我が家も全く同じ気持ちで、うちのワンコを迎えました。
でも子犬は諦めたんですよね……
生後2ヶ月の子犬には、小まめなお世話が必要です。
共働きで日中無人になる家でお留守番は大丈夫なのかなって心配になりますよね。
今日は、2ヶ月の子犬を共働きでも飼える?と考えた方に、ちょっと読んでいただきたいお話です。
共働きで日中無人でも2ヶ月の子犬は飼える?
夫婦共働きで日中無人になるお宅でも、生後2ヶ月の子犬を迎えたところはあります。
このお家は、ご主人が基本9時〜18時のサラリーマンで、奥さんが10時〜16時のパートタイマーです。
子犬のお留守番は月曜〜金曜の6時間ちょっとになります。
日中無人になるこちらのお宅の子犬のお世話スケジュールは、以下のようになります。
9:00ご飯、排泄、(余裕があれば遊び)
16:30ご飯、排泄、遊び
22:00ご飯、排泄
基本はこのスタイルで、あとは奥さんが在宅時に時々ケージから出して遊ばせたりしていたようです。
本当ならもう8ヶ月になるのでご飯は1日3回でも良いのですが、奥さんが仕事の日はどうしても6時間以上あいてしまうので、まだ1日4回あげているそうです。
気になる子犬の健康状態は、特に動物病院でも指摘されたことはなく、健康的に成長しています。
お留守番は6時間以内がベスト
子犬をお留守番させることは、少しリスクがあります。
特に生後2ヶ月ほどの子犬は影響を受けやすいため、共働きで無人になる時間は長くても6時間以内にとどめておいてほしいと思います。
子犬がお留守番をすることで考えられるリスクは2つあります。
・空腹で低血糖になりやすい
・精神的に不安定になりやすい
空腹で低血糖になりやすい
子犬の内臓は、未発達な部分が多く、一度にたくさんのご飯を食べることができません。
また、食べたものを空腹時にエネルギーとして使えるようにストックしておく能力も低いので、長時間ご飯が食べられないと低血糖を起こしてしまいます。
体力のない子犬にとって低血糖は命の危険もあるので、注意が必要です。
置き餌をして好きな時に好きなだけ食べる猫とは違い、犬は目の前に出されたものを一気に食べてしまう性質です。
お留守番用にご飯をたくさん置いていっても、一気に食べて消化不良を起こしてしまうので、飼い主さんが小まめにあげる必要があります。
精神的に不安定になりやすい
犬は元々、群で生活する生き物です。
そのため、長時間ひとりでいることがとても苦手です。
犬が「社会化」と言ってたくさんの経験から性格を形成していく時期に無人の状態が続くことは、精神的に不安定な子になってしまう可能性があります。
子犬はほとんどを寝て過ごしますが、起きた時に誰もいないという状態は、あまり好ましくはないと言えるでしょう。
どうしたら共働きでも生後2ヶ月の子犬が飼える?
我が家の場合は、里親サイトで子犬を譲ってもらおうとしたら、相手の方に夫婦共働きであることを理由に断られたので、最終的に1歳半の犬を引き取ることに決めました。
結果的にはこの子でよかったと思うし、子犬から育てられなかったことでしつけに影響が出ていることもありません。
でも、どうしても生後2ヶ月の子犬を迎えたいという場合は、子犬が6時間以上お留守番をしなくて済む生活ができるかどうかがポイントではないかと思います。
また、子犬のうちは夜泣きやトイレトレーニングなどで時間を取られるので、飼い主さんが家にいる時間はしっかり付き合ってあげる覚悟も必要です。
お留守番でひとりになる時間をしっかり取り返せるように、子犬と向き合える環境を整えてあげてくださいね。
子犬は2ヶ月で共働きの無人状態になっても飼える?【まとめ】
共働きで生後2ヶ月の子犬を迎えたいと考えているお家にとって、今回は少し厳しいお話に聞こえたかもしれません。
でも子犬はとてもデリケートで、人間のサポートが行き届かないと体調や心を崩してしまうおそれがあります。
犬を育てるのはお金もかかるし、本当は飼い主さんたちもバリバリ働いた方が良いのですが、もしも生後2ヶ月の小さな子犬を迎える時は、万全の生活環境を整えてあげてもらえるといいなぁと思います。
犬は15年ほど生きます。
長く健康でいさせてあげるためにも、一番大切な時期をしっかり管理してあげてくださいね。