チワワのケージの大きさと環境づくり|快適な配置場所と選び方のコツ

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チワワを迎える準備で、まず必要になるのがケージ選び。

世界最小の犬種だからといって、小さければ良いわけではありません。

成長を見越したサイズや、落ち着いて過ごせる配置場所を知ることで、あなたのチワワが安心して暮らせる空間を作ることができます。

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目次

チワワはどのくらい大きくなるの?

チワワのケージを準備するときに、チワワがどのくらい成長するのかサイズを知っておく必要があります。

チワワの平均的な大きさは、12センチ~23センチほどです。

また、オスかメスかでも違いがあります。

オス:15センチ~23センチ
メス:12センチ~20センチ

平均よりも大きくなる子もなかにはいるので、チワワだからといって小さめのケージを選ぶ必要もないです。

チワワにふさわしいケージの大きさは?

チワワのケージを選ぶときは、チワワ自体の大きさを考えることも大切なのですが、ケージの中には生活用品なども一緒に入れることを忘れないでくださいね。

ケージは、チワワのお部屋にもなるので、トイレやベッド、おもちゃなども一緒に設置するということを入れた状態をイメージしてあげるといいでしょう。

成犬になったとき、ベッドを新しくしても大丈夫な大きさが必要です。

チワワのケージは、一般的なサイズで90×60サイズをおすすめします。

ケージの中のレイアウトは?

ケージの中には、主に次の4つをいれてあげましょう。

トイレ

フレーム付きのトイレに、レギュラーサイズのトイレシートを設置しましょう。

トイレシートのいたずらが気になる方は、メッシュ付きのトイレを使うといいですよ。

私が飼っている子は、トイレシートで遊ぶことを覚えてしまったので、途中からメッシュ付きトイレに変更したんですが、いたずらすることを止めてくれました。

メッシュは、洗って使えるので衛生的にもおすすめします。

ベッド

ペットショップへ行くと、色んな種類のベッドがあって迷いますよね。

季節に合わせてベッドも使い分けするといいですね。

夏のベッド:クールマット、ラウンド方ベッド
冬のベッド:ドーム型ベッド、厚手のモコモコベッド

ベッドは、毎日使うもので臭いや汚れがつくものです。

大抵のベッドは洗って繰り返し使うことが難しいので、消耗品だと割り切って季節ごとに買い替えしてあげてもいいのではないでしょうか?

給水機

給水機も、たくさんの種類がありますよね。

お皿や自動給水機などもありますが、私がおすすめしたいのはケージに取り付けるノズル型です。

ペットボトルにノズルを付けてケージに取り付けるので、ゴミやほこりも入らず衛生的です。

ノズルの先端をぺろぺろ舐めることで水が出てくるので、最初は指を使ってお水が出ることを教えてあげると自分で飲めるようになってきますよ。

おもちゃ

コットン製のやわらかい「ぬいぐるみ」が、おすすめです。

子犬の頃に、一緒にケージに入れているぬいぐるみは兄弟のように一緒にいると安心する存在になってくれます。

安心する存在があることで、お留守番するときでも大人しくしていてくれますよ。

チワワのケージの配置場所は?

