犬のしっぽは触ってもいい?嫌がる理由や掴む・引っ張る危険性を解説

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犬のしっぽは、ふわふわと揺れている姿がかわいく、つい触りたくなる部位ですよね。

でも、「犬のしっぽって触ってもいいの?」「触ろうとすると嫌がるけれど、ストレスなの?」と気になる飼い主さんもいるでしょう。

結論からいうと、犬のしっぽを優しく触ること自体が、すべてNGというわけではありません。

触られても平気な犬がいる一方で、しっぽを触られることが苦手な犬もいます。

大切なのは、嫌がっている犬のしっぽを無理に触り続けないことです。また、遊びや犬を捕まえる目的でしっぽを掴んだり、強く引っ張ったりするのは避けましょう。

私の家のポメラニアンも、しっぽに触ろうとするとサッと避けます。ふさふさでとてもかわいいのですが、しっぽだけは触られるのが苦手なようです。

この記事では、犬のしっぽを触ると嫌がる理由から、嫌がらない場合の考え方、しっぽを掴む危険性、触る必要があるときの対応まで詳しく解説します。

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目次

犬のしっぽは触ってもいい?触るだけなら大丈夫?

「犬のしっぽは触ってはいけない」と聞いたことがある方もいるかもしれません。

しかし、しっぽに触れることと、強く掴んだり引っ張ったりすることは分けて考える必要があります。

犬によって触られることへの反応も違うため、「しっぽは絶対に触ってはいけない」と一律に考える必要はありません。

しっぽを触ること自体が絶対NGではない

犬のしっぽを優しく触ること自体が、必ずしもNGというわけではありません。

飼い主とのスキンシップに慣れていて、しっぽを触られても特に気にしない犬もいます。

一方、体の先端を触られることが苦手で、しっぽに手を伸ばすだけで避ける犬もいます。

そのため、「犬ならしっぽを触られるのが嫌い」「飼い主なら触っても大丈夫」と決めつけず、愛犬の反応を見ることが大切です。

嫌がっているのに触り続けるのはやめる

しっぽを触ったときに犬が離れていったり、しっぽを遠ざけたりするのであれば、「触られたくない」というサインかもしれません。

その状態で追いかけて何度も触ると、犬にストレスを与えてしまう可能性があります。

普段おとなしい犬の場合、逃げたり唸ったりしなくても、その場で我慢していることも考えられます。

「怒らないから大丈夫」ではなく、表情や体の動きなども確認しましょう。

しっぽを掴む・引っ張るのは避ける

優しく触れる場合とは異なり、しっぽを掴んだり強く引っ張ったりするのは避けましょう。

特に、いたずらをして逃げる犬を捕まえようとして、しっぽを掴むのはやめてください。

しっぽも犬の体の一部です。

犬が驚いたり痛みを感じたりする可能性があるだけでなく、突然掴まれたことで反射的に振り向いたり、口が出たりすることも考えられます。

犬がしっぽを触ると嫌がるのはなぜ?

