
犬が寝ている時に足をバタバタさせる姿はかわいい反面、「これって大丈夫?」と心配になることがありますよね。
夢で動いているだけのことも多い一方、まれに病気が隠れている場合もあります。
この記事では、寝ている時の動きが正常かどうかを判断するポイントをわかりやすく解説します。
犬が寝てる時に足をバタバタさせるのは犬も夢をみるから?

犬が寝ている時に足をバタバタさせるのは、浅い眠り(レム睡眠)で夢を見ている時の自然な反応であることが多いです。
瞼や耳がピクピク動いたり、小さく声を出すのも同じ仕組みです。
普段と違うほど激しく動いたり、呼んでも反応しないなどの異常がなければ心配はいりません。
我が家の犬もよく足を走るように動かしますが、すぐ落ち着いてまた眠りに戻ります。
ただし、夢か病気か迷う時に触って起こすのはNG。
寝ている犬は驚いて噛んでしまうことがあります。
起こす必要がある時は、まず名前を呼ぶ・床を軽く叩くなど、体に触れない方法で反応を見るようにしてください。
病気の可能性?

寝てる時に足をバタバタさせる状態が、何度も続いたり、1日に何度も起こる場合は、脳に影響を与える可能性があるため、状態をしっかりチェックしましょう。
足をバタバタさせる「痙攣(けいれん)」の状態を引き起こす病気で多いのは、てんかんです。
てんかんは遺伝的要因が強く、血縁のある犬にてんかんの症状が見られる場合は、発症する可能性が高いと考えておくといいでしょう。
また、水頭症や脳腫瘍などの場合も、痙攣を起こすことがあるため、寝てる時の状態はしっかりとチェックしてあげてください。
肝臓や腎臓の機能が低下することで、痙攣を起こす可能性もあります。
痙攣かどうかの判断ポイントを、いくつかご紹介します。
- 手や足が硬直して、かなり激しく動く
- 起こしても起きない
- 痙攣が止まったあと、よだれがダラダラ出る
- 痙攣が止まったあと、落ち着きがない状態になる
- 痙攣中に、排尿や排便がある
少しでも異常があると感じた場合は、早い段階で動物病院を受診することをお勧めします。
寝てる時の足バタバタを“安全に見極める方法”

犬が寝ている時に足をバタつかせる場面はよくありますが、夢か病気かを家庭で判断するのは簡単ではありません。
ここでは、飼い主さんが日頃からできる「安全な観察ポイント」をまとめました。
まずは“呼吸のリズム”を確認する
夢による動きは、呼吸が普段と大きく変わらず、ゆっくりしたリズムのまま続くことが多いです。
一方、痙攣の場合は呼吸が浅く速くなり、胸の上下も大きく見えることがあります。
触らずに、胸の動きだけをそっと観察するのがポイントです。
動きの“持続時間”で判断に近づける
夢の反応は通常数秒〜数十秒で自然に収まります。
しかし発作の場合は1〜2分以上続くことがあり、動きが止まってもぼんやりした様子が残ることがあります。
長く続く場合は動画を撮影し、動物病院で見てもらうと判断が早くなります。
体の硬直があるかどうかを見る
夢なら足の動きは柔らかく、リズムもばらつきがあります。
痙攣は「突っ張ったように硬直」した状態が特徴で、力が入ったままガクガクするような動きが見られます。
無理に抑えたりせず、距離を保って観察してください。
起きたあとの“行動の変化”も重要
夢なら起きたあと普段通りに歩き、水を飲んだり甘えてきたりします。
しかし発作のあとは、ふらつき・落ち着きがない・呼吸が荒いなど、いつもと違う仕草がしばらく続くことがあります。
「起きた直後」の様子まで見ておくと判断材料になります。
繰り返しの有無を必ず記録する
夢であれば頻度は不規則で、連日続くことはあまりありません。
同じような足バタバタが1日に何度も起こる、数日連続で見られるなどの“反復”は病気の可能性を高めるサインです。
日時や様子をメモしておくと診察時に役立ちます。
眠っているときこそチェックしよう!

犬が寝てる時に、足をバタバタさせるのは、ほとんどの場合は夢をみていて体が反応しているため、心配する必要はないでしょう。
しかし、夢をみているばかりではなく、重大な病気が隠れてる場合もあるので、足をバタバタさせているときは、犬の状態をしっかり観察しましょう。
自分での判断が難しい場合は、スマホなどで動画撮影をしておき、獣医さんに見せて判断してもらうといいですよ。
実際、動画を見てもらったときに、「こうやって動画撮影してあると、状況判断しやすいですね」と獣医さんに言われたことがあります。
少しおかしいな?と思った時は、ぜひ撮影しておきましょう。
犬が寝てる時に足をバタバタさせる原因と対策【まとめ】
犬の寝ている時の足バタバタはほとんどが夢による自然な動きですが、痙攣と区別が必要な場合もあります。
呼吸や動きの強さ、起きた後の様子を観察し、少しでも不安がある時は動画を撮って獣医師に相談しましょう。
日頃から状態を見ておくことで、愛犬の健康をしっかり守ることができます。