ケージの大きさを決め、レイアウトも決まったら、次はどこに配置するかですよね。

基本的な設置場所は、静かで落ち着ける場所です。

チワワは、警戒心が強く小さな物音にも敏感に反応するので、配置はしっかりと考えてあげましょう。

理想的な場所は、家族の気配を感じることが出来る場所であるリビングがおすすめです。

ただし、音がでやすいドアの側やテレビの近くは避けて、ある程度落ち着ける場所に配置しましょう。

ケージは愛犬にとってのてりとりーになるため、一度配置したケージは頻繁に異動させることを避けましょう。

しかし、温度の変化や体調の変化などでどうしても異動させたい場合は、事前に配置場所に問題が無いか考えてからにしましょう。

異動を繰り返すことで、ストレスを感じたり、落ち着きが無い様子を見せたり、愛犬にとっていいことはありませんので注意してくださいね。


チワワのケージを置く環境づくりの3つのポイント

チワワにとって、ケージの大きさと同じくらい大切なのが「周囲の環境」です。

いくら広いケージを用意しても、落ち着けない場所に置いてしまえば意味がありません。

ここでは、快適に過ごせる空間を作るための工夫を紹介します。


直射日光・エアコンの風を避ける

ケージの配置で意外と見落としがちなのが、日差しや風の当たり方です。

チワワは小型犬の中でも体温調節が苦手で、直射日光や冷房の風を直接受けると体調を崩す原因になります。

夏場は窓際から少し離し、冬場は冷気が流れ込むドア付近を避けて設置しましょう。

温度計を近くに置き、室温が20〜25℃の範囲で保てるか確認しておくと安心です。


床材や高さにも気を配ろう

ケージの下にマットやカーペットを敷くことで、冷えや振動を防ぐことができます。

特にフローリングの直置きは、チワワの関節や腰への負担にもつながります。

また、段差のある台の上に設置すると転倒の危険があるため、床に直接置くのが基本です。

小さな体のチワワが出入りしやすいように、入り口の段差が低いケージを選ぶと良いでしょう。


来客や物音を避け、安心できる空間に

来客やテレビの音、掃除機などの大きな音が頻繁にする場所にケージを置くと、チワワは落ち着けません。

チワワは警戒心が強く、音や視覚的な刺激に敏感です。

人の動線や視線が少なく、なおかつ家族の気配を感じられる位置(リビングの端など)が理想的です。

静けさと安心感のバランスを取ってあげることが、快適な環境づくりのポイントになります。


FAQ|チワワのケージに関するよくある質問

チワワをケージに入れっぱなしにしても大丈夫?

基本的に「入れっぱなし」はNGです。
チワワは長時間の閉じ込めにストレスを感じやすく、運動不足にもなります。
目安として、日中は3〜4時間に一度は外に出してあげましょう。
ケージは「安心して休むための部屋」として使い、遊びやトレーニングの時間はしっかり確保することが大切です。

チワワのお留守番はケージの中がいいの?

短時間(3〜6時間程度)のお留守番ならケージの中でOKです。
トイレ・水・お気に入りのおもちゃを用意し、安全に過ごせる空間を整えておきましょう。
ただし、長時間になる場合は部屋の一角をサークルで区切るなど、少し広めのスペースを確保してあげるのがおすすめです。

チワワには屋根付きケージがいい?

屋根付きケージはおすすめです。
チワワは警戒心が強いため、上からの刺激を避けられる「屋根付きタイプ」は落ち着きやすく、特に来客時や掃除機の音が気になる環境では安心して過ごせます。
ただし、通気性が悪くならないよう、側面がしっかり風通しのあるものを選びましょう。

チワワを2匹飼う場合、ケージはどうする?

基本は「1匹につき1ケージ」です。
一緒に遊ぶことはあっても、寝る時や食事の時はそれぞれのスペースが必要です。
特に性格や体格に差がある場合、同居ストレスを避けるためにもケージを分けましょう。
ただし、仲良しなペアならサークル内に2つのベッドを置いて共用スペースを作るのもアリです。

チワワがケージから出てこないのはなぜ?

環境に慣れていないか、怖い思いをした可能性があります。
新しい家や音、匂いに敏感なため、安心できる時間を作ってあげることが大切です。
無理に引っ張り出さず、静かに声をかけておやつなどで誘導しましょう。
信頼関係が深まれば、自分から出てくるようになります。

冬のチワワのケージ、寒さ対策はどうする?

室温20〜25℃を保ち、冷気を防ぐ工夫をしましょう。
毛布やペットヒーターを設置し、床冷えを防ぐためにマットを敷くのが効果的です。
ただし、ヒーターの熱が直接当たらないよう注意してください。
また、ケージを窓際やドア付近に置くと冷気が入りやすいので避けましょう。

チワワのケージ内のトイレはどう置く?

ベッドとトイレの位置を離すのが基本です。
狭いケージの場合でも、トイレと寝床の間に少し距離をとることで失敗が減ります。
メッシュ付きトイレを使えば、シートを噛んだり遊んだりする心配もありません。
トイレ位置は最初に固定し、頻繁に動かさないようにしましょう。

チワワがケージにストレスを感じる原因は?

原因は「閉じ込めすぎ」「環境の変化」「刺激の多さ」が多いです。
長時間の留守番や、音の大きい場所に置かれていると落ち着けません。
普段からケージ内でおやつをあげたり、安心できる匂いのブランケットを置くなど、「ケージ=安心の場所」と認識させてあげることが大切です。

チワワがケージを噛むときはどうすればいい?

ストレスや退屈、歯の生え変わりが原因のことが多いです。
噛んでもいいおもちゃ(コットンロープやゴム製)を入れてあげましょう。
ケージを噛んだ時に叱るのではなく、噛んでいいものに自然と興味が向くよう誘導するのが効果的です。
金属ケージの場合は歯を痛める危険もあるため、木製やプラスチック製に変えるのも一案です。

チワワを連れて移動するとき、ケージは持ち運びできるタイプがいい?

お出かけ用には「折りたたみ式」や「ソフトケージ」がおすすめです。
通気性があり、軽くて車の中でも使えるタイプが便利です。
普段使いのハードケージとは別に、持ち運び専用を1つ持っておくと安心ですよ。
公共交通機関を利用する場合は、サイズ規定に注意しましょう。

チワワのケージの大きさは?【まとめ】

チワワのケージ選びは「サイズ」だけでなく、「置く場所」や「周囲の環境」も重要です。

静かで落ち着ける場所に、温度と光のバランスを整えたケージを設置してあげましょう。

あなたの愛犬が、安心して眠れる“自分だけの部屋”を作ってあげてくださいね。

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