トイプードルのご飯の量って、どれくらいが適切なの？
子犬と成犬、そしてシニアでは必要な栄養やカロリーが違います。
この記事では、愛犬の体型や年齢に合わせてご飯の量を調整するポイントをわかりやすく紹介します。
トイプードルのご飯量は「パッケージ」か「計算」で決める
トイプードルのご飯量は、体型や年齢に合わせて調整が必要です。
目安を知るには次の2つの方法があります。
パッケージを参考にする
総合栄養食の袋には、年齢・体重別の目安量が記載されています。
ここで示されているのは「理想体重」なので、現在の体重が基準にならない点に注意しましょう。
理想体重は約3kg前後が目安です。肥満が気になる場合はボディコンディションスコア（BSC）で確認を。
フードを変える際は、袋にある給与量を必ずチェックしましょう。
計算で求める
正確に知りたい場合は「安静時エネルギー要求量（RER）」と「1日の必要エネルギー量（DER）」をもとに計算します。
活動量や避妊・去勢の有無でも必要カロリーは変わります。
どちらの方法でも、体重や見た目の変化を定期的に確認し、食事量を調整してあげることが大切です。
トイプードルのご飯の量、回数と与え方
トイプードルのご飯量と回数は、年齢によって調整が必要です。
子犬期
5〜6ヶ月までは1日4〜5回、以降は2〜3回が目安です。
子犬は一度に多く食べられないため、間隔を空けすぎないように注意。
急に食べる量が減っても、体重が安定していれば問題ありません。
食べ飽き防止のため、頻繁なフード変更は避けましょう。
成犬期
1日2〜3回が基本。
避妊・去勢後は代謝が落ちるため、専用フードや量の見直しを。
太りやすくなるので、体重を見ながら調整し、獣医師に相談しながら進めるのが安心です。
シニア期
7歳を過ぎたら代謝が下がり、カロリー過多になりやすい時期です。
1回量を減らして回数を増やすのがおすすめ。
消化吸収が落ちる場合は、脂肪や消化の良いシニア用フードに切り替えましょう。
トイプードルのご飯量チェックと調整のポイント
食べ過ぎ・食べ足りないの見分け方
トイプードルは体が小さいため、少しの食事量の変化でも体型に現れやすい犬種です。
食べ過ぎているか、逆に足りていないかを判断するには、次のポイントを見ましょう。
肋骨チェック
手で軽く触って肋骨がうっすら感じられる程度が理想です。
まったく触れない場合は肥満気味、ゴツゴツしているなら痩せすぎです。
ウエストライン
上から見てくびれがあり、横から見てもお腹が軽く引き締まっている状態が理想です。
行動の変化
食後すぐにおねだりをする、散歩中に力が出ないなどは、食事量や栄養バランスが合っていないサイン。
こうした小さな変化を見逃さず、少しずつ調整しましょう。
ご飯量の調整タイミング
トイプードルのご飯量は季節や生活環境によっても変化します。
冬は体温を保つために消費カロリーが増えるため、わずかに量を増やしてもOK。
反対に、夏は活動量が減るため、1割ほど減らすとちょうど良いことがあります。
また、避妊・去勢手術の後やシニア期に入る前後は代謝が落ちるため、同じ量でも太りやすくなることも。
このような節目では、一度ドッグフードのパッケージや獣医師のアドバイスを参考に見直しましょう。
体重維持に役立つ与え方の工夫
ご飯量を調整するだけでなく、与え方にも工夫ができます。
- 一気に食べてしまう子には、1回分を2～3回に分ける「分食法」
- 早食い防止のため、凸凹のある早食い防止皿を使用
- トリーツ（おやつ）を与える場合は、1日のご飯量の10％以内を目安に調整
このように小さな工夫を重ねることで、健康的な体型を維持しやすくなります。
トイプードルのご飯の量と栄養は大切！おすすめドッグフード
トイプードルの健康を保つには、ご飯量だけでなく栄養バランスも重要です。
基本は、必要な栄養がすべて含まれた総合栄養食を選びましょう。
メーカーごとに特徴があり、被毛トラブルがある子なら「良質な脂質とタンパク質」を多く含むタイプがおすすめです。
また、ライフステージ（子犬・成犬・シニア）に合わせて選ぶことで、必要な栄養を無理なく摂取できます。
どのフードでも、新鮮な水と一緒に与えることを忘れずに。
愛犬の体調や毛艶、体型を見ながら、トイプードルに合った最適なドッグフードを見つけましょう。
トイプードルのご飯の量【まとめ】
トイプードルのご飯量は「年齢・体型・季節」で見直すのがポイントです。
体重やウエストラインを定期的にチェックし、愛犬のベスト体型を維持しましょう。
