子犬に果物はいつから?野菜は何ヶ月から?食べていいもの・NG食材を解説

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子犬にりんごやバナナをあげてみたいけれど、「まだ小さいのに果物を食べさせても大丈夫?」「何ヶ月くらいからなら食べられるの?」と気になりますよね。

野菜や果物の中には犬が食べられるものもありますが、子犬はまだ胃腸が未熟です。成犬と同じ感覚で与えると、下痢や嘔吐などにつながることがあります。

また、子犬の成長に必要な栄養は、基本的には月齢に合った総合栄養食のパピーフードから摂ることができます。そのため、野菜や果物を無理に追加する必要はありません。

この記事では、子犬に果物や野菜を与えるならいつからがよいのか、食べてもよい食材、与えてはいけない食材、量や与え方まで分かりやすくまとめます。

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目次

子犬に果物はいつから?何ヶ月からなら食べられる?

子犬に果物を与えられる時期は、「生後○ヶ月になれば必ず大丈夫」と月齢だけで決めるものではありません。

大切なのは、離乳が進み、月齢に合ったパピーフードを問題なく食べられていて、便や体調が安定していることです。

果物は子犬にとって必須の食べ物ではありません。急いで食べさせる必要はないので、まだ離乳直後だったり、お腹を壊しやすかったりする時期には、いつものフードを優先してあげてください。

生後2ヶ月の子犬に果物をあげてもいい?

生後2ヶ月頃は、新しい環境に迎えられたり、食事内容が変わったりしやすい時期です。

胃腸もまだ成長途中なので、わざわざ果物を追加する必要はありません。

特に、フードを切り替えている途中だったり、軟便が続いていたりする場合は、食材を増やすことで何が原因なのか分かりにくくなります。

まずは月齢に合ったパピーフードをきちんと食べ、体調を安定させることを優先しましょう。

生後3ヶ月・4ヶ月なら食べられる?

生後3〜4ヶ月頃になると食事が安定してくる子もいますが、月齢だけで「今日から果物OK」と判断するのではなく、その子の体調を確認することが大切です。

パピーフードを問題なく食べられていて、下痢や嘔吐がなく、健康状態にも問題がない場合には、犬が食べられる食材をごく少量から試すという考え方ができます。

ただし、最初から何切れも与えるのではなく、本当に味見をする程度から始めてください。

ワクチンが終わるまで待った方がいい?

ワクチンの接種時期だけを基準に、果物を食べられるかどうかが決まるわけではありません。

ただ、ワクチン接種の前後や体調が不安定な日は、新しい食材を試さない方が変化を判断しやすくなります。

接種後に食欲が落ちている、元気がない、便がゆるいといった様子があるなら、果物や野菜を試すのは体調が落ち着いてからにしましょう。

そもそも子犬に野菜や果物は必要?

結論からいうと、月齢に合った総合栄養食のパピーフードをきちんと食べている子犬に、栄養補給の目的で野菜や果物を追加する必要は基本的にありません。

子犬は短い期間で大きく成長するため、成犬以上に栄養バランスが重要です。

「野菜は体によさそう」「果物にはビタミンがあるから」と、人と同じ感覚でたくさん与えるのは避けましょう。

パピーフードを食べているなら基本的に追加は不要

総合栄養食として作られたパピーフードには、子犬の成長に必要な栄養がバランスよく含まれています。

そこへ大量の野菜や果物を追加すると、フードを食べる量が減ってしまい、かえって必要な栄養を十分に摂れなくなることがあります。

特に成長期は「体によさそうなものを追加する」ことより、主食をきちんと食べてもらうことを優先してください。

与えるなら栄養補給ではなく「おやつ・味見」程度

野菜や果物を与える場合は、栄養補給というよりも「いろいろな味を少し経験させる」「たまのご褒美にする」くらいに考えておくとよいでしょう。

主役はあくまでパピーフードです。

おやつ類は、一般に1日の総摂取カロリーの10%以内に抑え、残りの90%以上を栄養バランスの取れた主食から摂る考え方があります。子犬の場合は、さらに少量から始める方が安心です。

