保護猫活動が進んできていて最近では※桜耳カット(文末に説明文あり)の野良猫を公園や道端などで見かけることが多くなったと思いませんか?
気持ち良さそうに日向ぼっこをしている猫。
貫禄がありドスドス歩く猫。
その猫達を見て幾つなんだろう?って思ったことはありませんか?
私は勝手に年齢を推定して、「おじさん」や「お嬢さん」といって話しかけたりしています。(はたから見たら変な人です…。)
そこで、本当に「おじさん」?「お嬢さん」?なのか知りたくなって、年齢の見分ける方法を調べてみました!
保護猫の年齢の見分け方!
お店で買う猫さんは誕生日もはっきりしていて、年齢も分かりますが、野良の保護猫となるといつ生まれたのかは分かりません…
しかし、猫カフェや譲渡会などの保護猫さん達は、ちゃんと推定された年齢が書いてあります。
では、どこをどう見たら分かるのか?見ていきましょう!
獣医さんのお話では「保護猫は歯で見分けます。」と言われます。
・乳歯・・・・・・・生後6週ごろには生えそろう。
・永久歯・・・・・・生後8か月ごろまでには生え変わる。
それ以降の成猫は、歯の黄ばみ方や摩耗で見分けるそうです。
・生後3年までは歯も白い。
・老年期には歯槽膿漏や歯肉炎、欠歯などがある。そうです。
そうですよ!歯を見るのですよ!…って言われても…
野良猫さんは「あ〜ん」してくれませんし、「あ〜ん」してくれても覗き込んで見ることができるのか?ですよね…。
ですから、我々には野良猫の口を開けて、歯を見るなんてことは難しいですし、危ないです。
(野良猫さんにもご迷惑なことですよね。)
そこで、
見た感じでの見分け方も調べましたよ〜!
〔子猫期〕
・0〜1週間・・・・目が開いていません。
・1週間〜2週間
10日ごろに目が開きキトゥンブルーと呼ばれるキラキラした青色の綺麗な瞳をしています。
この頃には爪の出し入れも出来るようになる
・4週ごろ・・・・・上手く歩けるようになる。
・5〜6週ごろ・・離乳食の開始、自力で排泄が出来るようになる。
・6週〜2ヶ月・・耳がピント立ち、動きもしっかりと活発になる。
・2〜3ヶ月ごろ・目の色がキトゥンブルーから被毛に応じた色に変わる。
オス猫は睾丸が外から見て分かるようになってくる。
メス猫は発情期が始まる。
※人間では1ヶ月〜10歳ごろです。(小学生の中学年くらいまでですね)
〔成猫期〕
・1〜2歳ごろ・・筋肉質で骨格もしっかりしてくる。
・3〜6歳ごろ・・メスとオスとの体格があり、もっとも活発で毛づやも良い時期。
※人間では15歳〜40歳ごろです。
(部活や趣味や、仕事と働き盛りの頃ですね)
〔老猫期〕
・7〜10歳ごろ・運動量が減り、寝ていることが多くなる。
・11〜14歳ごろ・毛づやもパサつき筋肉が減り体格が骨ばって見えるようになる。
※人間では44歳〜72歳ごろです。
(病気も色々出てきて自分を労わる時期です)
この頃には筋肉が減り、張りのあった身体つきが、体重は変わらないのに痩せて見えるなどの変化があります。
我が家には19歳の御老体猫がいますが、若い頃より耳が小さくなり髭も短くなってきたなと感じています。
以上が私が調べた結果です。
保護猫の年齢の見分け方【まとめ】
猫も人間と同じで、赤ちゃんの頃にはキラキラな奇麗な瞳ですし、成猫期には体力・筋力・活力が溢れて生き生きと見えますけれど…。
衰えかたも人と同じで筋力・体力の低下が始まると、動きも鈍く寝ていることが増えるようです。
この記事が、散歩中に、野良猫観察の楽しみのお役に立ったり、野良の保護猫を譲り受けたときなど、年齢の推定にお役に立てば嬉しいです。
※桜耳カットとは・・・
去勢手術を施された野良猫の目印で、耳の先をVにカットしています。
全ての野良猫を保護することは不可能ですが、去勢手術を施すことで繁殖が減り、可哀そうな命が道端で亡くなることも減るようにと、色々な所で保護猫活動を頑張っていてくれる方達がいるのです。
因みに桜耳カットの子は、右カットは男の子、左カットは女の子だそうです。