メインクーンを一人暮らしで飼いたいけど、仕事で家を空ける時間が長くて心配…という方も多いのではないでしょうか？
実は、メインクーンは猫の中でも特に留守番が得意な猫種です。
この記事では、一人暮らしでも無理なくメインクーンと暮らすための環境づくりや、お留守番中の工夫を紹介します。
メインクーンの特徴
性格
メインクーンを飼いたい！と思ったら、メインクーンの性格をよく理解しておく必要があります。
性格を知っていることで良い居住環境を用意してあげることができますし、とっても仲良くなれますよ！
メインクーンは穏やかな性格として知られており、飼い主にもとても従順です。
頭もよく、トイレの場所やいたずらをしてはいけないことなどはすぐに覚えてくれます。
また好奇心も旺盛なので遊ぶことも大好きです！
さらに、協調性も高いので、飼い主以外の人間や他のペットたちとも仲良くなることもできます。
穏やかで優しいメインクーンに、他の動物や猫たちから好かれることは間違いありません！
運動や遊び好き
穏やかで優しく、頭が良くて飼い主が大好きなメインクーン！
そんな彼ら？彼女ら？と生活をするためには、まず居住環境を整える必要があります。
好奇心旺盛で運動や遊び好きなメインクーンのために、広い遊び場やおもちゃを用意してあげましょう！
また、寝床にしている場所も普通の猫よりも大きめに用意してあげてください。
しつけは楽
しつけも非常に楽です！
トイレの位置もすぐに覚えますし、爪とぎをしてはいけない場所などもちゃんと覚えて守ってくれます。
留守番をすることも得意です！
また多頭飼いをしている飼い主のところでも、すぐになじむことができます。
ただし、あまりにいい子だからといって放っておいてはいけません。
あまりベタベタしてこないとはいえ、メインクーンは飼い主のことが大好きです！
特に日中お留守番をさせてしまった後にはしっかりとコミュニケーションをとって、寂しい気持ちやストレスを緩和してあげましょう！
メインクーンは一人暮らしの人でも飼える？
十分な居住スペースを用意してあげることができれば、一人暮らしや集合住宅に住む人でもメインクーンを飼うことができます。
忙しい社会人の一人暮らしであっても、メインクーンはちゃんとお留守番をして飼い主の帰りを待っていてくれますよ。
鳴き声も小さいので、集合住宅でも安心です。
ただし、出張や旅行などで1泊以上家を空けることが多い人はあまり向いていません。
信頼できるペットシッターや知人に家の様子を見に行ってもらったりペットホテルに預けたりして長時間一人ぼっちにしないようにしましょう。
また、たとえ帰りが夜遅くても、疲れていてもちゃんとコミュニケーションの時間をとってあげてください。
メインクーンを留守番させるときの工夫と注意点
留守番時間の目安と安心できる環境づくり
メインクーンは比較的お留守番が得意な猫ですが、それでも長時間の放置は避けたいものです。
目安として、日中の8〜10時間程度であれば問題ありませんが、外出前にはしっかりと水と餌、トイレ環境を整えてあげましょう。
特に水はこまめに交換できないため、自動給水器の導入がおすすめです。
広い体格のメインクーンには、大型猫用の安定した食器を使うと安心です。
また、エアコンの温度設定も重要です。
夏は28℃以下、冬は18℃以上を保てるように設定し、留守中も快適な室温を維持してあげてください。
退屈防止におすすめのおもちゃと仕掛け
メインクーンは穏やかですが、退屈するとストレスを感じやすい猫です。
留守中の退屈対策として、
- 高低差のあるキャットタワー
- 自動で動くボールや羽根のおもちゃ
- おやつが出る知育トイ
などを活用してみましょう。
また、窓際にベッドを置いて外の景色を見られるようにするのもおすすめです。
外の鳥や木々の動きを眺めるだけでもよい刺激になります。
長期不在時はシッターやカメラを活用
どうしても1泊以上の外出が必要な場合は、信頼できるペットシッターや友人に世話をお願いするのが安心です。
最近では「ペットカメラ」でリアルタイムに様子を見られる製品も多く、スマホから餌を出したり声をかけたりすることもできます。
メインクーンは飼い主の声を覚えるほど賢い猫なので、声をかけるだけでも安心感を与えられます。
長時間の留守番でも「見守られている」と感じることが、心の安定につながるでしょう。
メインクーンと旅行するときの注意点と預け先の選び方
旅行に連れて行く場合のポイント
メインクーンを旅行に連れて行く場合は、まず「猫にとってストレスが少ないか」を最優先に考えましょう。
猫は環境の変化に弱いため、移動や宿泊先のにおい・音・温度などがストレスになることがあります。
特に大型のメインクーンは体重もあるため、キャリーケースも頑丈で広めのものを選びましょう。
車移動の際は、エアコンを効かせて室温を一定に保ち、直射日光が当たらないように注意します。
長距離ドライブでは2～3時間に一度は休憩し、静かな場所で水分補給をさせてあげてください。
宿泊先は「ペット可」「猫OK」であることを事前に確認し、可能であればケージやトイレを持参して普段と近い環境を再現してあげましょう。
旅行中に預ける場合の選択肢
旅行に連れて行くのが難しい場合は、信頼できる預け先を確保しておくことが大切です。
主な選択肢は以下の3つです。
- ペットホテル
猫専用または個室タイプを選ぶことで、静かに過ごせます。大型猫用のケージがある施設を選びましょう。 - ペットシッター
自宅に来てもらってお世話を頼む方法です。環境が変わらないため、メインクーンには最もストレスが少ない方法です。 - 信頼できる知人
家に慣れている友人や家族にお願いできる場合は、性格を理解してもらえるので安心です。
どの場合でも、旅行前に短時間の「お試し預け」をしておくと、猫も慣れやすくなります。
旅行前後のケアとストレス軽減
旅行前は食欲・体調・排泄などを確認し、体調が万全であることを確かめてから出発しましょう。
帰宅後は、すぐに構いすぎず、まずは安心できるスペースでゆっくり休ませてあげます。
メインクーンは飼い主がいない間に寂しさを感じるタイプなので、帰宅後はたっぷりスキンシップを取ることが大切です。
旅行後しばらく元気がなかったり食欲が落ちている場合は、ストレスが原因のこともあるため、無理せず静かに見守ってあげましょう。
メインクーンの飼い方について紹介！【まとめ】
メインクーンは穏やかで頭の良い猫なので、一人暮らしでも安心して飼うことができます。
大切なのは「短い時間でもしっかりコミュニケーションを取る」こと。
留守番中も安心できる環境を整え、帰宅後はたっぷり愛情を注いであげましょう。
あなたの生活に、穏やかで優しいメインクーンとの毎日がきっと彩りを与えてくれます。
