トイプードルのでかいやつの正体は?ミニチュアやミディアムとの違いを徹底解説!

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「トイプードルより大きい!」と思ったその子、実は別サイズのプードルかも?

ミニチュア・ミディアム・スタンダードの違いをわかりやすく比較。

トイプードルのでかいやつの正体と、性格・飼いやすさの特徴を詳しく紹介します。


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目次

トイプードルのでかいやつってどんな犬?

街中で見かける「トイプードルより大きいプードル」。

「え、トイプードルってこんなにでかかったっけ?」と思う方も多いでしょう。

しかし実際のところ、その“でかいやつ”はトイプードルではない可能性が高いんです。

プードルは大きさによって4種類に分かれています。

小さい順に並べると、トイプードル → ミニチュアプードル → ミディアムプードル → スタンダードプードル。

このうち、日本で一番多く飼われているのがトイプードル。

一方で「トイより少し大きいな」と感じる子の多くは、ミニチュアプードルかミディアムプードルです。

実際、ペットショップやブリーダーの中には、「トイプードルとして販売していたけど、成長してみたら体高が30cmを超えた」というケースも少なくありません。

トイプードルの理想的な体高は24〜28cmですが、成長や血統によっては30cm前後まで伸びる個体もいます。

このため、見た目だけではトイプードルとミニチュアの境界があいまいになりがちなんです。

また、海外では中型サイズのミディアムプードルも一般的で、日本ではまだ珍しいですが、「でかいトイプードル」に見えるサイズ感です。

つまり、あなたが「トイプードルのでかいやつを見た!」と思ったその犬は、本当はミニチュアかミディアムプードルの可能性が高いのです。


プードルは4サイズに分かれる

プードルは世界共通で、体の大きさによって4つのサイズに分類されています。

見た目はそっくりでも、体格や性格、運動量などに違いがあります。

順番に見ていきましょう。


トイプードル(体高24〜28cm)

最も小さいサイズで、日本では圧倒的な人気を誇ります。

体重は2〜4kgほどと軽く、抱っこしやすく室内飼いにぴったり。

好奇心が旺盛で明るい性格ですが、警戒心もやや強く、慣れない人や犬に吠えることもあります。

賢く学習能力が高いため、しつけ次第でとても良い家庭犬になります。


ミニチュアプードル(体高28〜35cm)

トイプードルより一回り大きい中型寄りの小型犬。

筋肉質で運動が好きな子が多く、アクティブな家庭に向いています。

見た目はトイとほとんど同じため、「大きめのトイプードル?」と勘違いされることもしばしば。

性格はトイより落ち着きがあり、飼い主への忠誠心も強めです。


ミディアムプードル(体高35〜45cm)

日本ではまだ珍しい中型プードル。

海外では家庭犬として非常に人気があり、「ちょうどいいサイズのプードル」と呼ばれます。

性格はとても穏やかで、子どもや他の犬にも優しく接することができます。

運動量は多めですが、トレーニングの吸収も早い賢いタイプです。


スタンダードプードル(体高45cm以上)

プードルの原種であり、かつては水鳥狩りに使われた大型犬です。

体重は20〜30kg前後と迫力がありますが、性格は意外にもおだやかで優雅。

知能が高く、家族の感情を読み取るような賢さを持っています。

ただし体が大きいため、広いスペースと十分な運動時間が必要です。


このようにプードルは同じ見た目でも、サイズごとに特徴が異なるんですね。
次では、体の大きさによってどう性格や飼いやすさが変わるのかを見ていきましょう。


サイズが違うと性格や飼いやすさも変わる?

同じプードルでも、体の大きさによって性格や飼いやすさには少しずつ違いがあります。

どのサイズも賢く人懐っこいことは共通していますが、生活環境やライフスタイルによって向き・不向きが出てきます。


小さいほど警戒心が強く、活発な傾向

トイプードルやミニチュアプードルは、体が小さいぶん警戒心が強く、よく吠える子もいます。

しかし、反面とても甘えん坊で、家族との時間を大切にする性格です。

警戒心はしつけで軽減できるので、子犬のうちから他の犬や人に慣らしておくとよいでしょう。


大きいほど穏やかで落ち着いている

ミディアムプードルやスタンダードプードルは、体が大きいぶん性格も落ち着いています。

好奇心はありますが、無駄吠えが少なく、家庭内では穏やかに過ごせるタイプ。

子どもや他の犬とも協調性があり、「でかいけど優しい犬」と言われることも多いです。


飼いやすさは環境次第で変わる

小型のトイプードルはマンション暮らしでも飼いやすく、運動量も少なめ。

一方、大型のスタンダードプードルは広いリビングや庭、1日2回の散歩が必要です。

飼いやすさを決めるのは性格よりも飼育環境との相性

自分の生活スタイルに合ったサイズを選ぶことが、犬も人も幸せに暮らす第一歩です。


どのサイズのプードルも「賢くて愛情深い」は共通!

トイでもスタンダードでも、プードルという犬種に共通している魅力は「賢さ」と「愛情深さ」です。

プードルは犬種の中でも特に知能指数が高く、カナダの心理学者スタンレー・コレンの研究では、全犬種中第2位とされています。

そのため、飼い主の言葉や表情を理解する力が非常に高く、日常のしつけもスムーズです。

また、どのサイズでも共通して人が大好きで、家族との時間をとても大切にします。

甘えん坊で、そばにいるだけで安心する子が多いのもプードルの特徴です。

さらに、毛が抜けにくく、臭いも少ないため、室内犬として非常に飼いやすい点も人気の理由。

トリミングなどの手入れは必要ですが、清潔感を保ちやすい犬種としても知られています。

サイズによって運動量や体力には差がありますが、「人と暮らすことが好き」「学ぶことが得意」「感情が豊か」
という根本的な性質は、どのプードルも同じなんです。


まとめ|トイプードルよりでかいやつの正体は?

街で見かける“でかいトイプードル”の正体は、実はミニチュアプードルミディアムプードルであることがほとんどです。

スタンダードプードルはさらに大型で、日本ではまだ珍しい存在。

「トイプードルにそっくりなのに大きい」と感じたら、それは中間サイズのプードルかもしれません。

プードルは大きさこそ違っても、どのサイズも賢くて愛情深い家族犬です。

生活環境やライフスタイルに合ったサイズを選べば、どの子も最高のパートナーになります。

あなたの見かけた“トイプードルのでかいやつ”も、きっと優しくて賢いプードル仲間の一員。

もし次に見かけたら、「あの子、ミニチュアかな?それともミディアムかな?」と想像してみてくださいね。

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