手作り食にするなら獣医師へ相談する

ドッグフードが合わない、アレルギーがあるなどの理由で手作り食を考えている場合は、自己判断だけで切り替えない方が安心です。

おやつとして果物をひと欠片与えるのと、毎日の食事を手作りにするのとでは、必要になる栄養管理がまったく違います。

成長期に栄養が偏ると健康に影響する可能性があるため、かかりつけの獣医師と相談しながら進めてください。

子犬が食べていい果物一覧

犬が食べられる果物でも、子犬に与える場合は「少量」が基本です。

初めての食材は1種類だけにして、食べた後の便や体調も確認しましょう。

果物与え方注意したいこと
りんご小さく刻む・すりおろす種や芯を取り除く
バナナ小さくつぶす糖分が多いので少量
みかん薄皮などを取り少量食べ過ぎるとお腹がゆるくなることがある
梨小さく刻む水分が多いので与えすぎない
柿皮や種を取り少量糖分が多いため与えすぎない

りんご

りんごは、小さく刻んだりすりおろしたりしやすいため、量を調整しやすい果物です。

子犬に与える場合は、種や芯を取り除き、ごく少量から試してください。

大きな塊のまま与えるのではなく、食べやすい大きさにしてあげましょう。

バナナ

バナナはやわらかいため、小さくつぶせば食べやすい果物です。

ただし糖分も含まれるので、大きなひと切れをそのまま与える必要はありません。

子犬なら、まずはほんの少し舐めたり食べたりする程度から十分です。

みかん

みかんの果肉は少量であれば食べられますが、水分や糖分が多いため、たくさん与えると便がゆるくなることがあります。

皮や厚い薄皮などは取り除き、果肉をほんの少しだけにしましょう。

梨

梨は水分の多い果物です。

細かく刻んで少量与えることはできますが、水分を多く摂ることでお腹がゆるくなる子もいます。

種や芯は取り除いてください。

柿

柿も犬が食べられる果物ですが、糖分が多いため量には注意が必要です。

皮や種を取り除き、小さくしたものをごく少量にしましょう。

子犬に与えてはいけない果物

「果物なら何でも少しなら大丈夫」というわけではありません。

犬にとって危険な果物もあるので、家族全員で共有しておくことが大切です。

ぶどう・レーズンはNG

ぶどうとレーズンは、子犬だけでなく成犬にも与えないでください。

犬がぶどうやレーズンを摂取すると、腎臓に深刻な障害を起こす可能性があります。どのくらいなら安全かを家庭で判断するのも避けるべきです。

誤って食べてしまった場合は、症状が出るまで待たず、早めに動物病院へ相談してください。

果物の種や芯にも注意

果肉を食べられる果物でも、種や芯まで一緒に与えてよいとは限りません。

また、大きな芯や種には喉に詰まらせたり、消化管で問題を起こしたりする心配もあります。

果物を切り分けるときは、子犬が安全に食べられる状態になっているか確認してください。

ドライフルーツ・ジャム・缶詰・ジュースは避ける

人用に加工された果物製品は、子犬のおやつには向きません。

砂糖やシロップなどが加えられているものも多く、果物そのものより糖分やカロリーが高くなりやすいためです。

また、レーズンのように犬に与えてはいけないものが入っている場合もあります。

「果物をあげたい」と思ったときは、犬が食べられる種類の新鮮な果肉を少量与える方が分かりやすいでしょう。

子犬に初めて果物を与えるなら何がいい?

