マルチーズのしっぽが教えてくれる健康サインとは?感情と体調の見分け方も解説

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マルチーズのしっぽは、ただ振るだけの飾りではありません。

実は「心と体の状態」を映し出す大切なサイン。

この記事では、しっぽの動きや毛づやから分かる健康チェックポイントを紹介します。

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目次

マルチーズのしっぽについて

しっぽを振る理由とは?

犬がしっぽを振るのは「嬉しいから」だけではありません。

マルチーズも、喜び・不安・ストレスなど様々な感情をしっぽで表現しています。

振り方や高さの違いに注目すると、その時の気持ちがよく分かります。

マルチーズは個体差があるため、まずは「普段の落ち着いた状態」を知っておくことが重要です。

しっぽは感情を映す鏡。いつもと違う位置や動きを見せたときは、心や体の変化に気づくサインになります。


嬉しい・喜んでいるとき

勢いよくしっぽを振りながら駆け寄ってくるのは、全身で「嬉しい!」と伝えている証拠。

口元が上がり、目も輝いています。飼い主にとっても最高に幸せな瞬間ですね。


不安・警戒しているとき

しっぽを低く、ゆっくり振るのは不安や警戒の表れです。

逆にしっぽを高くゆっくり振っているときは、興奮や威嚇の可能性があり注意が必要。

散歩中にこの様子が見られたら、距離を取ってあげましょう。


ストレスを感じているとき

ストレスや退屈も、しっぽの動きに現れます。

グルグルと自分のしっぽを追いかけるのは、ストレス行動の代表例です。

マルチーズは被毛が長くしっぽの動きが見えにくいため、耳や口元も合わせて観察しましょう。

スキンシップを増やして安心感を与えることが大切です。


マルチーズのしっぽは「感情のスイッチ」。
日々のしっぽの動きから、愛犬の小さなサインを見逃さないようにしましょう。


しっぽの重要な役割

マルチーズのしっぽは感情表現だけでなく、体を守る大切な役割も果たしています。

普段から観察することで、健康や気持ちの変化にも気づきやすくなります。


バランスを取るための役割

走ったり方向転換をしたりする際、しっぽは体のバランスを保つ働きをします。

体幹のような役割を果たし、転倒を防ぐサポートをしているのです。

コーギーやプードルのように短いしっぽの犬もいますが、これは昔の仕事や衛生面の名残りによるもので、最近は自然な姿のままの子も増えています。


体温を調整する役割

寒いときはしっぽを体に巻きつけて保温し、鼻先の冷気も防ぎます。

一方で暑い時期には、体から熱を逃がすようにしっぽを伸ばす姿も見られます。

マルチーズのふわふわのしっぽは、見た目だけでなく自然の温度調整器でもあるのです。


健康状態を知らせるサイン

しっぽを追いかけて回るのは、ストレスや退屈のサインであることが多いです。

血が出るほど噛んだり、しっぽが下がったまま動かない場合は、神経障害や皮膚病の可能性も。

「いつもより元気がない」「振り方が弱い」と感じたら、早めに病院で診てもらいましょう。

マルチーズは被毛が長く、しっぽの異変に気づきにくいため、定期的なチェックが大切です。

しっぽが語る「健康サイン」

しっぽの動きと体調の関係

マルチーズのしっぽは感情だけでなく、体の不調を知らせるバロメーターでもあります。

元気な時はしっぽの動きが滑らかで弾むように動きますが、体調が悪い時は動きが鈍くなったり、下がったままになることがあります。

特に、食欲がない・寝てばかりいる・歩き方がぎこちないなどの症状を伴う場合は注意が必要です。

消化不良や関節痛、さらには神経系の疾患が隠れている可能性もあるため、早めに獣医師に相談しましょう。


しっぽの毛づや・皮膚の状態チェック

マルチーズのしっぽは全身の被毛と同じくシングルコートで、毛質の変化が分かりやすい部位です。

毛づやがなくなってパサついてきたときは、栄養不足や皮膚トラブルのサインかもしれません。

また、皮膚が赤くなったり、毛が部分的に抜けている場合は、アレルギーや皮膚炎の可能性もあります。

ブラッシングのついでに、しっぽの根元から先まで軽く撫でて確認する習慣をつけておくと安心です。


しっぽの位置でわかるストレスレベル

マルチーズはストレスを感じると、しっぽの位置がいつもより下がったり、体の下に巻き込んで隠してしまうことがあります。

これは「不安」「恐怖」「疲労」のサインであり、長期間続くと自律神経にも影響を与えかねません。

しっぽの位置が低い状態が続くときは、生活環境の変化や騒音、留守番時間の長さなどを見直してみましょう。

静かな時間を作ってあげたり、軽いマッサージでリラックスさせてあげるのも効果的です。


このように、しっぽはマルチーズの心と体の「健康バロメーター」といえます。
単なる感情表現ではなく、日々の健康チェックの指標として観察してあげましょう。

しっぽのお手入れとおすすめカット

マルチーズのしっぽ周りは毛が伸びやすく、放置すると汚れやすくなります。

衛生面を保つためにも、定期的なカットが大切です。

おすすめは、先端だけ毛を残す「ライオンカット」。

お尻まわりがスッキリしてブラッシングも楽になります。

ただし冬は寒さ対策のため避けましょう。

自宅で難しい場合は、トリミングサロンや通院時に獣医さんに頼むのもおすすめです。

清潔に保つことで、皮膚トラブルの予防にもつながります。

マルチーズがしっぽの役割【まとめ】

マルチーズのしっぽを見れば、日々の体調やストレスの兆しが分かります。

飼い主がいち早く変化に気づくことで、病気の早期発見にもつながります。

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