
ふわふわの毛並みが魅力のミヌエットですが、「抜け毛が多い」「短毛の子もいるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?
実はミヌエットには、長毛タイプだけでなく短毛タイプも存在します。
どちらもダブルコート構造のため抜け毛が多く、毛の長さによってお手入れ方法も少し異なります。
この記事では、短毛・長毛それぞれの特徴やブラッシング、換毛期のケア方法について詳しく解説します。
ミヌエットの毛の種類

ふわふわな長い毛が魅力的なミヌエットですが、その被毛はどのようになっているのでしょうか。
ミヌエットの被毛はダブルコートと呼ばれる種類です。
ダブルコートとはその名の通り、被毛が2層になっている構造のことを言います。
色や柄のある表面の被毛と、その内部の白い毛の2層というのが一般的なようです。
抜け毛というのは、このうち白い内側の毛に多いです。
ですので、ブラッシングなどを行う際には内部の毛までケアするようにしてください。
ミヌエットは短毛種もいる?
🍀🍀🍀
— もん吉 (@slurmQuEBJUJK3X) October 2, 2025
2025年10月3日(金曜日)⛅
ボク。福丸でしゅ🎵
おはニャん(៸៸᳐⦁⩊⦁៸៸᳐ )੭゙☻🎵🎶
朝から🤢ゲボ(∗꒪̿〰꒪̿∗)💦💦💦チーン
2階の猫部屋に引きこもりまちた⤵
とろリッチ🐟は、食べまちた❣️😸🙌#ミヌエット 短毛短足🐾😸🐒🍀🤗🫶 pic.twitter.com/QVnBEXu0Jz
ミヌエットというと、ふわふわの長毛でぬいぐるみのような見た目を想像する人が多いでしょう。
短毛種のミヌエットもいる
しかし実際には、短毛タイプのミヌエットも存在します。
ミヌエットは、ペルシャ系の長毛種とマンチカンなど短毛種を交配して誕生した猫種です。
そのため、親からどちらの遺伝子を強く受け継ぐかによって、毛の長さが大きく変わります。
ペルシャ寄りなら長毛に、マンチカン寄りなら短毛になりやすい、というのが一般的な傾向です。
短毛種は抜け毛の処理が楽
短毛のミヌエットは見た目がすっきりしており、毛玉ができにくく手入れも比較的ラクです。
ただし、長毛のようなボリューム感は控えめになるため、見た目がマンチカンと似てしまうこともしばしばあります。
特に短足+短毛の組み合わせだと、外見だけで両者を見分けるのはかなり難しいでしょう。
実際、「マンチカンに見えるけど血統書を見るとミヌエットだった」というケースも珍しくありません。
被毛はダブルコート
被毛の構造自体は長毛・短毛どちらもダブルコート(二重毛)で共通しています。
そのため、毛の長さが違っても抜け毛の量はある程度多めで、定期的なブラッシングが欠かせません。
ただし短毛の場合は、毛が絡まりにくいため、週に3〜4回程度のブラッシングでも十分です。
一方で長毛の子は毛玉ができやすいので、1日1回のケアを習慣化してあげましょう。
種類や季節によって抜け毛の量は違う?

ミヌエットは長毛の子が有名ですが、交配の過程で短毛になることもあります。
長毛種と短毛種では長毛種の方が抜け毛が多いといわれています。
ただし、個体による差は大きいようで、短毛種であってもゴッソリと毛が抜ける子なども存在します。
また、同じ本数の抜け毛であっても毛が長い分長毛種の方が多く感じられるということもあるのだそうです。
1年を通して抜け毛はありますが、特に多いのは換毛期です。
ミヌエットも我々人間のように被毛をまとうことで体温調節を行っています。
そんな被毛の衣替えは春先や秋口に行われます。
この時期に夏毛と冬毛を交換することから換毛期と呼ばれています。
毛の生え変わりのこの時期には抜け毛がものすごく多いです!
特に冬毛から夏毛に変わる春先は、一回のブラッシングで猫の頭一つ分ぐらいの抜け毛の量になるのだとか!
それだけ抜けても禿げることはないので、見た目以上に毛の量は多いのだと思います。
ミヌエットの抜け毛対策
抜け毛対策の基本はブラッシングとシャンプー

ミヌエットの抜け毛を防ぐ対策としては、ブラッシングとシャンプーという手段があります。
自然に毛が抜けてくる前にこまめな被毛のお手入れで毛をとってあげてください。
特に長毛種の子の場合には、ブラシだけでなくコームを使ってあげると一層効果的です。
皮膚を傷つけないようにさっさっとブラシやコームを通すだけでも、ごっそりと抜け毛を回収できるので結構気持ちが良いです。
換毛期などにはシャンプーをすると一気にさっぱりしますよ!
ブラッシングは1日1回、換毛期は1日2回ほどを目安におこなってください。
シャンプーは猫のストレスにもなりやすいので多くても2週に1回ぐらいにしてください。
換毛期でなければほとんどシャンプーを行わなくて大丈夫です。
抜け毛対策グッズと掃除のコツ

抜け毛を減らすブラシとコームの選び方
ミヌエットはダブルコートのため、毛の根元まで届くブラシ選びが重要です。

スリッカーブラシ
長毛種にはピンブラシやスリッカーブラシが向いています。
短毛種にはラバーブラシが適しています。
新入りのジャンヌ・デラックスちゃんはセリアのラバーブラシを気に入ってくれたようで買ったら甲斐があります✨
— しろころ (@4656Aka) June 8, 2025
ジャンヌちゃん、額のあたりに膿が溜まってるのか顔の形がいびつにみえます💧 pic.twitter.com/0IBjVQwJ9Z
参考ツイート
特に換毛期には、下毛を効率よく除去できる「ファーミネーター」などの抜け毛専用ブラシを使うと、驚くほどごっそり取れます。
初ファーミネーターの桃🍑
— もなかと黒豆と黒蜜 (@kurokuroomame1) September 16, 2025
と、順番待ち?
の方々??笑 pic.twitter.com/xidvMP7ZfI
参考ツイート
また、毛並みに沿って優しくブラッシングすることがポイント。
強く引っ張ると皮膚を傷めてしまうので注意してください。
掃除をラクにするための部屋づくり

ミヌエットの抜け毛は、衣類やカーペット、ソファなどの布製品に付着しやすいです。
できるだけ布面を減らし、床はフローリングやクッションフロアにしておくと掃除が格段に楽になります。
掃除機はヘッドが回転ブラシ式のものを選び、毛が絡みにくい仕様がおすすめ。
また、空気清浄機を稼働させることで舞い上がった毛を減らすことができます。
毛が静電気でまとわりつくのを防ぐため、加湿器を併用するとより効果的です。
服や寝具への抜け毛対策

毎日触れ合う飼い主の衣服にも、抜け毛は知らぬ間についてしまいます。
静電気防止スプレーを使用したり、着替えの前後に「粘着コロコロ」で軽く表面をなでるだけでも大きな効果があります。
また、洗濯前に衣類ブラシや乾燥機の「毛取りフィルター」を使うことで、洗濯槽への毛の蓄積を防ぐことができます。
寝具にはペット用の毛が付きにくい素材(マイクロファイバーやツルッとした生地)を使うと、毎日の掃除の手間が減ります。
ミヌエットは毛が抜ける?【まとめ】
ミヌエットの抜け毛対策は、こまめなブラッシングと生活環境の工夫がポイントです。
お気に入りのブラシや掃除グッズを見つけて、清潔で快適な空間を保ちましょう。