犬のしっぽは感情が表れやすいため、飼い主としてはつい触りたくなってしまいます。

しかし、しっぽを触られるとサッと逃げたり、振り返ったりする犬もいます。

犬がしっぽを触られることを嫌がる理由はひとつではありません。

しっぽは背骨につながる体の一部

犬のしっぽは単なる飾りではありません。

しっぽの内部には尾椎と呼ばれる骨があり、背骨から続いています。

つまり、ふわふわした毛に覆われていても、その中には骨や筋肉などがある犬の体の一部です。

そのため、強く掴んだり引っ張ったりしてよい場所ではありません。

また、しっぽは犬が動くときのバランスにも関わっています。

体の先端を触られることが苦手な犬もいる

犬によっては、しっぽや足先など体の先端を触られることを苦手とします。

飼い主からすると軽く触っているだけでも、犬にとっては気になる刺激になっている可能性があります。

特に触られることに慣れていない犬の場合、手を伸ばしただけで体を引いたり、その場から離れたりすることもあります。

大切なのは、触らせてくれるかどうかを無理に試すのではなく、犬の反応に合わせることです。

後ろから突然触られると驚きやすい

しっぽは犬の体の後ろ側にあります。

そのため、犬が気づいていない状態で後ろから突然手を伸ばすと、驚かせてしまうことがあります。

寝ている犬や何かに集中している犬のしっぽへ突然触れることも避けた方がよいでしょう。

普段はしっぽを触らせる犬でも、不意に触られれば反応が変わる場合があります。

過去の嫌な経験が影響することもある

過去にしっぽを踏まれたり、強く引っ張られたり、しつこく触られたりした経験がある犬では、しっぽへ手を伸ばされることを警戒する場合があります。

飼い主は優しく触ろうとしていても、犬には「また嫌なことをされるかもしれない」と感じられることもあるでしょう。

無理に触って克服させようとせず、その犬のペースを尊重することが大切です。

犬がしっぽを触られるのを嫌がっているサイン

犬は言葉で「そこは触らないで」と伝えることができません。

その代わり、体の動きや表情、行動などに気持ちが表れることがあります。

しっぽを触るときは、その部分だけを見るのではなく犬の全身を観察しましょう。

しっぽを遠ざける・その場から離れる

分かりやすいのは、触ろうとしたときにしっぽを遠ざけたり、その場から離れたりする反応です。

私の家のポメラニアンも、しっぽへ手を伸ばすとサッと避けます。

このような場合は、追いかけて触る必要はありません。

犬が自分から距離を取ったのであれば、その意思を尊重してあげましょう。

体を固くする・顔をそむける

犬が逃げないからといって、必ずしも触られることを喜んでいるとは限りません。

触った瞬間に体が固くなる、顔をそむける、落ち着かない様子になるなどの変化が見られることもあります。

こうした小さな変化にも気づけるように、しっぽだけではなく犬の全身を見てあげてください。

唸る・口が出そうになる場合は無理に触らない

しっぽを触ろうとすると唸る、歯を見せる、振り向いて口を出そうとする場合には、それ以上無理に触らないようにしましょう。

「飼い主なのだから触らせるべき」と無理に続けると、犬の警戒心を強める可能性があります。

特に子どもがいる家庭では、犬が嫌がっているときにしっぽを掴んだり引っ張ったりしないよう伝えておくことも大切です。

しっぽを触っても嫌がらない犬なら触っていい?

「うちの犬はしっぽを触っても嫌がらない」というケースもあります。

犬によって性格や触られることへの慣れ方は違うため、しっぽを触られても気にしない犬がいても不思議ではありません。

ただし、「逃げない」「怒らない」という一点だけで判断しないようにしましょう。

嫌がらない犬もいる

しっぽを触られても普段と変わらず過ごしている犬もいます。

飼い主とのスキンシップに慣れていたり、子犬の頃から体を触られる経験をしていたりする犬では、しっぽへの接触をあまり気にしない場合もあります。

そのため、しっぽを触っただけで必ずストレスになるとは限りません。

怒らない=喜んでいるとは限らない

注意したいのは、怒らないことと喜んでいることは同じではないという点です。

犬によっては、嫌でもその場から動かなかったり、大きな反応を見せなかったりすることがあります。

そのため、「怒らないからもっと触っても大丈夫」と考えて、長時間しっぽを触り続ける必要はありません。

表情や姿勢など全身の様子を見る

しっぽを触ったときには、犬の表情や姿勢なども確認しましょう。

普段と変わらずリラックスしているのか、それとも体を固くしたり、顔をそむけたりしているのかによって受け止め方は変わります。

しっぽだけを見て判断するのではなく、犬全体の様子を見ることがポイントです。

犬のしっぽを掴む・引っ張るのは危険?

犬がしっぽを触らせてくれる場合でも、掴む・引っ張るといった行為は別です。

しっぽは犬の体の一部なので、遊び半分で強い力を加えないようにしましょう。

逃げる犬をしっぽで捕まえない

いたずらをした犬が逃げたときなど、とっさにしっぽを掴みそうになることがあるかもしれません。

しかし、犬を止めるためにしっぽを掴むのは避けましょう。

突然後ろから掴まれれば犬も驚きますし、強い力が加われば痛みやケガにつながる可能性があります。

犬を捕まえる必要がある場合でも、しっぽを取っ手のように扱わないことが大切です。

しっぽを強く引っ張らない

しっぽを掴んだ状態で強く引っ張るのも避けてください。

特に小さな子どもは、悪気なく犬のしっぽを握ったり引っ張ったりすることがあります。

犬が驚いて振り向いた結果、思わぬ事故につながる可能性もあります。

犬と子どもが一緒に過ごす場合には、大人が見守り、しっぽを引っ張らないことを教えておきましょう。

しっぽを踏まないよう注意する

毛の長い犬やしっぽの長い犬では、誤って踏んでしまわないよう注意が必要です。

犬が床で眠っているときや、人の足元にいるときなどは特に気をつけましょう。

しっぽを踏まれた犬が驚いて「キャン!」と鳴いたり、反射的に振り向いたりすることがあります。

もし誤って踏んでしまい、その後もしっぽを触ると痛がる、動かしにくそうにするなどの変化がある場合には、状態をよく確認してください。

犬のしっぽにはどんな役割がある?

