トイプードルの正しい抱っこの仕方と注意点|嫌がる原因と慣らし方も解説!

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トイプードルは甘えん坊で抱っこが大好きな犬種ですが、実は「抱き方」にもルールがあります。

誤った抱っこを続けると、骨や腰を痛める危険も…。

この記事では、トイプードルの体に優しい正しい抱っこの仕方と、抱っこを嫌がるときの対処法を分かりやすく解説します。

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目次

トイプードルの正しい抱っこの仕方

トイプードルを抱っこしたとき、落ち着かずにもがいたり、嫌がって暴れることはありませんか?

それはもしかすると、抱っこの姿勢が犬の体に負担をかけているのかもしれません。

トイプードルは体が小さく骨も細いため、抱き方ひとつで腰や関節を痛めることがあります。

ここでは、トイプードルに安心してもらえる正しい抱っこの基本姿勢とコツを分かりやすく解説します。


抱っこの基本姿勢と支えるポイント

トイプードルは人間のように背骨を縦にした姿勢には慣れていません。

そのため、抱っこの基本は「背中を水平に保つこと」です。

体を垂直に持ち上げると、首や腰に強い負担がかかります。

抱き上げるときは、体が自然に立っているときの姿勢をそのまま保つように意識しましょう。

また、犬が不安を感じないように、抱き上げた後は飼い主の胸に体を密着させます。

密着すると飼い主の体温や心音を感じ取れるため、トイプードルは安心してリラックスできるのです。


正しい抱っこの手順

  • 腕を股の間から入れる
    トイプードルを正面から見て、片腕を前足と後ろ足の間(股の下)から通します。
    力を入れず、犬が安心できるようにゆっくりと。

  • 胸を手のひらで支える
    通した腕の手のひらに、犬の胸(前足の付け根のあたり)をのせます。
    この支えが安定すると、犬が体を預けやすくなります。

  • もう片方の手でお尻を支える
    反対の手でお尻を包み込むように支え、バランスを取ります。
    このとき、両手で犬の重心を水平にキープするのがポイントです。

  • 体に密着させて安定させる
    持ち上げたら、すぐに自分の胸にトイプードルの体を寄せます。
    腕だけで支えようとせず、自分の体で支える意識を持つと疲れにくく安全です。

日常シーンで使える抱っこのコツ

日常の中でトイプードルを抱き上げるときは、約45度の角度を意識すると安定します。

これは犬の体重が分散され、背中や腰への負担を減らせる理想的な角度です。

抱っこの最中は、できるだけ優しく声をかけながら、急な動作を避けること。

犬が少し不安そうなときは、腕を締め付けず、包み込むようなホールド感を意識しましょう。

「抱かれる=安心できる時間」と感じてもらえることが、長期的な信頼関係にもつながります。


片手で抱くときの補助方法

片手しか使えない場面では、外側から腕を回して胸を下から支え、反対側の脇や腰を体で支えるようにします。

このとき、急に持ち上げるのではなく、一度太ももや膝の上にのせてから体を傾けながら持ち上げると安定します。

腕に犬の重さを集中させるのではなく、体全体で支えるようにすることで、落下のリスクを防ぎ、犬も安心して身を委ねられるようになります。


トイプードルの正しい抱っこは、「背中を水平に・体を密着させる」ことが基本です。
正しい姿勢で支えてあげることで、体の負担を減らすだけでなく、「抱っこ=安心できるスキンシップ」という良い印象を与えることができます。

普段の何気ない抱っこの習慣が、愛犬の健康と信頼関係を守る大切な時間になるのです。

トイプードル間違った抱っこの仕方5つ!

たまに見かける抱っこの仕方。こんな抱っこをしていませんか?

正面抱き

脇に腕を入れる抱き方、人間の子どものような抱っこの仕方です。


横抱き

抱いてから上に引き上げる時の抱き方です。


お尻を丸め込ませる抱き方

むりやり骨盤を曲げていると腰に負担がかかります。


腕抱き

背中にダメージを受けてしまう抱き方です。


縦抱き

肩にかける抱っこの仕方です。

骨盤に負担がかかります。

どれも、間違ったトイプードルの抱っこの仕方です!このような抱っこの仕方はやめましょう!


トイプードルが抱っこを嫌がる理由と慣らし方

抱っこを嫌がるのはトラウマが原因のことも

トイプードルが抱っこを嫌がる場合、単に気分ではなく、過去の痛みや恐怖体験が原因のことがあります。

特に、子犬の頃に正しく支えられないまま抱き上げられた経験があると、「抱っこ=痛いこと」と記憶してしまうのです。

そのため、突然暴れる、唸る、逃げようとするなどの行動が見られる場合は、無理に抱っこしないことが大切です。

一度信頼を失うと、再び抱っこを受け入れるまで時間がかかります。焦らず「触れる時間」から徐々に慣らしていきましょう。


抱っこ嫌い克服のステップ

抱っこを嫌がるトイプードルには、段階的に慣らしていくことが重要です。

まずは床に座って、トイプードルの目線の高さで軽く体を支える練習をします。

次に、胸の下に手を入れて数センチだけ持ち上げる練習をし、少しずつ高さを上げていきましょう。

このとき、「いい子だね」と優しく声をかけながら短時間で終えるのがコツです。

無理に長く抱っこすると、再びストレスが強まり逆効果になることもあります。

成功したらすぐにおやつを与えて、「抱っこ=いいこと」と印象づけてください。


抱っこ中の落下事故を防ぐポイント

小型犬のトイプードルは骨が細く、わずかな落下でも骨折するリスクがあります。

抱っこ中に暴れた時は、力で押さえつけようとせず、すぐに膝の上など安全な場所に下ろすようにしましょう。

また、立ったまま抱っこして移動する場合は、片手で胸を支え、もう片手でお尻を包むように支えるのが基本です。

抱っこの姿勢に不安があるときは、動物病院やトレーナーに正しい持ち方を教わるのもおすすめです。

安全に抱っこできるようになれば、トイプードルとのスキンシップの時間がさらに楽しくなります。

トイプードルの危険な抱っこの仕方の注意点

トイプードルは間違った抱っこの仕方によって歩けなくなる場合や障害を受けてしまうこともあるんです!

正面抱き

この抱っこの仕方で持ち上げると背骨が縦になりトイプードルが痛がっているかもしれません。


横抱き

勢いよく持ち上げる時トイプードルの首に負担がかかります。

ひどい時は首が損傷し、一生涯コルセットとなる事もあるんです。


腕抱き

かなり危険な抱っこの仕方なんです!

1度の抱っこで背中を痛めてしまい、ひどい時は障害を受けます。

だいたい翌日に症状がでるようです。

基本背骨を縦にしてはいけないので抱っこの仕方によっては首の他に肩を痛めてしまうことや最悪な場合は病院へ行くことになりますね!

なので脇に腕をひっかける正面抱きは、トイプードルの背骨が縦になるので厳禁!ということになりますね。

危険な抱っこの仕方はすぐにやめた方がいいですね!

間違った抱っこの仕方で怪我をしてしまうこともあるため、正しい抱っこを心掛けましょう!

トイプードルの抱っこの仕方【まとめ】

抱っこはトイプードルとの信頼関係を深める大切な時間です。

無理に抱き上げるのではなく、犬の気持ちと体の仕組みに合わせた優しい抱っこを心がけましょう。

正しい抱っこの仕方を覚えれば、スキンシップの時間がより安全で心地よいものになります。

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