メインクーンの寿命はどのぐらい?長寿のコツを解説!
メインクーンの寿命は12~13年ほどと言われており、これは他の猫と比べるとやや短い方にあたります。
特にオスはメスよりも寿命が1年ほど短い傾向にあるのだそうです。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
しかし、飼い方次第では寿命を延ばすことが可能だといえます。
例えば屋外に出さないことで事故や感染症のリスクがぐっと下がり、寿命を延ばすことにつながります。
他にも体重や運動管理、ストレスをためない工夫、栄養管理など、私たちができることはたくさんありますよ。
これから詳しく説明していきます。
メインクーンの寿命は少し短い
メインクーンの平均寿命は12~13歳、12.5歳などと言われています。
これは人間の年齢に換算すると60代後半~70歳ごろに相当します。
なんだかとっても短命ですね…。
一般的な猫の寿命は14歳前後だと言われており、長寿な子は20歳ごろまで長生きするともいわれています。
なんとギネスでは30歳の子がいたという話も…!人間でいうと170歳!?
人間換算するにしても、他の猫と比べてみるにしても、どっちにしろ寿命が短いことに変わりはないみたいです。
メインクーン、オス・メスや他の猫の寿命との比較
メインクーンの寿命に性差はあるのでしょうか。
メインクーンはメスの方がオスよりも長生きしやすいようで、平均寿命にも1年ほど差があります。
これはメインクーンに限った話ではないようで、他の種類であってもメスの方が長生きする傾向です。
人間と同じで、猫もメスの方がタフなのかもしれません…。
また、猫の平均寿命は14歳前後ですがその中でも長寿なのは雑種なのだそうです。
色んな種類の血が混ざっていた方が遺伝子的にも強くなるのかもしれません。
他にも、アメリカンショートヘアやスコティッシュフォールドなども長生きしやすい種類のようです。
寿命を延ばすためのコツ
飼っているメインクーンの寿命は、飼い方の工夫次第で長くなる可能性があります。
まずは、飼育環境を完全室内飼いにすることが第一です。
メインクーンだけでなく、どの猫においても野良猫より飼い猫、屋外に出す猫よりも室内飼い猫のほうが長生きします。
屋外では交通事故や他の野良猫・野生動物とのけんか、転落事故など非常に多くの危険が存在します。
特にペットショップやブリーダーから購入したメインクーンは外の世界を知りません。
上記のようなリスクも知らないので注意が必要です。
飼い主と一緒であっても屋外は危険があります。
目に見えない感染症によるものです。
人間がかからなくても猫にかかってしまう病気もありますし、小さな傷に細菌が入り込んで炎症を起こす可能性もあります。
このような危険は完全室内飼いによって回避することが可能です。
かわいいわが子のためにもぜひ守ってください。
寿命を延ばすための他の工夫としては、食事、運動、定期的な受診があります。
メインクーンをはじめ、猫の死因は何と言っても病気によるものが多いです。
そのため、病気にかからないような健康管理にも気を付ける必要があります。
例えば食事では、塩分や添加物の多く含まれたフードに気を付け、良質なたんぱく質やアミノ酸、ビタミンなどが含まれているものを選ぶようにします。
特におやつの食べ過ぎには注意してください。
だいたい安くておいしいフードは塩分量やカロリーが非常に高いものが多いです。
人間もファストフードに中毒性があるのと同じですね!
また、食事量や運動量を調整して、肥満にならないよう注意してください。
飼い猫を上から見下ろしたとき、背骨の周りにお腹の肉が付きすぎていたら注意です。
そして、定期検診や早めの受診も心がけることで病気の予防や早期発見につながります。
これらはメインクーンの寿命に非常に大きな影響を与えます。
メインクーンの寿命はどのぐらい?【まとめ】
他の猫と比べても寿命が短い方であるというメインクーン。
飼い主としては非常につらい気持ちになりますよね。
できるだけ長生きしてほしいし、できるだけケガや病気で苦しんでほしくないというのはみんな同じです。
この記事で紹介したように、メインクーンの健康を守るためにできることというのはたくさんありそうです!
メインクーンの健康長寿の秘訣について書きながら、猫だけでなく人間の健康にも当てはまる事ばかりだなと思いました。
飼い猫と一緒に飼い主自身も健康を維持し、元気で楽しい共同生活を長く続けていきたいものですね!