初めて果物を与えるときに大切なのは、「どの果物が一番健康によいか」よりも、安全に少量から試せることです。

体調が安定している日に、犬が食べられることが分かっている果物を少しだけ試しましょう。

初めては1種類だけにする

初めて与える日は、いろいろな果物をミックスしないようにしてください。

りんごとバナナとみかんを同時に食べさせた後で下痢をしてしまうと、どの食材が合わなかったのか判断できません。

まず1種類だけを試し、問題がないことを確認してから別の食材を試すと分かりやすくなります。

ひと口より少ない量から始める

子犬にとっては、人から見ると驚くほど少ない量でも十分です。

「これだけでは少なすぎるかな」と思って追加するより、最初は少なめにしてください。

特に超小型犬や体の小さな子犬では、一切れの大きさも小さくする必要があります。

与えた後は便・嘔吐・皮膚の変化を見る

果物を食べた後は、便がゆるくなっていないか、吐いていないか、いつも通り元気があるかを確認します。

また、皮膚が赤くなる、かゆがる、耳をしきりにかくなど、普段と違う変化があれば、その食材をいったん中止してください。

呼吸が苦しそう、顔が腫れる、繰り返し嘔吐するなど強い症状がある場合は、すぐに動物病院へ相談しましょう。

子犬に果物を与える量と頻度

果物は健康によさそうに見えても、たくさん食べればよいわけではありません。

主食の栄養バランスを崩さないためにも、おやつとして少量にすることが大切です。

最初はほんのひと欠片から

初めて与えるときは、「一切れ」ではなく、さらに小さなひと欠片から始めるくらいで十分です。

子犬の胃腸はまだ成長途中なので、少しずつ様子を見るようにしてください。

問題なく食べられたからといって、翌日から急に量を増やす必要もありません。

おやつ全体で1日の総摂取カロリーの10%以内を目安にする

犬のおやつや間食は、一般的に1日の総摂取カロリーの10%以内を目安にする考え方があります。

ここでいう10%には果物だけでなく、犬用おやつなどほかの間食も含まれます。

ただし、これは「子犬なら果物を10%まで食べさせてよい」という意味ではありません。

子犬の場合は主食から必要な栄養を摂ることが特に大切なので、果物はあくまで味見や小さなご褒美程度と考えてください。

毎日与えてもいい?

