アカヒレの繁殖方法!注意点とコツを徹底解説!

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ヒレが赤く美しいアカヒレは、体も丈夫で飼育もしやすくとても人気の観賞魚。

アクアリウム入門魚としても人気で、初心者でも繁殖が狙える魚です。

そんなアカヒレを自分で繁殖させてみたいと思いませんか?

今回はアカヒレの繁殖方法、コツなどアカヒレの繁殖について紹介します!

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目次

アカヒレの繁殖に必要なもの

オスとメスのアカヒレ

オスはスマートな体型ですが、メスは繁殖期になるとお腹が膨らみ丸い体型になります。

ヒレにも違いがあり、ヒレが大きく色が鮮やかなものがオス。

ヒレが小さく色が薄いものがメス。

繁殖用水槽

産卵後にアカヒレが卵を食べてしまうので隔離する必要があります。

水槽から卵だけを取り除いても良いですが、卵は非常に小さく手間を考えると産卵後に親魚のみ取り出す方が楽です。

ヒーター

アカヒレは20℃~25℃になると繁殖活動に入ります。

産まれた稚魚には必要ないと言われていますが、ヒーターを使用した方が早く成長するようです。

フィルター

水質維持のために必要。

産まれた稚魚が吸い込まれないようにスポンジフィルターがおすすめされています。

稚魚の餌

産まれたばかりの稚魚は小さいのでインフゾリアを用意しましょう。

少し大きく成れば栄養満点で食いつきの良いブラインシュリンプでも良いです。

もちろんすりつぶした親の餌でも稚魚が食べる餌を用意しましょう。

ウイローモス

親魚との隔離が難しい際におすすめです。

適度な水草は卵・稚魚の隠れ家になりますし、やわらかいウイローモスは稚魚も食べることが出来ます。

アカヒレの繁殖方法

20℃~25℃に設定した繁殖用水槽にウイローモスを敷きオスとメスのアカヒレを入れて産卵を待ちます。

これだけで産卵します。

産卵まではコツはいりません。

アカヒレの産卵は数日かけて行われますので、最初に産卵を確認したら2日ほど待った方が良いでしょう。

卵が食べられてしまう心配があれば、園芸用ネットをウイローモスの上に敷いておくと良いとの情報がありました。

園芸用鉢底ネットが卵を守ってくれるようです。

産卵が終わったら親を元の水槽に戻し、卵から稚魚の育成が始まります。

アカヒレの繁殖方法やコツ

産卵は簡単ですが、稚魚の育成は難しいです。

1回の産卵で数十~数百の卵を産みますが、稚魚の生存率は低いです。

卵は2~3日ほどで孵化し、じっとして動きません。

産まれて2日程度自分で持っている栄養袋から栄養を取りますので、餌は不要

その後は元気に泳ぎ回るようになり、ウイローモスなどについている植物性微生物、水草を入れていなければインフゾリアやゾウリムシを入れてあげましょう。

生後1週間後は少し大きくなり、ブラインシュリンプなどが食べられるようになります。

稚魚の死因の多くが餌不足による餓死と言われていますので、餌を食べられているのか確認しましょう。

ブラインシュリンプを食べた稚魚はお腹が赤くなるようです。

コツは毎回お腹を見て食べたかどうか確認することですね。

餌は1日に2~3回分けて、食べきれる量を与えます。

水換えは頻繁に行わないようにしましょう。

稚魚は弱く水質変化にも敏感で、よほどの事が無い限り水換えはしない方が良いです。

その代わり日々汚れをスポイトで取る、蒸発した分を足してあげる程度はした方が良いです。

稚魚が体長1センチ程度、親の口に入らない大きさになれば親と同じ水槽で同じように飼育することが出来ます。

アカヒレの繁殖方法【まとめ】

アカヒレの繁殖方法やコツについて紹介しました。

アカヒレの繁殖は難しいことではありませんが、稚魚の育成は少し大変です。

失敗も多くあると思いますが、ぜひ可愛いアカヒレを卵から育ててみてはいかがでしょうか。

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