
「シマリスの匂いが気になる…」と感じたことはありませんか?
実は体臭はほとんどなく、匂いの原因は排泄物や環境にあります。
この記事では、掃除のコツや床材の選び方、食事管理による匂い対策まで詳しく解説します。
シマリスの匂いは臭い?原因は何?

犬や猫などの毛のある動物は、元来体臭を持ち合わせています。
特にフェレットなどのイタチ科の動物は臭腺と呼ばれる匂いを発する器官をもっており、獣臭が強いことは有名ですよね。
一見シマリスも匂いがきつそうなイメージですが、実はシマリスの体臭はほとんどありません。
また、もともと綺麗好きな動物で、ご飯の後や寝る前などにこまめに自分の体をきれいにする習性があるため、近くに寄って匂いを嗅いでもあまり匂いがしないといわれています。
しかし、インターネットを検索したりしていると必ずシマリスの匂い対策についての記事が目に入ります。
体臭がないはずのシマリスがなぜ匂うのか…その理由として排泄物が挙げられます。
いくら体臭が少ないシマリスでも、排泄物はやはり臭い匂いがしてしまいます。
では、どうやって対策をすればよいのでしょうか?
シマリスの匂いが臭い対策

こまめなトイレ掃除
ほとんど体臭のないシマリスの匂いの原因は排泄物だとお話しました。
ということはつまり!トイレをこまめに掃除をして、匂いの元をブロックしてしまえばいいのです。
シマリスは綺麗好きな動物ですので、トイレの場所を覚えてしまえば同じ場所でしてくれるようになります。
シマリスのトイレには砂を入れることが多いので、トイレ砂などをなるべく毎日取り換えることで尿臭はある程度抑えることが出来ます。
また、毛布やクッションなど布製なものを入れている場合は、掃除の際にはそういったものもチェックしておくようにしましょう。
飼い主が気付かない間にその場所に粗相してしまっていた時、気付かず放置しているととんでもない激臭を放つことになります。
ケージの通気性と配置場所
シマリスの匂いを抑えるには、まず飼育環境の通気性が重要です。
風通しの悪い場所にケージを置くと、尿や糞の匂いがこもりやすくなります。
窓辺やエアコンの風が直接当たらない、適度に空気が循環する場所を選ぶと快適です。
ケージを壁際にぴったり置くのではなく、少し離すだけでも匂いがこもりにくくなります。
床材やトイレ砂の選び方
床材やトイレ砂の種類によっても匂いの感じ方は大きく変わります。
紙製や木製の床材は吸収性が高く、尿臭をある程度和らげてくれます。
反対に、新聞紙など吸収性の低い素材だと匂いが強まりやすいです。
トイレ砂も消臭成分入りや固まるタイプを選ぶと、掃除が楽になり匂い対策としても有効です。
食事管理と水分バランス
シマリスの食事内容も排泄物の匂いに影響します。
脂質や糖分の多いおやつを与えすぎると、便が柔らかくなり匂いも強まります。
基本はシマリス専用フードや木の実を中心にし、野菜や果物は適度に与える程度にしましょう。
また、水分不足は尿の濃縮につながり、アンモニア臭が強くなる原因になります。
常に新鮮な水を与えることも忘れないようにしましょう。
それでは、こまめな掃除以外でのシマリスの匂い対策についてご紹介していきます。
トイレ容器の掃除
シマリスは日によって尿の量が多かったり少なかったりすることもありますので、トイレ容器の中も注意が必要です。
トイレ容器に尿が残っていたり、付着しているとそれも匂いの原因になりますし、あまりに放置しすぎてしまうとシマリス自身にその匂いが付着し、体臭化してしまうことがありますので注意しましょう。
トイレ容器もこまめに水洗いすると安心です。
消臭・脱臭
ペット用の消臭剤を使うことも有効な手段ではありますが、匂いの元から消すわけではないので消臭剤が切れてしまえばまた匂いが出てしまいます。
脱臭剤も同じで、匂いの根本解決になるわけではないので、一時的な解決方法や予防といった手段として使うようにしましょう。
空気清浄機を置く
空気清浄機はペットを飼っている方の多くが愛用されていますよね。
ケージの近くに置くと空気をきれいにしてくれるので、この方法は有効であると思います。
しかし、コストが掛かってしまうことがデメリットになりますね。
シマリスの匂いの原因は?【まとめ】
シマリスの匂いは工夫次第で大きく軽減できます。
掃除・環境・食事を見直すだけで清潔に保てるので、毎日の習慣に取り入れてみてください。