犬が食べられる果物だからといって、毎日与える必要はありません。

果物を楽しみにして主食を残すようになったり、おやつの量が増えたりするなら本末転倒です。

毎日必ず与えるものではなく、ときどき少量楽しむものくらいに考えるとよいでしょう。

下痢・嘔吐が出たら中止する

果物を食べた後に便がゆるくなる、吐く、お腹が鳴る、食欲が落ちるといった変化があれば、それ以上与えないようにしましょう。

一度いつものフードだけに戻し、様子を確認します。

症状が続く場合や、ぐったりしている、何度も吐くといった場合は、動物病院へ相談してください。

子犬に果物を与えるときの正しい与え方

同じ果物でも、与え方によって子犬の負担は変わります。

大切なのは、「犬が食べられるものだから、そのまま渡せばよい」と考えないことです。

皮・種・芯を取り除く

果物を与える前には、食べにくい皮や硬い種、芯を取り除きます。

果肉よりも硬い部分は消化しにくく、子犬にとって負担になることがあります。

人が果物を切ったついでに端の部分をそのまま渡すのではなく、子犬用に食べやすく処理してあげましょう。

細かく刻む・すりおろす

子犬は勢いよく食べてしまうことがあります。

大きな一切れをそのまま与えるのではなく、細かく刻んだり、すりおろしたりすると食べやすくなります。

特に初めての食材は、ごく少量にしやすい方法を選んでください。

硬いものは加熱して柔らかくする

野菜など硬い食材は、加熱して柔らかくすると食べやすくなります。

ただし、味付けは必要ありません。

塩、砂糖、バター、調味料などは加えず、素材だけで調理してください。

丸飲みしない大きさにする

食材を小さくするときは、「口に入る大きさ」ではなく「安全に飲み込める大きさ」を意識してください。

特に食欲旺盛な子犬は、噛まずに飲み込むことがあります。

硬い食材や大きな塊は避け、食べている間も様子を見てあげましょう。

子犬が食べていい野菜

果物だけでなく、野菜にも犬が食べられるものがあります。

ただし、野菜も子犬に必須というわけではありません。主食をしっかり食べたうえで、おやつや味見として少量にしてください。

キャベツ

キャベツを与える場合は、硬い芯を避け、細かく刻むと食べやすくなります。

子犬は繊維の多いものをうまく消化できないことがあるため、生の大きな葉をたくさん与えるのは避けましょう。

かぼちゃ

かぼちゃは加熱するとやわらかくなり、つぶして量を調整しやすい野菜です。

味付けをせずに加熱し、少量を与えてください。

甘みがあるため好む犬もいますが、気に入ったからといって量を増やしすぎないようにしましょう。

大根

大根を与える場合は、子犬なら加熱して柔らかくし、細かくしてあげると食べやすくなります。

初めてならごく少量から様子を見てください。

白菜

白菜も水分や繊維を含むため、たくさん食べると便の状態が変わることがあります。

加熱して細かくし、少量にしましょう。

きゅうり

きゅうりは水分の多い野菜です。

少量であれば食べられますが、一度にたくさん与えるとお腹がゆるくなる子もいます。

体調の安定している日に、ほんの少しから試してください。

レタス

レタスも水分量の多い野菜です。

細かくして少量なら与えられますが、子犬に積極的に食べさせなければならない食材ではありません。

トマト

トマトを与えるなら、十分に熟した赤い果肉部分を少量にしてください。

ヘタや葉、茎、未熟な青い部分は与えないようにします。

子犬に与えてはいけない野菜

家庭でよく使う野菜の中にも、犬が食べてはいけないものがあります。

料理中に落とした食材を子犬が拾ってしまうこともあるので注意してください。

玉ねぎ・長ねぎ・青ねぎなどのネギ類はNG

玉ねぎや長ねぎ、青ねぎなどのネギ類は犬に与えないでください。

ネギ属の植物は犬の赤血球にダメージを与え、貧血などを引き起こす可能性があります。

「ほんの少しだから」と自己判断せず、誤って食べてしまった場合は動物病院へ相談してください。

加熱しても安全にはならない

玉ねぎやネギは、加熱すれば犬が食べられるようになるわけではありません。

そのため、玉ねぎそのものだけでなく、玉ねぎを使った料理やスープなどにも注意が必要です。

人の食卓からおすそ分けする習慣がある家庭では、原材料まで確認してください。

子犬に野菜や果物を与えるときの注意点

子犬に食べ物を追加するときは、食材そのものだけでなく、その日の体調や与え方も重要です。

昨日は平気だったから今日も絶対大丈夫とは限りません。

胃腸が未熟で下痢しやすい

子犬はまだ消化機能が成長途中です。

水分の多い果物や野菜、繊維の多い食材を一度に食べると、便がゆるくなることがあります。

「犬が食べられる食材か」だけでなく、「今のこの子が問題なく消化できる量か」を考えるようにしましょう。

アレルギー反応が出ることがある

野菜や果物でも、体質によって合わないことがあります。

食べた後に皮膚をかゆがる、赤みが出る、軟便になるなど、いつもと違う変化が見られた場合は、その食材を中止してください。

初めての食材を1種類ずつ試すことが大切なのは、このような変化の原因を判断しやすくするためでもあります。

体調が悪い日は与えない

下痢をしている、食欲がない、吐いたばかりなど、体調がよくない日に新しい果物や野菜を試す必要はありません。

まずは体調を整えることを優先してください。

療法食を食べている子犬や、持病、食物アレルギーなどがある場合は、自己判断で食材を追加せず獣医師に確認しましょう。

複数の食材を一度に試さない

初めて食べる果物や野菜を何種類も一度に与えると、下痢やアレルギーなどが起きたときに原因が分からなくなります。

新しい食材は1種類ずつ、ごく少量から。

問題がないことを確認してから次の食材を試す方が安心です。

子犬に果物・野菜はいつから?まとめ

子犬に果物や野菜を与えられる時期は、「生後○ヶ月になれば何でも食べてよい」と月齢だけで決めるものではありません。

まずは月齢に合ったパピーフードを問題なく食べられ、便や体調が安定していることが大切です。

そもそも、総合栄養食をきちんと食べている子犬に、栄養補給のため野菜や果物を追加する必要は基本的にありません。

与えるなら、犬が食べられる食材を1種類だけ、ごく少量から始めてください。

りんごやバナナなど食べられる果物がある一方で、ぶどう・レーズンのように犬へ与えてはいけないものもあります。野菜では玉ねぎやネギ類にも注意が必要です。

子犬が喜んで食べると、ついもう少しあげたくなりますが、一番大切なのは成長期に必要な主食をしっかり食べてもらうことです。

「少量」「1種類ずつ」「体調を確認する」を意識しながら、安全に楽しませてあげてくださいね。

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