犬のしっぽは、見た目がかわいいだけのものではありません。

犬が周囲とコミュニケーションを取るときの手掛かりになったり、体を動かす際のバランスに関わったりします。

そのため、しっぽの動きを観察することは愛犬の状態を知るうえでも役立ちます。

犬同士や人へのコミュニケーション

犬のしっぽの位置や動きには、そのときの状態が表れることがあります。

ただし、「しっぽを振っている=嬉しい」と単純に判断できるものではありません。

しっぽの高さや動かし方だけではなく、耳や表情、姿勢、周囲の状況なども合わせて見ることが大切です。

走ったり方向転換したりするときのバランス

しっぽは犬が体を動かす際のバランスにも関係しています。

走ったり方向を変えたりするときなど、犬は体全体を使って姿勢をコントロールします。

しっぽもその一部として働いています。

しっぽを振っている=必ず喜んでいるとは限らない

犬がしっぽを振っている姿を見ると、「喜んでいる」と思いますよね。

もちろん嬉しいときにしっぽを振ることはありますが、しっぽの動きだけから感情をひとつに決めつけるのは避けましょう。

犬が緊張したり興奮したりしている場面でも、しっぽに動きが見られることがあります。

「振っているから触っても大丈夫」と考えるのではなく、犬の全身やその場の状況を確認してください。

犬のしっぽを触る必要があるときはどうする?

しっぽを嫌がる犬だからといって、一生まったく触らずに生活できるとは限りません。

健康状態を確認したり、ブラッシングをしたり、汚れていないか確認したりするために、しっぽ周辺へ触れる必要が出てくることがあります。

そのため、無理のない範囲で体を触られることに慣れてもらうことも大切です。

いきなりしっぽだけを触らない

しっぽを触られることが苦手な犬に対して、いきなり後ろからしっぽへ手を伸ばすのは避けましょう。

犬が落ち着いているときに、触られることに比較的抵抗の少ない場所から始めます。

そのうえで犬の反応を見ながら進めてください。

短時間から少しずつ慣らす

健康チェックやケアをしやすくするため、体を触られることに少しずつ慣れてもらう方法があります。

最初から長時間触る必要はありません。

犬が落ち着いている状態で短時間だけ触り、嫌な経験として覚えさせないようにすることがポイントです。

必要に応じて、ご褒美などを利用しながら「体を触られると嫌なことが起きる」という印象を作らないようにしていきましょう。

嫌がったら無理に続けない

慣らそうとしている途中でも、犬が強く嫌がったら無理に続けないことが大切です。

逃げようとしている犬を押さえつけたり、唸っているのに触り続けたりすると、かえって触られることへの苦手意識が強くなる可能性があります。

愛犬の様子を見ながら少しずつ進めましょう。

急にしっぽを触られるのを嫌がるようになったら注意

もともとしっぽを触られるのが苦手な犬であれば、触ろうとしたときに避けても珍しいことではありません。

一方、これまで普通に触らせてくれていた犬が、突然しっぽを触られることを嫌がるようになった場合には注意しましょう。

単なる好き嫌いではなく、しっぽや周辺に痛みなどがある可能性も考える必要があります。

以前は平気だったのに急に嫌がる

以前はしっぽを触っても何も反応しなかったのに、ある日から急に逃げるようになった場合は、いつもと違う変化として観察しましょう。

最近しっぽをぶつけたり、何かに挟んだりしていないかなども確認します。

「しっぽを触られるのが嫌いになっただけ」とすぐに判断しないことが大切です。

触ると痛がる・鳴く

しっぽやその周辺へ触れたときに「キャン!」と鳴くなど、明らかに痛がる反応が見られる場合には、何度も触って確認するのは避けましょう。

痛い場所を繰り返し触れば、犬にさらに負担をかけてしまいます。

どのようなときに痛がったのかを確認し、その後の様子も観察してください。

しっぽを動かしにくそうな場合

普段よく動かしていたしっぽを動かさなくなった、いつもと違う位置のままになっているなどの変化にも注意します。

しっぽだけでなく、歩き方や元気、食欲など普段との違いがないかも確認しましょう。

異変が続く場合は動物病院へ相談する

触ると強く痛がる、しっぽの動きがおかしい、腫れや傷があるなど、明らかな異変が見られる場合は、無理に触って原因を探し続けないようにしましょう。

症状が続く場合や心配な変化がある場合には、動物病院へ相談してください。

しっぽ以外にも犬が触られるのを嫌がりやすい場所はある?

