿命は1~2年と言われています。
3~4年生きたプラティも存在していますので、大切に飼育すればそれだけ長生きさせることも出来ますよ。
ショップで販売されているプラティは成魚が多く、購入してすぐに老化が見られる個体もいます。
購入する際は幼魚かなるべく小さめの個体を選ぶと長く飼育できると思います。
ちなみにプラティの成魚時の大きさは4~6センチ。
プラティの寿命について、最長寿命はどの位?

記録として残ってはいませんでしたが、調べてみると4年以上生きたプラティが存在するようです。
プラティの寿命は2年と言われていますので、倍以上生きていたことになりますね。
飼育環境を整えてあげれば、プラティを長生きさせることが出来るようになります。
プラティの寿命と大きさの関係

プラティに限らず多くの魚は体の大きさと寿命が比例していると言われています。
体が大きい=寿命が長い、というわけですね。
自然界と水槽での寿命の違いはどうでしょう、自然よりも狭い水槽で飼育している方が寿命は短くなるのでしょうか。
調べてみると小型の魚は自然界と違い天敵が存在しない為、寿命は長いようです。
逆に鯉やアロワナなど大型の魚は、自然界にいた方が寿命は長く水槽飼育の方が寿命は短いようです。
プラティやグッピーなど小型魚の寿命は2年。
マアジやエンゼルフィッシュなど中型魚で5年~8年。
コイやアロワナなど大型魚は10年以上と言われています。
金魚は品種によって大きさが異なりますので、最初は小型でも体が大きくなり10年以上も生きる金魚も存在します。

プラティを長生きさせるには
飼育環境を整えプラティのストレスになるものを排除し、プラティに快適な生活を送らせてあげましょう。
プラティは丈夫な魚なので、水質等に関しては神経質にならなくても大丈夫です。
基本的なお世話を欠かさなければ長く生きることが出来るでしょう。
・2週間に1度の水換え
・1日1回(しっかり繁殖させたい場合は2回)の餌やり
・過密飼育を避ける
・急激な水質水温変化をさせない
プラティは繁殖力が高くオスとメスがいればあっという間に増えます。

そのままにしておくと過密飼育でプラティの寿命は短く、水質悪化や病気の原因にもなります。
プラティの産卵周期は1か月に1度、10~30匹産みます。
産まれた稚魚も3か月も経てば繁殖可能になるので、プラティを飼育する際は増えることを頭に入れて購入しましょう。
最初からオスとメスを分けて飼育すれば増えることなく、プラティも産卵に体力を使用することがなく、寿命も長くなる可能性があります。
プラティの寿命を長くするには日常的なお世話が一番肝心です。
水質悪化は様々な不調や病気の原因になりますので、水換えはサボらず行いましょう。
餌やりは1分で食べきれる量を1回~2回、決まった時間に与え食べ残しは取り除いた方が良いです。
水温は20℃~28℃と広く適応できますが、ヒーターを使用し25℃前後を維持した方がプラティは活動しやすいです。

まとめ
プラティの寿命について紹介しました。
プラティには何年も生きられるような長い寿命はありませんが、大事に飼育すれば平均的な寿命の倍以上生きられることがわかりました。
特別なことはしなくても、日常的なお世話で長生きさせることが出来るようです。
プラティを飼育する際は長生きに挑戦してみてはいかがでしょうか。