トリミングハサミの初心者向けおすすめ!安全に使える選び方と使い方を徹底解説

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自宅で少しだけカットしたいけれど、どんなハサミを選べば安全なのか迷いますよね。

この記事では、初心者でも扱いやすいトリミングハサミの選び方や種類の違い、ケガを防ぐための基本の使い方までまとめています。

初めてでも安心してカットに挑戦できる内容になっています。

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目次

トリミングハサミの初心者向けおすすめ!

家庭向けのトリミング用ハサミはケガをさせにくい造りになっています。

初心者でも使いやすい安全なハサミの特徴がこちら

・刃の先端が丸い
・小さくて持ちやすい
・切れ味はよくない

家でペットのカットをする場合、一番大事なことはケガをさせないことです。

犬はこちらの言葉を完全には理解できないし、ハサミが危ないものだという認識もありません。

急に動いてハサミで大ケガをさせてしまうこともあり得ます。

刃の先端が丸くなっているハサミは犬の急な動きにも安心です。

大きいハサミよりも小さめのハサミのほうが、小回りが利いて扱いやすいのでおすすめです。

初心者用のハサミはプロ用のハサミと比べると切れ味は落ちますが、その分ケガをさせにくいので慣れるまでは切れ味よりも安全性を優先させましょう。

トリミング用ハサミの種類と用途

左からストレートシザー、セニングシザー(スキバサミ)、カーブシザー、ボブシザー

ハサミを見ていると色々なタイプの刃があると思います。

それぞれの用途をご説明します。

ストレートシザー

刃がまっすぐの一般的なハサミです。

一発の刃の開閉で毛が切り揃えられる分、短く切りすぎたときに失敗がごまかしにくいです。

プードルの毛のカットにおすすめです。


セニングシザー(スキバサミ)

刃に細かい目が刻まれているハサミです。

人間の髪の毛を切る場合は毛をすくのに使われますが、犬の場合は毛をぼかしたり、少しずつ形を整えるのにも使われます。

一回で切れる量は少なめですが、カットの失敗は少ないです。

急に動いてしまう子のカットや、カットがいつもハサミの跡でガタガタになってしまう方はセニングシザーだと失敗のリスクが減ります。

マルチーズやチワワなど、まっすぐの毛の子はハサミの跡がつきにくくなるのでおすすめですよ。


カーブシザー

緩やかな曲線の刃をしたハサミです。

顔を丸くカットする時などに向いています。

慣れるまで使いづらいかもしれませんが、慣れるとカットの効率が上がり、綺麗に仕上がります。


ボブシザー

刃の短い小さいハサミです。

目や口の周りなど、細かいところを切るのに向いています。

犬の毛質や用途に合わせてハサミを使い分けると、カットの効率もぐんと上がります。

色々なハサミを試してみてくださいね。


初心者向けのペット用ハサミはどこで買う?

初心者用のハサミは、ホームセンターやペットショップに売っています。

楽天やamazonなどのネットショップでも様々な種類のハサミが販売されていますが、店頭で見たほうがサイズ感がわかるので、実際に持ったときのイメージがしやすいです。

ハサミ以外に必要なもの

自分でトリミングする際にハサミ以外に必要なアイテムがこちら

  • コーム
  • スリッカーブラシ
  • バリカン

コームは細かい歯が並んでいる、平たい形をしたくしです。

もつれがないか確認したり、カットする前に毛を立てるのに使います。

スリッカーブラシはくの字型のピンがたくさんついているブラシで、もつれや毛玉をとく道具です。

カットの前にスリッカーでもつれを取っておくと、カットが綺麗に仕上がりやすくなります。

バリカンは短くカットする時におすすめです。

ミリ数も幅があるので、好みに合わせて長さを調節できます。

足の裏や肛門周りなど毛をすっきり刈りたいときは、ミニバリと呼ばれる短いミリ数のバリカンを使用しましょう。


初心者が安全にカットするための基本準備

初心者が自宅でトリミングする時に一番怖いのは「犬の急な動きによるケガ」です。

ハサミ選びと同じくらい大切なのが、カット前の準備や環境づくりです。

ここでは初心者が安心して始められるよう、最低限おさえておくべきポイントをまとめます。


カット前に“慣らし”をしておく

犬は知らない感覚にとても敏感です。

いきなりハサミを持つ前に、以下を短い時間で練習しておくと安全性がぐっと高まります。

  • スリッカーやコームで軽く毛をとかす
  • ハサミを犬の体に触れさせ「何も怖くない」ことを覚えさせる
  • ハサミを“開閉だけ”して音に慣れさせる

ハサミが耳元で鳴る「カチカチ音」で驚く犬も多いため、まずは音に慣れてもらうのがポイントです。


滑りにくい台・マットを用意する

床でカットすると犬が動きやすく、初心者にはかなり危険です。

おすすめは以下のような環境です。

  • 洗面台に滑り止めマットを敷く
  • 低めのテーブルにヨガマットを敷く
  • ペット用グルーミングマットを使う

“足場が安定している”だけで犬の動きは確実に落ち着き、ケガのリスクが大幅に減ります。


犬用トリミングハサミの使い方

トリミングのハサミは、文房具用のハサミと持ち方が異なります。

順番に持ち方を解説します。

  • ハサミの2つの穴に、それぞれ親指と薬指を入れます。
  • 人差し指と中指はハサミの外側に添えます。
  • 小指はハサミの後ろについているつっかけに乗せます。

親指を動かしてハサミが開いたときに、人差し指~小指の4本が触れている側の刃がぶれないようにしてカットします。

慣れるまでは難しいと思うので、犬のカットの前にハサミだけで動かして練習してみてください。


1回で全部切ろうとしない

初心者にありがちな失敗が「一度で仕上げようとする」ことです。

犬は数分で飽きて動き始めるため、次のように分けて行うと安全です。

  • 今日は顔だけ
  • 明日は足先
  • 胴体は短時間で済む日に

プロでも1回で完璧には仕上げません。

焦らず少しずつ整えるほうが結果的に綺麗になります。

犬のトリミング用ハサミのおすすめ【まとめ】

自宅でのトリミングは、ハサミ選びと安全な環境づくりがすべてです。

初心者向けのハサミを正しく使えば、無理なく愛犬を可愛く整えることができます。

うまくいかない時は部分カットだけ自宅で行い、難しい部分はサロンに任せるなど無理せず続けていきましょう。

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