猫を車に乗せると鳴く理由と危険サイン|車酔いや熱中症の見分け方と対策まとめ

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猫が車に乗ると鳴いてしまうのは、単なるわがままではありません。

不安や酔い、体調不良のSOSであることもあります。

この記事では「鳴き方からわかる危険サイン」と「安心できる対策」を詳しく紹介します。

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目次

猫を車に乗せると鳴く理由

主に考えられるのは以前、車で病院に連れていかれたなどの不安があるから鳴くという猫が多いと思います。

でも鳴き続けられると心配になりますよね。

車に乗せると鳴くというのは不安以外だとどんな原因があるかを探りました。

体に変化を感じている

車に乗せて安全になるまではゲージから出さないですよね。

もしかしたら何かの拍子に爪などがどこに引っかかってしまっているかもしれません。

猫がケージの中で今どんな体の状態(体勢)なのか1度確認をしてあげましょう。

体調不良

猫も人間と同じく車酔いをすることがあります。

主な症状は、鳴き続ける・落ち着きがない・嘔吐や下痢・あくびやよだれが増えるなどです。

特に静かになった場合は要注意で、気分が悪くて鳴けなくなっている可能性もあります。

眠っていると勘違いせず、こまめに様子を確認しましょう。

車酔いの原因は、耳の中にある「前庭」という器官が刺激を受け、平衡感覚が乱れるためです。

猫によって酔いやすさや反応が異なるので、鳴き方の変化や体調を観察しながら、安全な運転を心がけましょう。

猫が車で鳴くときに注意したい危険サイン

呼吸が荒い・舌を出してハァハァしている

猫が車の中で口を開けて呼吸している場合、軽い熱中症や強いストレス状態の可能性があります。

車内の温度が上がりやすい夏場はもちろん、冬でも暖房で乾燥すると体温調節が難しくなります。

特に短頭種(スコティッシュフォールド、ペルシャなど)は呼吸器が弱く、負担がかかりやすいため注意が必要です。

し呼吸が荒くなったら、一度停車し、空気を入れ替えて落ち着かせてあげましょう。


声がかすれる・鳴き声がいつもと違う

鳴き続けて声がかすれてきたら、かなりの緊張状態です。

これは「鳴き疲れ」だけでなく、車酔いや喉の渇きによる脱水のサインであることも。

水を少量与えるか、濡らしたガーゼを舐めさせるなどして喉を潤すと落ち着くことがあります。

鳴き方が弱々しくなった場合は、目的地に着く前でも一度様子を見ましょう。


鳴かなくなった・ぐったりしている

最も注意すべきサインです。

「静かになったから安心」と思いがちですが、実は体調を崩して動けないだけのことがあります。

目の焦点が合わない、よだれが多い、姿勢が崩れているときは、車酔いや熱中症、酸欠などの危険があります。

すぐに車を止めて風通しを良くし、回復しない場合は動物病院へ連れて行きましょう。


猫を車に乗せると鳴く時の対策

猫を車に乗せると鳴くときの対策は、原因に合わせて行いましょう。

まず「病院へ行く」と思い込んでいる場合は、優しく声をかけながら落ち着くのを待つしかありません。無視せず、安心できる声かけを続けましょう。

車酔いが疑われるときは、事前にペット用の酔い止め薬を使用するのが効果的です。

市販もありますが、初めてならかかりつけ医に相談を。猫によって合う薬が異なります。

また、ケージ内でのストレスも鳴く原因になります。

狭くて見えない空間は不安を増すため、窓際に取り付ける猫用ハンモックなどを使って外が見える環境を作るのもおすすめです。

景色が見えるだけで落ち着く猫も多いですよ。

猫を車に乗せると鳴く原因と対策【まとめ】

猫が車で鳴くのは必ず理由があります。

不安や酔い、体調不良などのサインを早く見つけることが、命を守る第一歩です。

小さな変化を見逃さず、猫にとって快適な移動環境を整えましょう。

ドライブが「恐怖」ではなく「楽しい体験」になるよう、日頃の慣らしも忘れずに。

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