メインクーンのデメリットとは?費用・抜け毛・暑さ対策まで徹底解説!

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メインクーンは穏やかで賢く、家族の一員として人気の高い大型猫です。

しかしその魅力の裏には、飼って初めてわかるデメリットも存在します。

餌代や抜け毛、暑さ対策など、実際の生活で気をつけたいポイントをまとめました。

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目次

メインクーンは飼いやすい?

メインクーンは飼いやすい猫種の一つとして知られています。

穏やかで社交的な性格を持ち、飼い主など人間の家族や他のペットとの親密な関係を築くのに適しています。

メインクーンは通常、環境の変化にも適応しやすく、新しい状況に素早く適応する傾向があります。

また、彼らは遊び好きで活発であり、知的な好奇心が旺盛です。

これらの特性は、遊びやトレーニングを通じて絆を深めるのに役立ちます。

さらに、メインクーンは一般的に健康で丈夫な猫種であり、長寿命となることもあります。

ただし、個体差や環境によって異なることを念頭に置いてください。

メインクーンのデメリット8選

フード代が高くなる

メインクーンは体が大きいため、一般的な猫よりもフード代が高くなります。

普通の猫が月3,000~4,000円程度に対し、メインクーンは5,000~6,000円ほどが目安です。

体の大きさに見合った栄養を取るため、動物性たんぱく質を多く含むフードがおすすめです。

ただし高価なものが必ずしも良いとは限らず、猫の好みや体調に合ったフードを選ぶことが大切です。

全体的に高コストになりがち

餌代以外にもメインクーンは全体的に高コストになりがちです。

メインクーンは一般的に高価な猫種です。

やや珍しい猫種ですので、個体の購入時のコストも他の猫種に比較すると高くなる傾向にあります。

身体が大きな分、必要なスペースも大きくなりますので部屋代にまで影響を及ぼす可能性があります。

また、大きな体格や運動量の増加に伴い、餌や医療費などのコストも高くなる可能性があります。

メインクーンの抜け毛と対策

メインクーンの魅力はその大きさと、美しい長毛にあります。

しかし長毛ゆえに抜け毛が多く、掃除やお手入れが大変なのが難点です。

メインクーンはシングルコートですが、体が大きい分毛量も多く、換毛期には特に抜け毛が増えます。

毎日のブラッシングや月1〜2回のシャンプーで抜け毛と毛玉を防ぎましょう。

シャンプーが苦手な場合はドライシャンプーやウェットティッシュで代用できます。

夏はサマーカットも有効ですが、サロンでは約5,000円かかります。

毛を飲み込んで毛玉が溜まると嘔吐の原因になるため、こまめなケアが大切です。

部屋の掃除にはコロコロなどの粘着テープが便利です。

運動不足に気をつける必要がある

メインクーンはがっしりとした体格を持っていますが、運動不足が続くとあっという間に太ってしまいます。

メインクーンは他の猫と比較して体が大きい猫種ですので、その分、運動をするためには広いスペースが必要です。

肥満防止のために運動の時間を設けてあげる必要があります。

普段はおっとりとしているため、飼い主さんがおもちゃで遊びに誘ってあげることが大切です。

毛づくろいやトイレ後の掃除が大変

メインクーンは長毛種のため、日常的なグルーミングが欠かせません。

特にトイレ後はお尻まわりの毛に汚れが付きやすく、放っておくと臭いの原因になります。

定期的にお尻まわりの毛をカットする「サニタリーカット」をしておくと、掃除の負担が軽くなります。

また、毛づくろい中に毛を飲み込んでしまうことが多く、毛玉症のリスクもあります。

毛玉ケア用フードやブラッシングで予防するのが理想的です。

夏場の温度管理がむずかしい

メインクーンは寒冷地原産の猫で、暑さにとても弱い傾向があります。

特に日本の夏は高温多湿なため、熱中症のリスクが高まります。

エアコンを使って室温を25~27℃程度に保ち、風通しの良い場所を作ってあげましょう。

サマーカットやひんやりマットも有効ですが、冷えすぎには注意が必要です。

長毛ゆえに見た目では体温の上昇に気づきにくいため、呼吸が荒い、ぐったりしているなどの変化があればすぐに対処しましょう。

旅行や外出時の世話が大変

体が大きいメインクーンは、一般的なキャリーバッグでは窮屈に感じることがあります。

旅行や動物病院への移動の際には、大型猫専用のキャリーやクレートを用意する必要があります。

また、留守番ができる性格とはいえ、長期間の外出時はペットシッターやホテルの手配が必要になります。

大型種のため宿泊施設の費用も高くつきやすく、出費面でもデメリットとなります。

一人暮らしや多忙な家庭では、事前に世話体制を整えておくことが大切です。

メインクーンがかかりやすい病気

どの猫種でも病気にかかる可能性がありますが、メインクーンがかかりやすい病気もありますので確認しておきましょう。

肥大型心筋症

メインクーンは心臓病の一種である肥大型心筋症にかかりやすいとされています。

心臓の筋肉が肥大してしまい、正常な心拍が妨げられることがあります。

症状には呼吸困難、嘔吐、倒れることが含まれます。早期発見と定期的な獣医の診察が重要です。

腎臓病

メインクーンは腎臓病にかかりやすい傾向があります。

腎臓は老廃物を排出する重要な臓器であり、慢性的な腎臓病は進行性で治療が難しいことがあります。

定期的な健康チェックと適切な食事管理が必要です。

肥満

メインクーンは大食いであることが多く、運動不足になると肥満になりやすいです。

肥満は関節への負担を増やし、糖尿病や心臓病などのリスクを高めます。

適切な食事管理と運動を心がけて、健康的な体重を維持することが大切です。

メインクーンを飼うデメリットは?【まとめ】

メインクーンは確かに費用や手間の面でデメリットがありますが、それ以上に愛情深く、存在感のある猫です。

飼育前にデメリットを理解し、快適な環境を整えれば、かけがえのないパートナーとして長く寄り添えるでしょう。

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