ペキニーズは短命っていうのは本当なの?平均寿命と長寿のコツ
ペキニーズといえば、ぺちゃ鼻でつぶらな瞳がとてもかわいい印象の犬ですよね。
ペキニーズを家族の一員として迎えようとしたとき、どうしてもきになってしまうのは「寿命」ではありませんか?
家族の一員として迎えるからには、できるだけ長く一緒にいたいと思うものです。
ペキニーズは「短命」と言われるのですが、本当なのでしょうか?
今回は、ペキニーズの平均寿命と長寿のコツについてご紹介していきます。
Contents
ペキニーズは短命?平均寿命は?
ペキニーズの平均寿命は、12歳~15歳です。
小型犬の平均寿命は13歳前後なので、ペキニーズが短命とはいいきれませんね。
あくまでも平均寿命は目安であって、同じペキニーズでも生活環境や食生活、その個体差などでもかわるので、長く一緒にいられるためには飼い主の努力も必要だと言えます。
短命か長寿かは、飼い主にかかっていると言ってもいいかもしれませんね。
ペキニーズ長寿のコツ
大切な家族の一員である愛犬に長生きしてほしいと、飼い主なら願うことですよね。
ここからは、愛犬と一緒にいられる時間を長くできるようにするために、飼い主がこころがけるべきことを解説していきます。
*遊びのなかでの適度な運動
ペキニーズは小型犬なので、それほど多くの運動量を必要とはしませんが、適度な運動は心がけて行うことをおすすめします。
体の小さいペキニーズは歩幅も狭いので、お散歩はゆっくりとしたペースで10分程度おこなうといいですよ。
お散歩が苦手な子もいますので、そんな時は室内でおもちゃをつかって遊んであげるといいですね。
運動するなかで気を付けることは、ペキニーズは鼻の短い犬種なので激しい運動には向いていないため、呼吸に気をつけながら運動してくださいね。
*食事による体重管理
ペキニーズの平均体重は、3.6〜6.4キロです。
太めの前足に、ずんぐりとした体型をしているのが特徴的なのですが、個体差はあります。
大きい子は7キロくらいになることもあるようですが、体重管理は肥満体にならないために必要なことです。
食事は、愛犬の年齢や体調に合わせて量や質を変えていくことが必要不可欠です。
食事の量や、おやつの量など、ちゃんと飼い主が管理してあげましょう。
過去に、おやつを与えすぎたことで体重が増えてしまい、減量するのに大変な思いをしたことがあるので、愛犬のためにも時には厳しく管理しましょう。
*定期検診で健康管理
ペキニーズが健康でいられるようにするには、病気への知識も身につけておきましょう。
ペキニーズがかかりやすい病気を知っておくことで、体調の変化にも常に気をつけることができます。
毎日愛犬とスキンシップをとることで、体調の変化にも気づくことができますが、自己判断では見つけれない病気が隠れている可能性もあります。
子犬の頃なら1年に1回程度、6歳以上なら半年に1回程度は動物病院での定期検診をおすすめします。
ペキニーズの健康管理のために、信頼できる獣医さんを見つけることも必要です。
愛想もなく冷たい獣医さんよりも、愛情持って接してくれる獣医さんの方が安心して愛犬を任せることができると思いませんか?
*毎日のお手入れとスキンシップ
ペキニーズが短命にならないことと、お手入れって関係あるの?と思いますよね。
実は、関係があるんですよ!
ダブルコートのペキニーズの毛は、お手入れを怠ると毛玉ができたり、ダニや雑菌が発生しやすくなってしまいます。
気づかずに放っておくと、皮膚の病気につながる可能性があるので、普段からしっかりブラッシングをしてあげることが大切です。
ブラッシングをすることで、ペキニーズの豊かな細いきれいな毛を保てるだけじゃなく、皮膚の状態もチェックすることができますよ。
*かかりやすい病気を知っておく
愛犬が長く健康に過ごせるために、ペキニーズがかかりやすい病気についても知っておきましょう。
ペキニーズがかかりやすい、代表的な病気はいくつかあります。
•短頭種気道症候群
•皮膚炎
•チェリーアイ
•椎間板ヘルニア
•歯周病
現れやすい症状や、予防法を知っておくことで病気の早期発見につながります。
犬の病気は、進行がとても早いって知っていますか?
常に愛犬の状態に目を向けて、いつもと違うと感じることがあったら、早い段階で動物病院へ行きましょう。
ペキニーズは短命?【まとめ】
•ペキニーズは短命ではなく、平均寿命
•ペキニーズの長寿のコツは、飼い主の努力が必要
•ペキニーズがかかりやすい病気を知って、健康維持に努めよう
ペキニーズが短命だなんて考えず、大切な家族として安心して迎えてあげましょう。
健康管理、体重管理、お手入れなどを通じて、愛犬が過ごしやすい環境を整えて、長く一緒にいられる時間を作ってくださいね。