水槽内のコケや、魚のフンや食べ残しを食べてくれる「水槽の掃除屋」ことヤマトヌマエビ。
そんなヤマトヌマエビを飼育している方も多いと思いますが、もう一つヤマトヌマエビがアクアリウムで有名な話があります。

それはヤマトヌマエビが消えた。ヤマトヌマエビは脱走することで有名です。
今回はヤマトヌマエビが減った理由、脱走方法、脱走予防などについて紹介します!
ヤマトヌマエビが消えた!!?理由は脱走?
混泳している観賞魚によってはヤマトヌマエビが食べられてしまった可能性もありますが、多くが脱走していると考えられます。
飼育しているヤマトヌマエビが稚エビでしたら食べられてしまったかもしれませんね。
ヤマトヌマエビは脱走名人と呼ばれるほどよく脱走します。
脱走方法は登って脱走します。驚きですよね。
ヤマトヌマエビは足が非常に発達していてよく見ると先がかぎ状になっています。
ヤマトヌマエビは元々水流の強い場所に生息するため、強い水流に流されない為にこのように足が発達したと言われています。
また生まれたばかりのヤマトヌマエビは一度海の近くまで流されますが、その場所で成長したヤマトヌマエビは親エビたちが住む上流に向かって泳ぎます。
小さいころから力強いですよね。泳ぐ力も足の力も強いことがわかります。
その強い脚で水槽内の機器のコードなどを登って脱走するようです。
見ている時にやってほしいですよね。それもなかなか難しいのです。
というのもヤマトヌマエビは夜行性なので、昼間も活動していますが活発になるのは夜です。
大体の飼育者が夜に脱走、知らない間に脱走していると言っています。
ヤマトヌマエビが脱走する理由
エビが逃げたくなるような水槽ではありませんか?
水温水質は適切でしょうか。水替えはきちんと行っていますか?
人間も逃げたくなるような場面があると思います。
それがヤマトヌマエビにも起こっているかもしれません。
例えば混泳させている魚が攻撃的な魚の場合、捕食されないように逃げているのかもしれませんよ。
私たちも24時間目の前に容赦なく攻撃してくる、自分を食べてくるような生物が目の前にいれば逃げたくなりますよね。
今一度水槽内を確認してみて、ヤマトヌマエビが快適な水槽にしてあげましょう。
上記は憶測ですが逃げなくても逃げたくなるような環境にいたら、ヤマトヌマエビの病気や健康によくありませんので、水槽内はストレスフリーな環境にしてくださいね。
その他の脱走理由があるとすれば単純に興味から外に出たのかもしれませんね。
ヤマトヌマエビが消えた、という事が無いように予防を
ヤマトヌマエビは登れるものがあれば登ります。
手軽に予防する方法は蓋をすることだと思います。その際はヤマトヌマエビが通れるような隙間もスポンジなどでふさぐと良いでしょう。
他には水位をぎりぎりまで下げる方法があります。
水位を下げた後は水槽内のヒーターやフィルターに注意してください。
その時は良くても日に日に水槽内の水は干上がり水位がさらに下がります。
特にヒーターは火災の原因になりかねません。空焚き状態にならないように注意してくださいね。
他にはいっそベアタンクにしてしまう、などですね。
観賞魚と混泳させていなければ可能です。フィルターが無い分お世話が大変になりますが・・・。
ヤマトヌマエビが消えた!【まとめ】
ヤマトヌマエビが消えた理由は主に脱走です。
エビの中でも特にヤマトヌマエビはよく脱走すると言われています。
脱走後は自分で水槽に戻るようなことはありません。大体干しエビで発見されることが多いようです。
そうならないようにきちんと予防してヤマトヌマエビを脱走させないようにしましょう。