子猫のうんちしない時はどうする?原因と自宅でできる対策を徹底解説!

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子猫がうんちしないと不安になりますよね。

便秘は体調不良のサインであり、放置するとお腹が張って苦しむこともあります。

この記事では、子猫がうんちをしない原因や何日まで様子を見てよいのか、自宅でできる安全な対処法までわかりやすく紹介します。

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目次

子猫がうんちしない!これって便秘?

何日まで大丈夫?

一般的に、子猫がうんちをしない場合、24時間以上経過すると心配です。

子猫は非常に小さいので、便秘がすぐに問題になります。

食事や水分摂取、運動不足などが原因で便秘になることがあります。

猫がうんちをしない場合、すぐに獣医師に連絡し、状況を評価してもらうことが重要です。

正常な子猫の排便回数は1日に1~3回です。

成長するにつれて1日1回程度の排便になります。

成猫では体質により2日に1回の子もいます。

子猫の場合は体が小さいのでうんちしない日が2日続くと、すぐにおなかがぽっこりとして、張りがでてきます。

見た目にもわかりやすいでしょう。

ぽっこりして張っていると、おなかが苦しく、食欲が落ちてしまいます。

成長期なので食欲がおちて食べなくなると、そのあとの成長にも悪影響です。

子猫の便秘がどうかの目安

子猫が便秘であるかどうかを確認するためには、以下のようなサインや症状に注意を払うことが重要です。

便秘による排便の困難

子猫が排便を試みるが、うまくいかず苦しそうにする場合があります。

また、うんちが非常に硬く、乾燥していることがあります。


食欲不振

便秘によって子猫の胃腸が不快になり、食欲が減退する場合があります。


お腹の膨満感

便秘によって腸内で便が溜まると、お腹が膨らんでいるように見えることがあります。


便の臭いや量の変化

便秘によって排便が減少し、便が異常に臭ったり、量が少なかったりすることがあります。


便が出ない

24時間以上便が排出されない場合、便秘の疑いがあります。

便秘の目安は、今までより明らかに便の回数や量が減ったとき、おなかに張りがあるときです。

病気ではないのに食欲が落ちている時も注意しましょう。

子猫の便秘の原因

子猫が便秘になる理由はいくつかあります。

食事

子猫が不適切な食事を摂取すると、便秘のリスクが高まります。

特に乳児用のミルクや、消化しにくい食品を与えると便秘になることがあります。


水分不足

子猫が十分な水分を摂取していない場合、便が硬くなり便秘を引き起こす可能性があります。


運動不足

運動不足は消化機能を低下させ、便秘の原因となります。

子猫には適切な運動を与えることが重要です。


ストレス

環境の変化やストレスがあると、腸の動きが遅くなり、便秘につながることがあります。

これらの原因を考慮して、子猫の健康を保つためには適切な食事、水分摂取、運動、ストレス管理が必要です。

便秘が続く場合は、獣医師に相談して適切な治療法を見つけることが重要です。


セルフグルーミング

猫はセルフグルーミングによって毛を舐め取りますが、その際に毛が胃に溜まり、毛玉が形成されることがあります。

特に長毛の猫やグルーミングを頻繁に行う猫は毛玉に注意が必要です。

毛玉が体外に排出されないと、便秘の原因になる可能性があります。

危険なケースとは?受診が必要なサイン

便秘は単なる一時的な不調ではなく、場合によっては命に関わることもあります。

ここでは、「ただの便秘」では済まされない危険なサインを解説します。


うんちが極端に硬い・黒い

通常の便はやや柔らかめで形が整っています。

ところが、真っ黒で硬く乾燥した便が少量しか出ない場合、腸内で水分が過剰に吸収されている可能性があります。

体内の脱水や腸閉塞の初期症状であることもあるため、見逃してはいけません。


うんちがまったく出ない・吐く

1日以上排便がなく、さらに食欲低下や嘔吐を伴う場合は、腸閉塞や重度の便秘が疑われます。

特に異物を飲み込んだあとにこうした症状が出る場合は、できるだけ早く動物病院へ。

レントゲン検査で詰まりの有無を確認してもらう必要があります。


お腹を触ると嫌がる・硬く張っている

お腹がパンパンに張っていて、触ると怒る・逃げるといった様子が見られるときも注意。腸にガスや便がたまり、痛みを感じている状態です。

この段階では自然排便が難しいため、浣腸や点滴などの治療が必要になる場合があります。


受診の目安

子猫がうんちしない日がどのくらい続けば受診すべきなのでしょうか。

全くでない日が丸二日つづくようなら受診したほうが良いでしょう。

子猫は体も小さいため、おなかが張って苦しいと思います。

少しは出ているけど、今までよりも明らかにうんちの量が少ない場合も注意が必要です。

食欲が落ちている時には早めの受診をおすすめします。

子猫の便秘対策

子猫がうんちしない原因を成長期に合わせていくつか紹介します。

人為的におしりを刺激する

哺乳期は基本的には母猫と過ごすことがほとんどです。

保護猫の場合などは人の手で育てることもあるかもしれません。

哺乳期は排泄コントロールを母猫がします。

母猫はおしりをなめて排泄を促しますが、人がする時は湿らせたティッシュなどで優しくトントンと、刺激してあげましょう。


水分摂取量を増やす

離乳期はご飯が母乳やミルクから離乳食に変わることで、水分摂取量が減ることが大きな原因のひとつです。

離乳食としてドライフードをふやかす際に、多めのお湯でふやかす、ウェットフードを与えるなど、食事からも水分摂取できるよう工夫してみましょう。

改善しない場合は、離乳食をゆっくり進め、ミルクと併用してみてもいいかもしれません。


水の置き場に注意

フードやトイレの近くに飲み水を置かないようにしましょう。

匂いが強いものの近くにある水は腐っていると猫は認識します。

水飲み場は複数個所に準備するといいでしょう。


環境を整える

離乳後はペットとして飼い始める方が多い時期です。

この時期は生活環境が変わるストレスで便秘になる子がいます。

家が変わるのはもちろんのこと、トイレなどのにおいや猫砂がかわることで、我慢してしまうこともあるようです。

トイレは2か所置く、トイレに猫のにおいがついたものを入れるなどで様子見します。

トイレに入ったら、気になりますがあまり見すぎないようにしましょう。

この時期は好奇心も旺盛で、異物を飲み込んでしまうことでうんちしないこともあります。

おもちゃのかけらや、ひもなどが多い誤飲ですが、腸が詰まってしまうこともあるため、とても危険です。

うんちしない、食欲もない、嘔吐するなどのことがあれば早急に受診してください。


運動・あそびについて

運動不足も便秘の原因です。

適度に遊んであげて運動不足にならないよう気をつけます。
ストレス解消にもつながります。


こまめなブラッシング

猫の便秘を予防・対策するためには、こまめなブラッシングが効果的です。

ブラッシングでは、セルフグルーミングで飲み込む毛を減らすことが重要で、特に長毛の猫や換毛期には注意が必要です。

マッサージは、猫が喜ぶ箇所から始めて徐々にお腹のマッサージに移り、猫が慣れるまでゆっくりと行います。

便秘を予防するためには、定期的なお手入れが重要です。

子猫がうんちしない理由と対策は?【まとめ】

子猫の便秘は早めの気づきが大切です。

食事・水分・トイレ環境を整えても改善しないときや、2日以上出ない・嘔吐がある場合はすぐに受診を。

健康な排便を維持することが、子猫の成長と元気な毎日につながります。

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