セキセイインコにさつまいもをあげても大丈夫?あげ方や注意点を徹底解説

スポンサーリンク

セキセイインコに「さつまいもをあげても大丈夫?」と疑問に思う飼い主さんは多いでしょう。

実際に食べられる食材ですが、与え方を間違えると肥満や消化不良のリスクがあります。

この記事では、調理法や頻度、注意点をわかりやすく紹介します。

スポンサーリンク


目次

セキセイインコはさつまいもを食べられる?あげかたは?

セキセイインコはさつまいもを食べることが出来ます。

私の飼っていたセキセイインコはどの子も大好物でした!

必ず「煮る」「蒸す」「焼く」など、火を通したものをあげてくださいね。生のさつまいもはあげることは出来ません。

柔らかいさつまいもをボール状に丸めてあげると、セキセイインコ同士でサッカーのようにさつまいもボールを蹴ったりつついたり遊びながら、崩れた小さな欠片を食べるという、人の子供だったら怒られそうなことをして食べていました。

楽しく美味しくストレス解消している姿が、見ていてもよくわかりますしとても愛らしい姿です。

セキセイインコに、さつまいもは餌としてあげられる?

セキセイインコにあげるさつまいもは「餌」としてはあげられません

主食はあくまでもシードやペレットの、セキセイインコ本来の主食をあげてください。

さつまいもは糖分が多く含まれているので、おやつとしてあげる場合でも、毎日あげることはしないでくださいね。

さつまいもはあくまでも嗜好品として、ごくごくたまに「スペシャルおやつ」としてあげてください。

セキセイインコが病気をして食欲をなくした時、とっておきの好物として「さつまいもが食べられるなら食べていい」と言う獣医師もいるようです。

日々あげるものではありませんが、セキセイインコの好物になるようでしたら、緊急時の食べ物として頭に入れておくといいかもしれません。

セキセイインコは胃腸の動きを止めることが、落鳥につながってしまうので、少しでも食べられるなら食べる方がいいという考え方のようです。

セキセイインコにさつまいもをあげる量は?

セキセイインコにさつまいもをあげる時、やはり糖分が心配です。

脂質の多いひまわりの種などと同様、あげ過ぎはよくありません

我が家の場合、さつまいもを粟玉ボールくらいの大きさに丸めて、それを数羽で食べるという程度でしたので、1羽だとほんの1口2口くらいが適当だと思います。

小指の爪先くらいでしょうか?

太りすぎはセキセイインコにとって命に関わることですので、飼い主さんがコントロールしてあげてくださいね。

セキセイインコにさつまいもをあげる時の注意点と工夫

さつまいもの皮は避けるべき

さつまいもの皮には食物繊維が多く含まれ、セキセイインコにとって消化が難しい部分です。

体の小さなインコにとっては胃腸への負担が大きく、便が緩くなる原因になることがあります。

そのため、基本的には皮を取り除き、中身だけを与えるのが安心です。

農薬や保存処理のリスク

スーパーで販売されているさつまいもは、栽培時の農薬や保存用のワックスなどが皮に残っている場合があります。

人間には問題ない量でも、インコの体にとっては影響が大きいことがあります。

皮ごと与えるのはリスクがあると考えておきましょう。

どうしても与える場合の注意点

無農薬のさつまいもを選び、流水でしっかり洗ってから蒸す・焼くなど十分に加熱すれば、皮ごと少量を与えること自体は大きな問題にはなりません。

ただしあくまでも「ほんの一口程度」のおやつにとどめ、毎回与える習慣にはしないようにしてください。

調理前の下処理について

さつまいもをセキセイインコに与える前は、流水でしっかりと洗って表面の土や農薬を落としましょう。

野菜ブラシやたわしを使うとより安心です。

人が料理に使うときには、切ったさつまいもを水にさらしてアク抜きをすることがあります。

これは変色やえぐみを防ぐためで、見た目や味を良くする目的です。

しかし、セキセイインコにとっては色や風味は大きな問題ではありません。

むしろ長時間水にさらすと、ビタミンCなど水溶性の栄養素が流れ出してしまうため、栄養を損なうことになってしまいます。

インコ用に調理する場合は、洗ったらすぐに蒸す・焼くなどして加熱し、少量を与えるのがベストです。

調理方法による違い

さつまいもは必ず加熱が必要ですが、加熱方法によって水分量や食感が変わります。

蒸したものはホクホクして柔らかく、消化に優れます。

焼き芋は香ばしさが出て嗜好性は高いですが、糖分が凝縮しやすいので量をさらに少なくする必要があります。

煮た場合は水分が多いため与えやすい反面、水分を含んで傷みやすいので早めに処分してください。

与える頻度とタイミング

糖分の多いさつまいもは、毎日ではなく週に1〜2回程度が目安です。

また、食後すぐに与えると消化に負担がかかる場合があるため、主食の後ではなく、おやつタイムとして区切って与える方が安心です。

特に換羽期や寒い冬など、体力を使う時期に少量与えると喜ばれることがあります。

保存と鮮度の管理

さつまいもは常温で保存できますが、時間が経つと糖化が進みやすくなります。

インコに与える場合は、加熱して小分けにし、冷凍保存しておくと便利です。

与える時は自然解凍か軽く温めて使いましょう。

冷蔵保存した場合は風味が落ちやすいので、できるだけ新鮮な状態で食べさせるのが望ましいです。

インコにさつまいもをあげるのはダメという意見もある

色々と調べていると、「オカメインコにさつまいもはダメ」という意見が出てきました。

オカメインコはインコと名前がついていて、「中型インコ」などと言われていますが、実はオウムに分類されています。

出身国はオーストラリアとセキセイインコと同じで、「そのう」という大切な器官もセキセイインコと同じように持っています。

なぜさつまいもが良くないのかは、さつまいもの「でんぷん」がそのうの中でアルファ化することで、消化できなくなりそのう炎になる危険があるということです。

なるほど確かに、「でんぷんのり」の状態になってそのうに残ってしまうということですね。

最終的には飼い主さんの判断になると思いますので、かかりつけ医などとよく相談して納得したうえであげてくださいね。

セキセイインコにさつまいもをあげてもいい?【まとめ】

セキセイインコにさつまいもを与える際は、必ず加熱して少量をおやつとしてあげることが大切です。

頻度や鮮度に気を配れば、インコにとって楽しいご褒美になります。

ほかの野菜や果物の記事もあわせて参考にし、バランスの良い食生活を心がけてください。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次