ブリティッシュショートヘアの抜け毛は多い?特徴と対策・健康チェックまで解説

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ブリティッシュショートヘアは、厚くて硬めのダブルコートが特徴的な猫種です。

一般的には抜け毛が少ないと言われますが、換毛期になると驚くほど毛が抜けることもあります。

本記事では、抜け毛の量や時期、ブラッシングや掃除などの対策に加えて、毛並みから体調をチェックするポイントも解説します。

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目次

ブリティッシュショートヘアの被毛

ブルーカラーで有名なブリティッシュショートヘアの被毛は「ダブルコート」と言って、2層構造をしています。

ですので、ブリティッシュショートヘアをなでると厚くて硬い印象を持つと思います

抜け毛はこのうち内側の毛に起こりやすいです。

ダブルコートはシングルコートと比べると抜け毛が多いです。

ブリティッシュショートヘアはその中では抜け毛が少ないと言われます。

そのため、初めて猫を飼う人でも毛の手入れがしやすいとされています。

しかし、まったく抜け毛がないわけではありません。

ダブルコートなのでそれなりには抜けます。

長毛種などと比べれば少ないかな程度の子もいるようです。

特に換毛期と呼ばれる春先や秋口になると、ごそっとたくさん抜けます。

ブラッシングすると猫の頭ぐらいの量の毛が抜けることもあります!

毛のお手入れ

被毛のお手入れとしてはブラッシングを行うとよいです。

換毛期だと毎日のブラッシングが必要となりますが、それ以外では1週間に2~3回程度のお手入れでもOK。

また、換毛期1回につき1回ぐらいはシャンプーを行うとその後の抜け毛も少なくなります。

ブリティッシュショートヘアは神経質で警戒心も強い性格であるため、べったりと触られることが苦手な子が多いです。

ブラッシングやシャンプーを嫌がる子も多いです。

そのため、子猫のころからブラッシングシャンプーに慣れさせておく必要があります。

慣れてくれるまでかなり根気が必要となりますが、そのやり取りも楽しめるとよいですね!

ブラッシングに慣れるコツとしては、触られると心地よい「首元」から優しく始めると良いですよ!

そこから徐々に範囲を広げていきましょう。

それでもブラッシングを嫌がるようであれば、濡れた手やタオルでなでるだけでもかなりの抜け毛をとることができます。

ぜひ一度試してみてください。

抜け毛と健康の関係性

毛並みの変化で体調がわかることも

ブリティッシュショートヘアはダブルコートを持つため、換毛期以外にも一定量の毛が抜けます。

ですが、通常より急に毛が大量に抜けたり、毛艶が悪くパサついているときは、栄養不足や皮膚トラブルのサインかもしれません。

抜け毛の量や質の変化を日々観察することが、健康チェックの一環になります。


食事と抜け毛の関係

栄養バランスの悪いフードは、毛並みを悪化させ抜け毛を増やす要因になります。

特にタンパク質・オメガ3脂肪酸・ビタミン類は毛の健康を保つうえで重要です。

市販の安価なフードばかりを与えるのではなく、総合栄養食や高品質なプレミアムフードを選ぶと抜け毛が減少する場合があります。


ストレスや病気が原因の抜け毛

ブリティッシュショートヘアは神経質な面もあり、環境の変化や強いストレスが抜け毛を増やすことがあります。

また、皮膚病・寄生虫・ホルモン異常などの病気でも脱毛が起こることがあります。

ブラッシングやシャンプーで対応しても改善しない場合は、早めに動物病院で診てもらうことが大切です。

ブリティッシュショートヘアの抜け毛対策を徹底する方法

ブリティッシュショートヘアはダブルコートのため、換毛期を中心に大量の抜け毛が発生します。

ブラッシングやシャンプーをしていても、家の中には細かい毛が舞い散るため、日常的なお掃除対策が欠かせません。

基本は掃除機とコロコロ

まず基本となるのは掃除機やコロコロ(粘着テープ)です。

カーペットやソファの繊維に絡みついた毛は、掃除機だけでは取り切れないことも多いため、毛取り専用のアタッチメントやペット用クリーナーを活用すると効率的です。

コロコロは衣類や布製品に直接使えるので、玄関や寝室などに常備しておくと、外出前にサッと毛を取れて便利です。

静電気防止スプレーなどの活用

しかし、猫の毛はとても軽く静電気を帯びやすいため、掃除をしてもふわっと舞い上がり、気づかないうちに洋服や寝具に付着してしまいます。

「猫を抱っこしていないのに黒い服に毛がついている」というのは、多くの飼い主さんが経験するあるあるです。

そのため、衣類は静電気防止スプレーや柔軟剤を活用することで、毛が付きにくくなる工夫をすると良いでしょう。

空気清浄機

さらにおすすめなのが空気清浄機の導入です。

フィルターが空中に漂う毛やホコリを吸い込むため、床に落ちる毛の量が減り、掃除の負担が大きく軽減されます。

特に春や秋の換毛期は花粉の時期とも重なるため、花粉症を持つ飼い主さんにとっては一石二鳥。

アレルゲンの抑制にもつながり、快適な生活環境を保つことができます。

布製品を減らす工夫

加えて、布製品を減らしてインテリアを工夫することも効果的です。

毛が絡みにくいレザー調ソファや毛足の短いラグに替えるだけで、日常の掃除がぐっと楽になります。

抜け毛対策は「毎日の小さな工夫の積み重ね」が重要です。ブラッシングと掃除をバランスよく取り入れ、清潔で快適な住環境を整えていきましょう。

ブリティッシュショートヘアの抜け毛は多い?【まとめ】

ブリティッシュショートヘアの抜け毛は少ないとされますが、換毛期にはしっかりケアが必要です。

日々のブラッシングや掃除に加え、毛並みの変化を健康チェックにも役立てましょう。

抜け毛対策は飼い主の負担でもありますが、その過程で猫との信頼関係も深まります

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