トイプードルがべったりで甘えん坊?問題点と自立を育てるコツ!

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トイプードルは飼い主が大好きで、常にそばにいたがる甘えん坊な性格を持っています。

しかし、可愛いからといって甘やかしすぎると、留守番できない子やわがまま犬になってしまうことも。

この記事では、トイプードルが甘えん坊になる理由と、適度な距離を保つためのコツを解説します。

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目次

トイプードルがべったり愛犬の甘えん坊10項目!

トイプードルが飼い主さんにべったりな甘えん坊の傾向があるのがメスよりもオスのトイプードルなんです!

オスは依存心が強くメスは甘えん坊だけれど比較的おだやかな子が多いとか。

どのような仕草が甘えん坊なのか気になります。

愛犬に、このような仕草が見られませんか?

10項目のチェックをしてみましょう!

  • 飼い主さんの後をついてくることが多い
  • 常に飼い主さんを目で追う
  • 膝に乗りたがる、隣に寄って甘える
  • なでて!となでるのをやめると催促する
  • お腹をすぐに見せる
  • 飼い主さんが出かけようとすると鳴く
  • 他の犬を構うとヤキモチをやく
  • 体をなめ続けるのは1人になったとき
  • 留守番させると粗相をする
  • ケージの中に入りたがらない

この項目が8〜10個の場合に考えられるのが分離不安症です。

この場合、注意が必要となります。

トイプードルがべったりで1人で留守番ができなくなってしまう。

自分の体を噛んでしまい傷つけてしまうことがあるからです。

トイプードルがべったり甘えん坊なのは、8個以上当てはまる場合となります。

飼い主さんとの良い関係なのは5〜7個となります!

トイプードルが甘えん坊の問題点

トイプードルは飼い主に対する愛情が深く、常に一緒にいたがる傾向があります。

しかし、過度な甘えは「かわいい」だけでは済まされない問題につながることがあります。

分離不安を起こしやすくなる

常に飼い主と一緒にいないと落ち着かない性格になると、留守番中に鳴き続けたり、粗相をしたり、家具をかじるなどの問題行動を起こすことがあります。

これを分離不安症といい、トイプードルのような人懐っこい犬種ほど起こりやすいとされています。

この場合、お留守番が困難になったり、お留守番することでのトラブルが発生しやすくなります。

ストレスがたまりやすくなる

飼い主の姿が見えないだけで不安を感じるようになると、犬にとって常に緊張状態が続きます。

その結果、食欲不振や下痢、体をなめ続けるなど、ストレス由来の体調不良を引き起こすことがあります。

しつけが入りにくくなる

「鳴けば抱っこしてもらえる」「甘えれば要求が通る」と学習すると、しつけが難しくなります。

命令を聞かなくなったり、吠え癖やわがまま行動が増える原因にもなるため、愛情と甘やかしの線引きが重要です。


甘えん坊なトイプードルほど、飼い主の対応次第で性格が変わります。
日常の中で「構う時間」と「放っておく時間」を意識的に作り、飼い主がいなくても安心して過ごせるように導いてあげましょう。


トイプードルが甘えん坊になる原因と心理

子犬期に形成される「依存性」

トイプードルはもともと社交的で、人との関わりを好む犬種です。

特に子犬期(生後2〜4か月頃)に長く一緒に過ごしたり、抱っこやスキンシップを多くして育てると、「飼い主=安心できる存在」と強く認識します。

この安心感が過剰になると、自立心よりも依存心が育ち、常に飼い主のそばにいたいという“べったり甘えん坊タイプ”になるのです。

この傾向は特にオスのトイプードルに強く見られ、寂しさを感じると鳴いたり、ケージから出たがるなどの行動につながります。


過度なスキンシップや抱っこ習慣

可愛さあまりに、抱っこ中心の生活を送らせていませんか?

抱っこや添い寝は安心を与える反面、「1人では落ち着けない」性格を作る要因にもなります。

毎回要求に応じて抱っこしてしまうと、「鳴けば構ってもらえる」と学習し、甘え癖が定着します。

これは分離不安やわがまま行動の引き金になることもあります。

日常の中で、あえて「一緒にいない時間」を作ることが、心の自立を育てる第一歩です。


飼い主の不安が伝わるケース

犬は飼い主の感情にとても敏感です。

飼い主さんが外出時に後ろ髪を引かれるような態度をとったり、不安そうに声をかけると、その気持ちが愛犬にも伝わります。

結果、「飼い主がいない=不安な状況」と認識し、飼い主への依存がさらに強まります。

外出時は、なるべくさりげなく出かけ、無理に声をかけないようにしましょう。

帰宅時も大げさに喜ばず、犬が落ち着いてから声をかけることがポイントです。


トイプードルが甘えん坊になる背景には、「愛情の伝わりすぎ」「環境の安心感」「飼い主の心理的な影響」が複雑に関係しています。
甘えは愛情表現のひとつですが、依存に変わらないように意識的に距離をとることも大切です。


トイプードルのべったり甘えん坊対策

トイプードルは社交的で甘えん坊な性格ですが、行き過ぎると「分離不安」や「わがまま行動」に発展することがあります。

可愛さに負けて甘やかしすぎず、飼い主との適度な距離を保つことが大切です。

欲求にすぐ応えない

クンクン鳴く、前足でアピールするなどの行動は「かまって」のサイン。

このときすぐに反応すると、鳴けば構ってもらえると学習してしまいます。

無視して落ち着いたら褒める——この切り替えがしつけの基本です。

甘やかしと愛情を区別する

「抱っこして」「遊んで」といった要求に毎回応じるのではなく、メリハリをつけましょう。

愛犬が自分で落ち着いて過ごせる時間を少しずつ増やすことで、自立心を育てられます。

急に甘えん坊になったら体調チェック

普段より甘える・鳴く・つきまとうなどの変化が見られたら、体調不良やストレスの可能性も。

食欲や歩き方、表情を観察し、異常があれば早めに獣医師へ相談しましょう。

トイプードルの「甘え」は愛情の証ですが、過剰なべったり行動は心の不安サインでもあります。
しつけとスキンシップのバランスを意識して、安心して留守番できる自立した性格に育てましょう。

トイプードルがべったり?【まとめ】

トイプードルの「甘え」は愛情の証ですが、過度な依存はトラブルのもと。

一緒にいない時間を少しずつ増やし、心の自立を育てることでより良い関係が築けます。

甘え上手な愛犬と、安心して寄り添える毎日を目指しましょう。

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