犬がうんちした後に鳴くのはなぜ?痛み・アピールの見分け方と対処法

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犬がうんちした後に鳴く姿を見ると、「痛いのかな?」「何か伝えたいのかな?」と心配になりますよね。

犬が排便後に鳴く理由には、排便に伴う痛みや違和感だけでなく、「うんちしたよ」「早く片づけて」と飼い主さんにアピールしているケースも考えられます。

また、犬によってはうんちをする前や排便中に鳴くこともあります。

大切なのは、鳴き声だけで原因を判断せず、うんちの前・最中・後のどこで鳴くのか、便の状態や排便後の様子に変化がないかを一緒に確認することです。

この記事では、犬がうんちした後に鳴く理由から、痛みとアピールの見分け方、うんちする前・排便中に鳴く理由、動物病院へ相談したい症状まで詳しく解説します。

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目次

犬がうんちした後に鳴くのはなぜ?

犬がうんちした後に鳴く理由として考えられるのが、排便に伴う痛みや違和感と、飼い主さんへのアピールです。

排便後に毎回鳴くからといって、必ずしも病気とは限りません。

まずは鳴き方だけではなく、排便の様子や鳴いた後の行動まで観察してみましょう。

痛みや違和感があって鳴く

便が硬かったり、排便するときに強くいきんだりすると、犬が排便時や排便後に不快感を感じることがあります。

たとえば、

  • 排便するときに何度もいきむ
  • 排便直後に痛そうな声を出す
  • うんちをした後も落ち着かない
  • 排便するたびに鳴く
  • お尻を気にする様子がある

といった変化がないか確認してみましょう。

便秘などによって排便しづらくなっている場合だけでなく、お尻周辺や消化器などにトラブルがある可能性も考えられます。

特に「鳴くこと」に加えて、便や排便姿勢などにも普段と違う変化がある場合は注意が必要です。

「うんちしたよ」とアピールしている

体調に問題がなくても、排便が終わったことを飼い主さんへ知らせるために鳴く犬もいます。

トイレトレーニングをしているとき、上手に排泄できた直後にたくさん褒めてもらった経験がある犬は、「うんちをしたら飼い主さんが来てくれる」と覚えることがあります。

そのため排便後に、

「終わったよ!」

「褒めて!」

というように鳴いて知らせることがあるのです。

排便後に鳴いても、その後は元気で、便や排便の様子にも特に変化がなければ、こうしたアピールが関係している可能性もあります。

「早く片づけて」と鳴いている

トイレにうんちが残っていることを嫌がり、飼い主さんに片づけてもらうために鳴く犬もいます。

過去に排便後に鳴いたところ、飼い主さんがすぐに片づけてくれた経験が繰り返されると、「鳴くと片づけてもらえる」と学習することがあります。

特に排便後、うんちから離れて飼い主さんを見ながら鳴くような場合は、何かを要求している可能性も考えてみましょう。

犬がうんちした後に鳴くのは痛み?アピール?見分け方

飼い主さんにとって一番判断に迷うのが、「痛くて鳴いているのか、それともアピールなのか」という点ではないでしょうか。

鳴き声だけで判断するのではなく、排便前後の様子を比べてみることが大切です。

排便後すぐ普段通りならアピールの可能性

排便後に鳴いても、すぐ普段通りに戻り、元気に過ごしている場合は、飼い主さんへのアピールが関係している可能性があります。

たとえば排便後に飼い主さんを見て鳴き、その後は普通に遊んだり食事をしたりしている場合です。

一方、鳴いた後も落ち着かなかったり、お尻を気にし続けたりする場合は、体に違和感がないか確認した方がよいでしょう。

排便姿勢や便に変化があるなら体調面も確認する

痛みや違和感があるか判断するときには、うんちそのものも重要な手がかりになります。

  • 便がいつもより硬い
  • 何度もいきんでいる
  • 少量しか出ない
  • 排便に時間がかかる
  • 便に血や粘液のようなものが見られる
  • 排便後もお尻を気にしている

