犬は言葉を話せませんが、そのかわり、耳の向きや動きで気持ちを伝えてくれます。
特に「耳を外側に向ける仕草」は、興味・不安・嬉しさなど、状況によって意味が変わるサインです。
この記事では、耳を外に向ける時の感情の読み取り方と、同時にチェックしたい行動をくわしく解説します。
愛犬が今どんな気持ちなのか、もっと分かるようになりますよ。
犬が耳を外側に向ける3つの理由

犬の耳には、さまざまな形がありますが、外側に向けるときの理由を3つご紹介していきます。
犬が耳を外側に向けるのは、いくつかの理由がありますが、一般的な例としてご紹介しますね。
何かに興味や関心がある

犬が何かに興味を持っている場合、耳を外側に向けることがあります。
私が愛犬の様子をみていて、耳を外側に向ける時に感じたことは・・・
- お散歩中に、知らないモノや人をみかけたとき
- おもちゃで遊んでいるときに、他のおもちゃを見つけたとき
- 眠っているとき、玄関から音が聞こえた
- 何か気になる物音が聞こえたとき
いかがですか?「うちの子も同じだ」って、思ったことはありませんか?
恐怖や不安を感じている

犬が何かに恐怖や不安を感じているときに、耳を外側に向けることがあります。
耳を外側に向けることで、周囲の音や情報をより敏感に感じ取ろうとしているのだろう、と思いませんか?
考えられる状況は、以下のようなものではないでしょうか。
- 聞きなれない音が聞こえた
- 雷や雨の音が強く聞こえる
- 引っ越しなどで住む環境が変わった
- 他の犬との接触になれていないとき
犬にとって、刺激的な状況になった場合に、よくみかける姿といってもいいでしょう。
嬉しいか興奮している

飼い主さんの方をみて、耳を外側に向ける姿は、なにか嬉しいことを想像したり、興奮している状態が多いでしょう。
そして、耳を外側に向けるだけでなく、穏やかで明るい表情をしている場合には、飼い主さんに愛情を向けている瞬間かもしれません。
考えられる状況は、以下のようなものではないでしょうか。
- 飼い主さんが、大好きなおやつを準備している音が聞こえる
- これからお散歩に出かける準備をしていることがわかった
- 飼い主さんが帰ってきた音が聞こえた
- 飼い主さんが好きなおもちゃを持って側に来てくれた
ちょっとした音でも、犬には聞こえています。
愛犬が、毎日楽しくすごしてくれると、飼い主さんも嬉しいですよね。
犬が耳を外側に向ける時に“同時に見たいサイン”

耳の向きだけでは感情を正確に読み違えることがあります。
ここでは、耳を外側に向けたときに、セットで確認したい行動・表情をくわしく見ていきます。
目つき・表情の変化
耳が外に開いていても、目が優しく細められているならリラックスや嬉しい感情の可能性が高くなります。
反対に、白目が見える「三白眼」になっていたり、じっと一点を凝視している場合は、緊張・不安が隠れていることもあります。
耳と目は同時に動きやすいため、両方を見て判断すると感情をつかみやすくなります。
姿勢・しっぽの位置
耳を外側に向けるとき、身体がやや引けて後ろ体重になっている場合は、不安や警戒を示すサインです。
逆にしっぽが軽く揺れ、体が前向きで弾むような動きなら、興奮・期待・嬉しさなどポジティブな感情と結びついています。
耳だけで判断せず、しっぽ・姿勢・体の向きの3点セットで見てあげましょう。
周囲の音への反応
耳を外側に向けたまま、一定方向の音に集中している場合は「情報収集モード」です。
犬は人よりもはるかに広範囲の高周波を拾えるため、人間には聞こえない物音にも反応して耳を外に向けることがあります。
興味・不安・緊張など感情の方向は違っていても、「耳で環境を探っている」ことは共通しているといえるでしょう。
飼い主との距離・関わりのタイミング
飼い主の動きを見ながら耳を外に開くときは、期待・甘え・嬉しさが含まれていることが多いです。
呼んだときに耳が外側へ向きながら体ごと寄ってくるなら、安心と信頼のサイン。
反対に、呼んでも寄らず、耳だけ外向きのまま動かない場合、何かに集中していて気が散っている可能性もあります。
犬の耳を守るためのお手入れ

感情を表している犬の耳ですが、清潔に保ってあげることも大切ですよね。
ここからは、耳掃除についてお話していきますね。
耳掃除をするときのポイント
犬の耳掃除で大切なことは、「通気性をよくしておくこと」です。
毛の長い犬は、耳の入口の毛ははさみでカットしてあげましょう。
汚れは、イヤークリーナーをしみこませたガーゼやコットンなどで、やさしく拭き取ってあげるといいでしょう。
強くこすったり、耳の奥までゴシゴシ拭いたりすると、耳の中を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。
無理やり耳掃除をすると、耳を触られることをいやがり、お手入れさせてくれなくなってしまいます。
目に見える範囲を、やさしくお手入れしてあげてくださいね。
綿棒を使うのはやめましょう
人間用の綿棒を使うことは、絶対にしないでください。
耳の中を傷つけてしまう可能性がとても高いため、綿棒は使わないでください。
綿棒を使って耳掃除しkいると、愛犬が急に動いてしまい、耳に傷をつけてしまう可能性もあります。
耳を傷つけると、外耳炎などの耳の病気に繋がってしまう場合があることを、知っておきましょう。
犬が耳を外側に向ける意味とは?【まとめ】
犬が耳を外側に向ける理由は、いくつか存在します。
声を出さない犬にとっては、耳で感情を伝えてくるので、飼い主さんはそのサインにしっかりと気付いてほしいものです。
常に愛犬を観察し、愛犬がだしているサインを見落とさず、楽しく元気にすごせるようにしてくださいね。