ダルメシアンの臭いの原因と対策法|体質・環境・食事で変わるニオイケアのコツ

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「ダルメシアンが臭い」と感じるのは単なる清潔の問題ではなく、体質や飼育環境、食事内容など多くの要因が重なっていることがあります。

この記事では、日常ケアに加えて体質や生活面から見直す臭い対策を詳しく紹介します。

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目次

ダルメシアンの「臭い」はどんなニオイなの?

犬はほとんど汗をかかないため、人間のような汗臭さはありません。

それでも「ワキガのようなニオイがする」と感じる飼い主さんもいます。

ダルメシアンの臭いの主な原因は皮脂汚れです。

ダルメシアンは皮脂の分泌が多く、毛や細菌と混ざることで独特の体臭が出ることがあります。

また、皮膚炎や外耳炎、歯肉炎などの病気が原因で強いニオイを発することもあります。

実際、我が家の犬も来た当初は膿皮症や外耳炎、歯肉炎を抱えており、体全体から強いニオイがしていました。

薬浴や耳掃除、抜歯とクリーニングを経てようやく改善しましたが、放置すると悪化しやすいため、早めのケアが大切です。

ダルメシアンの臭い対策

前の項目でお話ししたように、「臭い」と言っても、体の汚れである場合と、病気に関係している場合とかあります。

それぞれに対策は異なりますか、まずはご自分のダルメシアンを清潔に保つことを心がけてみましょう。


散歩の後はブラッシングを行う

ダルメシアンの毛は真っ直ぐに伸びて体に張り付くように生えているため、他の犬種とは違い、毛玉かできるようなことはほとんどありません。

しかし散歩の時に草むらに入って汚れたり、砂ぼこりで毛にホコリが付着したりすることが多くあります。

これらは皮脂汚れにつながるので、散歩の後はラバーブラシなどで軽くブラッシングをして汚れを落としてあげてください。

ブラッシングは、汚れ落としだけでなく、皮膚の異常などにも気づけることがあります。

愛犬とのスキンシップにもなりますので、ぜひ行ってくださいね。


ウンチやオシッコの後も清潔に

排泄の後も、お尻などを清潔にしてあげましょう。

排泄物の汚れから、ニオイにつながることもあります。

我が家では、家でオシッコはするのですが、ウンチはほとんど外なので、散歩から帰ったらお風呂場に直行し、足やお腹、お尻周りをシャワーで流しています。

ついでに、看護師さんから「口周りも食べ物で汚れやすい」と聞いたので、口の周りや、目ヤニが気になる時は目の下も洗っています。

他の飼い主さん達の話を聞くと、外であっても、ウンチの後にウエットティッシュなどでお尻をきれいにするという人もいました。

ワンコさんにも色々性格があって、濡らしたタオルで拭くだけでも嫌がって怒る子がいるようです。

清潔に保つためには、子犬のうちから慣らせておくのがおすすめですよ。


月1回くらいを目安に全身シャンプーをする

ダルメシアンだけでなく、犬の皮膚はとてもデリケートです。

うちの犬は、膿皮症と診断された後、毎日薬用シャンプーで全身を洗っていました。

今も再発を防ぐために週1回シャンプーしています。

ただし、特に皮膚病などで獣医さんから指示が出ていない犬の場合は、頻繁にシャンプーすることで逆に皮膚を傷めてしまうことがあります。

ニオイが気になるようであっても、全身シャンプーは月1、2回くらいが理想だと言われています。

ちなみに、私の周りの大型犬は、月に1回のシャンプーのようです。

いつも会う犬仲間の1人がトリマーさんなので、そこでお願いしてシャンプーしてもらう飼い主さんがほとんどです。


耳掃除や歯磨きもしっかりしよう

ダルメシアンは垂れ耳なので、耳の中が蒸れやすく、立ち耳の犬よりも外耳炎などの病気になりやすい傾向があります。

こちらもシャンプーと同じで、月1回くらいは耳掃除をしましょう。

うちの犬は外耳炎も経験していますが、外耳炎になると毎日点耳薬を使って耳掃除をしなければなりません。

膿皮症の薬浴と外耳炎の耳掃除で、一時は本当に大変な毎日でした。

そのため今でも耳掃除は週1回行っています。

清潔に保ってあげれば再発は防げるのですが、できれば初めから予防をしっかりして、病気にならないようにしたいですね。

歯磨きも同様です。

歯磨きは毎日行うことをおすすめします。

うたの犬は歯ブラシを拒絶するので、歯磨きシートに犬専用の歯磨きペーストをつけて磨いています。

磨いたシートを見ると黄色く汚れが付いているので、歯石にならないうちに取り除く必要があるなぁと、いつも実感しています。

歯石が付くと、口臭がひどくなるだけでなく悪化して歯を抜かなくてはならなくなることもあるので、歯磨き対策もしっかり行ってあげてくださいね。


ダルメシアンの体質と生活環境によるニオイの違い

体質的に皮脂分泌が多い犬もいる

同じダルメシアンでも、体質によって皮脂の分泌量には個体差があります。

活発で運動量が多い犬は代謝が高く、汗腺の代わりに皮脂腺が活発に働くため、皮膚から独特のにおいが出やすくなります。

特に、夏場の高温多湿時は皮脂の酸化が早く、時間が経つとニオイが強く感じられることがあります。

そのため、ブラッシングやシャンプーだけでなく、日常的に濡れタオルで体表を拭き取る「ドライシャンプー的なケア」も効果的です。


室内の湿度と換気も関係する

ダルメシアンのニオイは、体臭そのものよりも「部屋の空気環境」に影響されることがあります。

犬の抜け毛や皮脂、 saliva(よだれ)などがカーペットやソファに染み込むと、そこからニオイが再発生することも。

除湿器や空気清浄機を併用し、寝床やマットは週1回以上洗濯するようにしましょう。

特に、室内で複数の犬を飼っている場合や梅雨の時期は、空気中に湿気がこもりやすくなるため、換気を意識するだけでも体臭がかなり軽減されます。


食事の内容でも体臭は変わる

体の内側から出るニオイは、食事内容にも左右されます。

安価なドッグフードの中には、動物性油脂や保存料が多く含まれており、皮脂腺を刺激して体臭を強めてしまうことがあります。

タンパク質の質を見直し、消化吸収に優れた「サーモン」「鹿」「ラム」などの高品質な肉や魚を主原料にしたフードへ切り替えると、自然とニオイが和らぐケースも多いです。

また、皮膚の健康維持に役立つオメガ3脂肪酸(魚油など)を摂ることもおすすめです。

ダルメシアンの臭い対策は?【まとめ】

体臭の原因は皮脂や病気だけでなく、湿度や食事など生活全体に関わります。

日々のブラッシングと環境改善、そして栄養バランスの整った食事を心がけることで、清潔で快適な暮らしが続けられます。

外見だけでなく、ニオイまで美しいダルメシアンを目指しましょう。

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