など、普段との違いがないか確認してみてください。

「鳴く+排便にも変化がある」という場合は、単なるアピールと決めつけないことが大切です。

突然鳴くようになった場合は注意する

以前から排便後に鳴く習慣がある犬と、今まで鳴かなかったのに突然鳴き始めた犬では意味が異なることがあります。

これまで普通に排便していた犬が急に鳴くようになった場合は、便の状態や排便姿勢、お尻周辺などに変化がないか確認しましょう。

「いつから始まったのか」も原因を考える重要なポイントです。

犬がうんちした後に鳴くときの対処法

対処法は、痛みや違和感が疑われるのか、飼い主さんへのアピールなのかによって変わります。

まずは愛犬の様子をよく観察しましょう。

痛そうに鳴く場合の対処法

排便のたびに痛そうに鳴く、何度もいきむ、なかなか便が出ないなどの様子がある場合は、長期間そのまま様子を見るのではなく動物病院へ相談しましょう。

特に便が出ない状態が続いていたり、ほかの体調変化も伴っていたりする場合は注意が必要です。

原因はひとつとは限らないため、飼い主さんだけで特定の病気だと判断するのではなく、獣医師に状態を確認してもらうことが大切です。

アピールで鳴く場合の対処法

排便後に鳴くと飼い主さんがすぐ反応するという流れが繰り返されると、鳴く行動が習慣になることがあります。

トイレが上手にできたことを褒める場合は、排便できたタイミングで落ち着いて褒めてあげましょう。

「鳴けば飼い主さんが必ず来てくれる」という流れになっていないか、普段の対応を振り返ってみることもポイントです。

ただし、今までアピールだと思っていた犬でも、鳴き方や排便の様子が急に変化した場合は体調面も確認してください。

うんちする前に犬が鳴くのはなぜ?

犬はうんちした後だけでなく、うんちをする前に鳴くこともあります。

排便後とは少し違った理由が考えられます。

トイレへ行きたいことを知らせている

犬によっては、排便したくなったことを飼い主さんへ知らせるために鳴くことがあります。

特に決まった場所で排泄する習慣がある犬では、「トイレへ行きたい」「外へ出たい」と伝えようとしていることも考えられます。

子犬の場合も、排便前にそわそわしたり鳴いたりすることがあります。

落ち着かない・不安を感じている

排便前になると、

  • ウロウロする
  • 床の匂いを嗅ぐ
  • 落ち着きがなくなる
  • 飼い主さんの方を見る
  • 鳴きながら歩き回る

などの行動が見られることがあります。

トイレの場所を探していたり、排泄したいことを伝えようとしていたりする可能性があります。

特に子犬の場合は、まだ排泄場所やタイミングが安定していないこともあるため、鳴いたことだけで異常と判断せず、前後の様子を観察してみましょう。

排便前から痛みや違和感がある

排便しづらい状態では、うんちが出る前から犬が違和感を感じて鳴くことも考えられます。

何度も排便姿勢になる、長時間いきむ、便が硬いといった変化がないか確認してください。

「鳴く→何度もいきむ→なかなか便が出ない」という様子がある場合は、単にトイレを知らせているだけとは限りません。

犬がうんちする時に鳴く場合はここをチェック

犬が排便している最中に鳴く場合は、「どんな声で鳴いたか」だけでなく、便や排便時の様子を確認しましょう。

普段のうんちとの違いを知っておくことが重要です。

うんちの硬さ・色・血や粘液がないか

排便時に鳴いたら、便をすぐ片づける前に状態を確認してみましょう。

いつもより極端に硬くないか、色に変化がないか、血や粘液のようなものが見られないかなどを確認します。

普段から便の状態を見ておくと、「いつもと違う」という変化にも気づきやすくなります。

何度もいきむのにうんちが出ないか

排便姿勢になって何度もいきんでいるのに、なかなか便が出ない場合は注意が必要です。

少量しか出ない状態を何度も繰り返していないかも確認してください。

排便できず苦しそうにしている場合は、自己判断で長く様子を見続けず、動物病院へ相談しましょう。

お尻を舐める・床に擦るなどの行動がないか

排便後に犬がお尻をしきりに舐めたり、床へ擦りつけたりしていないかも確認します。

こうした行動が必ず病気を意味するわけではありませんが、鳴くことと同時に続いている場合は、お尻周辺に違和感がないか注意して観察しましょう。

赤みや腫れなど、目で見て分かる変化がある場合も動物病院への相談を検討してください。

犬がうんちした後に鳴いて走り回るのは大丈夫?