しっぽ以外にも、犬によっては触られることを嫌がりやすい場所があります。

代表的なのが、足先、口周り、鼻先、おしり周りなどです。

ただし、これらも「絶対に触ってはいけない場所」という意味ではありません。

むしろ健康管理や日常のケアで触る機会があるため、無理のない範囲で触られることに慣れてもらうとよいでしょう。

足先

足先は、爪切りや肉球のチェックなどで触れる機会があります。

しかし、足先を握られることが苦手な犬もいます。

いきなり長時間押さえるのではなく、短時間触れるところから慣らしていきましょう。

口周り

歯磨きや口の中の健康チェックでは、口周りへ触れる必要があります。

口元を触られることに慣れていない犬へ無理に手を伸ばすと、嫌がる場合があります。

日頃から無理のない範囲で少しずつ慣らしておくと、ケアを行いやすくなります。

鼻先

鼻先も犬によっては触られることを嫌がる場所です。

かわいいからと何度も触るのではなく、犬が顔をそむけたり避けたりする場合には無理に続けないようにしましょう。

おしり周り

おしり周りは、汚れの確認や毛のお手入れなどで触れる場合があります。

しっぽと同様に犬の後ろ側にあるため、突然触ると驚く犬もいます。

必要なケアをするときは犬の様子を見ながら行いましょう。

犬のしっぽを触ることについてよくある質問

犬のしっぽは撫でてもいい?

優しく撫でること自体が、すべての犬にとってNGというわけではありません。

触られても気にしない犬もいます。

ただし、犬がしっぽを遠ざける、体を固くする、その場から離れるなどの反応を見せたら、無理に撫で続けないようにしましょう。

しっぽを触っても怒らないなら大丈夫?

怒らないからといって、必ず喜んでいるとは限りません。

大きな反応を示さず我慢している可能性もあるため、表情や姿勢など犬全体の様子を確認しましょう。

普段と変わらずリラックスしているかどうかを見ることがポイントです。

犬のしっぽを掴むと痛い?

しっぽは犬の体の一部で、内部には骨などがあります。

そのため、強く掴んだり引っ張ったりすれば痛みやケガにつながる可能性があります。

遊びや犬を捕まえる目的でしっぽを掴むのは避けましょう。

子犬のうちからしっぽを触る練習をした方がいい?

将来の健康チェックやお手入れを考えると、体を触られることに少しずつ慣れてもらうことは役立ちます。

ただし、嫌がる子犬を押さえつけてしっぽを触るような練習は避けます。

短時間から始め、犬が強く嫌がる前に終えるなど、無理のないペースで進めましょう。

しっぽを触ると噛もうとする場合はどうする?

噛もうとするほど嫌がっている場合は、無理に触り続けないでください。

特に、以前は問題なく触れていたのに急に噛もうとするようになった場合や、触ると痛がる様子がある場合には注意が必要です。

ケアのためにどうしても触る必要がある場合や、突然反応が変化した場合には、動物病院など専門家へ相談すると安心です。

犬のしっぽを触るのはNG?【まとめ】

犬のしっぽを優しく触ること自体が、すべてNGというわけではありません。

しっぽを触られても平気な犬がいる一方で、触ろうとするだけで避ける犬もいるため、愛犬の反応に合わせることが大切です。

特に、嫌がっているのに触り続けたり、しっぽを掴んだり強く引っ張ったりすることは避けましょう。

「怒らないから大丈夫」と考えるのではなく、しっぽを遠ざける、体を固くする、顔をそむけるなど、犬の全身から気持ちを読み取ることも重要です。

また、しっぽは健康チェックやお手入れなどで触る必要が出てくることがあります。

普段から無理のない範囲で少しずつ体を触られることに慣れてもらうと、必要なケアもしやすくなるでしょう。

そして、これまで平気だった犬が急にしっぽを触られるのを嫌がる、触ると痛がる、しっぽを動かしにくそうにするといった変化が見られる場合には、単なる好き嫌いと決めつけないことも大切です。

愛犬のしっぽを「かわいいから触る」のではなく、犬がどう感じているのかを観察しながら接してあげてください。

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