うんちをした直後に鳴くだけでなく、急に走り回ったり興奮したりする犬もいます。

排便後に元気に動き、その後すぐいつも通りに戻り、便や食欲などにも変化がない場合は、必ずしも体調不良とは限りません。

ただし、走り回る行動だけを見て「元気だから大丈夫」と判断するのも避けたいところです。

排便後に痛そうな声を出す、何度もお尻を気にする、便に異常がある、落ち着かない状態が続くなど、ほかにも変化がないか確認してください。

犬がうんちの前後に鳴くとき動物病院へ行く目安

排便前後に鳴く犬のすべてが病気というわけではありません。

一方で、鳴くこと以外にも異常が見られる場合は、早めに動物病院へ相談した方がよいケースがあります。

何度もいきむのに便が出ない

排便姿勢を何度も取っているのに便が出ない、苦しそうにいきみ続けている場合は注意しましょう。

排便できない状態が続いている場合は、単なるアピールとして様子を見続けないようにしてください。

血便・嘔吐・食欲や元気の低下を伴う

鳴くことに加えて、便に血が見られる、嘔吐する、食欲がない、元気がないなどの体調変化がある場合は動物病院へ相談しましょう。

排便だけを見るのではなく、愛犬の全身状態を確認することが大切です。

排便のたびに痛そうに鳴く

一度だけではなく、排便するたびに痛そうな様子が繰り返される場合も注意が必要です。

鳴き方だけで痛みの程度を判断することは難しいため、便の状態や排便姿勢なども確認してください。

お尻に腫れ・赤みなどの異常がある

お尻を気にして舐める、床へ擦りつける、触られるのを嫌がるなどの行動があり、肛門周辺にも赤みや腫れなどが見られる場合は、獣医師へ相談しましょう。

無理に触ったり、自宅だけで処置しようとしたりしないことも大切です。

犬が排便時に鳴くときに記録しておきたいこと

排便時の異変は、動物病院へ行ったときに同じ状況が再現されるとは限りません。

そのため、普段の様子を記録しておくと獣医師へ状況を伝えやすくなります。

  • いつから鳴き始めたか
  • うんちの前・最中・後のどこで鳴くか
  • 毎回なのか、ときどきなのか
  • 便の硬さ・色・量
  • 排便回数
  • 何度もいきんでいないか
  • 食欲や元気に変化はないか
  • お尻を気にする行動がないか

などです。

可能であれば、安全な範囲で鳴いているときや排便時の様子を動画に残しておく方法もあります。

犬がうんちの前後に鳴くことについてよくある質問

子犬がうんちする前に鳴くのはなぜ?

子犬がうんちする前に鳴く場合、排泄したいことを知らせていたり、トイレを探して落ち着かなくなっていたりする可能性があります。

まだトイレの習慣が安定していない時期には、排便前にウロウロしたり、床の匂いを嗅いだりすることもあります。

ただし、何度もいきむのに便が出ない、痛そうに鳴くなどの様子がある場合は、単なるトイレのサインと決めつけないようにしましょう。

犬がうんちする時だけ鳴くのはなぜ?

排便している最中だけ鳴く場合は、便を出すときに何らかの違和感がないか確認しましょう。

便が硬くないか、何度もいきんでいないか、排便後も痛そうにしていないかなどをチェックします。

一方で、排便後すぐ普段通りになり、便や体調にも変化がない場合は、鳴くことが習慣になっている可能性も考えられます。

犬がうんちした後に吠えるのは痛いから?

うんちした後に吠えたからといって、必ず痛みがあるとは限りません。

「うんちしたよ」「片づけて」と飼い主さんへ伝えるために声を出している可能性もあります。

痛みがあるかを判断するときは、吠え方だけではなく、排便姿勢、便の状態、排便後の行動なども一緒に確認しましょう。

毎回うんちの前後に鳴くなら病院へ行くべき?

以前から同じように鳴いており、排便や便、食欲、元気などに変化がない場合は、鳴くことが習慣になっている可能性もあります。

一方、排便のたびに痛そうに鳴く、便がなかなか出ない、血便などの異常がある、嘔吐する、食欲や元気が低下している、お尻に異常が見られるなどの場合は動物病院へ相談してください。

「毎回鳴くか」だけではなく、ほかの症状を伴っているかどうかが重要です。

犬がうんちした後に鳴く理由と対策【まとめ】

犬がうんちした後に鳴く理由には、排便時の痛みや違和感だけでなく、「うんちしたよ」「片づけて」といった飼い主さんへのアピールも考えられます。

そのため、犬が鳴いたという事実だけで病気かどうかを判断することはできません。

大切なのは、うんちの前・最中・後のどこで鳴いているのかを確認し、便の状態、排便姿勢、お尻の様子、食欲や元気なども一緒に観察することです。

特に、何度もいきむのに便が出ない、血便や嘔吐がある、食欲や元気が低下している、排便のたびに痛そうに鳴く、お尻に異常が見られるといった場合は、動物病院へ相談しましょう。

毎日のトイレは、愛犬の体調変化に気づく大切な機会です。

普段の排便の様子を知っておくことで、小さな変化にも気づきやすくなります。

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